おがはまのつぶやき

ボケばばぁの独り言です。今後の老老介護ならぬ朗々介護目指し、
ボケ老人の扱い募集中です!

チャック取替え

2011-10-12 06:18:22 | Weblog
友人に採り立ての野菜を届けに行きました。玄関を開けると美人姉妹とお母さんがいます。すぐ帰ろうとしたら、頼みたい事があると言われました。何だろうど待っています。2階から防寒着3枚持って来ました。「チャック取替えお願いします」。見てみるとチャックのタグが塩で白くなって動きませんでした。震災で家から農機具か流されています。やっと見つけて、クリーニングをして大事にしておいた防寒着は、思い出がいっぱい詰まっています。余程のお気に入りか、思い出を大事にしたいかでしょう。塩水での車は聴いたことがありますが、チャックには驚かされました。アンモニアでもなるので、お客さんで、じいちゃんのズボンは良くあることで、我が家のじいさまとじゃんけんで負けた方が取り替えます(笑う)。お母さんは「わたしのはひとつもないの」と嘆いでいます。3枚ですから「じゃ、風呂敷にでも、、、」と言いましたら「風呂敷も無いの」と全て流されて、気落ちしておりました。結局ハンガーにつるしたまま、娘さんがわたしと一緒に届けてくれました。よそに預かって頂いている犬は、同じ名前のモモちゃんで、モモを可愛がってくれました。懐かしそうに愛しく声をかけています。いい娘さんに間違いありません。良き伴侶に巡り合って欲しいと思いました。お母さんは最低限の物があれば、後は何にもいらないと諦めています。彼女は明るい笑顔で話しかけてくれるので、わたしも深く引きずることはありません。でも、この先の課題は余りにも大きすぎると思いました。世の中全般ですが、明るい日差しが見えて来るよう祈るだけです。

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