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New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

25日目、佐賀・浪漫座

2009-11-23 01:45:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 福岡から佐賀まですぐに到着、天気が良くて暑いほどの気温である。

 今回、初めての鹿児島県と佐賀県で演奏したので、これで九州の全県を演奏した。こうなれば日本全県での演奏を目指すことにしたい。

 今日の会場は佐賀歴史民俗館にある浪漫座。NY郊外のカントリークラブ、ベア・マウンテン・インを思わせる重厚な木造りの西洋建築だ。素敵なグランドピアノが天井の高い室内に心地良く響く。

 近県や福岡からいらしてくださった方々もいてうれしかった。


佐賀に入りました


八坂神社にて、樹齢800年の樹


武家屋敷


浪漫座前で


浪漫座の外観


暗いけど、中と客席はこんな感じ


演奏中


2階から



24日目、福岡朝倉・時季のくら

2009-11-22 11:55:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 南端から北上5時間、到着したのは福岡県うきは市、旅館「復千香」の窓から清清しい筑後川のせせらぎが見える。

宿から車で5分、朝倉市に入り山の上にあるのが有機酢造りの会社「庄分酢」のビネガーレストラン、今年の4月にオープンしたての「時季のくら」である。何と!素晴らしいデザインなのであろう(写真を参照)。
 
 地元匠の技術を使った組子のドア、窓から見えるは大自然の風景、古くからお酢作りに使われていた樽も商品のレイアウトににうまく使って、なんとも素敵なレストランである。

 開店当初、ビネガーレストランとは珍しいとTV、雑誌などでも取り上げられて話題になり、ランチ1時間待ちという行列だったというのもうなずける。

 十四代目高橋一精(かずきよ)氏のモットーは「決して急がない、目先にとらわれない、古い蔵の中でじっくり発酵させる」、これは私の考えるジャズそのものを言い表しているではないか。

 当初、エレピでの演奏と聞いていたが、今日の美味しい食事と音楽の会の為にアップライトピアノを急遽、搬入してくださっていた。

 満席のお客様の中にはこの地域にホームステイしているアメリカ人とオーストラリア人の4人の高校生が受け入れ家庭の方々と共に来ていた。このような地元の人々と外国人の交流こそが、お互いの無知から来る人種差別や国同士の誤解を阻止できる本当に意義のある活動である。

 演奏後には有機酢や飲む酢、サラダ・ドレッシングなどを購入、東京に宅配する手続きをしてもらう。

 外に出たら雨も止んでいて、満天に輝く星々に皆でしばし見とれる。車のライトも消して真っ暗な中の星空を写真にはとても撮れず、お見せできないのが残念。


山の上に「時季のくら」が現れた!


外には池もある


夜の風景


窓の外は山


演奏中


「おじいさんの時計」を聴く子ども


14代目夫妻と留学生のデビッド


23日目、鹿児島指宿・薩摩伝承館

2009-11-21 11:07:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 今日の演奏は九州の南端に近い指宿(いぶすき)の白水館という巨大な旅館のレストランである。今日まで様々ご尽力下さった副社長・下竹原さんと高田さんが出迎えてくださる。

 今まで多くの所で泊まっているが、迷ってしまうほどの大きさの建物はここだけである。全室205部屋、今日は満室で600名以上の宿泊客との事。

 名物は「砂むし温泉」、専用の浴衣を着て横たわり、黒灰色の砂をかけてもらう。重たい、熱い・・のが徐々に良い気持ちへと移行する。10~15分で砂を払いのけて出てください、との説明がある。100m四方もある大きな砂場だ、そこからシャワーを浴びて、順路を伝って行く先にはとても大きな!遊園地のような大浴場がある。温泉の湯気の向こうに裸の男がたっくさん、これは壮観。

 眼鏡をかけて行かなければどこが出口か判らない。とにかく大きい。露天風呂から塩風呂まで各種ある。演奏後にも入れる夜中過ぎまでやっている方のお風呂もまた大きいのであった。

 隣接するのはこのホテルのオーナーが収集した美術品を展示している「薩摩伝承館」、これが平等院をモチーフにした壮大かつモダンな新築の建物。その明かりが周囲を囲む水に映って何とも美しいではありませんか。ここは皆さんが訪れる価値あり!です。

 伝承館のすばらしい展示物も、高田さんの説明を受けながらゆっくり拝見させて頂くことができた。

 そしてレストラン「フェニーチェ・ディ・アクアパッツァ」の食事が絶品!!広尾の超有名イタリアン・レストランから派遣されているシェフが見事な腕を振ってくれる。フォアグラの和牛巻き、海の幸の前菜、アールグレーの紅茶ジェラート、手作りジンジャーエール・・・何から何まで一流である。

 豚肉は先日演奏した「森小休」から取り寄せている、というから「美味しいネットワーク」が出来ている。

 そして素晴らしい料理を堪能されたお客様の食後には、我々の演奏が。

 「良い音楽で日頃のストレスの解消になりました。」という嬉しい感想を演奏後に頂戴する。


指宿への道中、桜島をバックに


これが「伝承館」。副社長下竹原さん、お世話になった高田さんと



ランチのアペタイザー


ランチのパスタ


ランチのメイン、ビーフ


ランチのメイン、魚


デザート


演奏中


客席の様子


22日目、熊本あさぎり町・やったろ館

2009-11-20 10:28:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 あさぎり町の石蔵「やったろ館」は町の人々の使える公共の施設だが、コンサートは初めての企画との事、今日の為に町民の方がピアノを寄付してくださった。

 普段は練習程度にしか使われていない石蔵が、テーブルや椅子を運び込み、テーブル上にはグラスやろうそく、おつまみまで用意してセッティング、ドリンクコーナーでは生ビールや熊本ならではの焼酎も提供して、すっかりジャズコンサートにふさわしい雰囲気となった。外には昨日急遽飾りつけたというクリスマス電飾。

 お客さんを集めるだけでも大変なのに、大勢の皆さんが、仕事の合間を縫って平日昼間から会場準備に駆けつけてくださって本当に感謝である。

 お陰で雨模様にも関わらず一杯のお客様。4歳の子供から上は60歳位まで、若い方も多い。お年寄りは夜は出てこないようである。

 「ルパン三世」や「シング・シング・シング」での皆さんの乗りも良い。「予算削減で、お祭りが無くなって・・・」というこの地域でのジャズ演奏会は、皆さんが集まって騒げる良い機会になったようだ。

 祭りとして地域の活性化に貢献できるコンサートになれれば本望である。


入り口にて


やったろ館の外観


こちらが控室として使った「やったろ館・蔵」


外のイルミネーション


テーブルもこのようにセットして


客席の様子


演奏中


エレピも駆使して演奏


21日目、宮崎・ホテルメリージュ

2009-11-19 23:10:00 | 2009年秋のジャパンツアー
 また島原港、熊本港を経てお馴染みの高速を南下すること4時間。会場は昨年も演奏させて頂いたホテルメリージュ宮崎。

 今年は初物ワイン、ボージョレヌーボーの解禁に合わせてのコンサート。前回にも増して150名のお客様で満員である。

 美味しい料理とワインで良い気分の皆さん、手拍子も小気味良く、後の方では踊りだす人もいるし、リクエストも多くて最後は「アンコール(アルコールでは無い)!」の「Take5」で賑やかに終了。途中飛び入りで歌も入り、楽しいコンサートとなった。

 夜食の後、宮崎のジャズの店「LifeTime」へ一人でブラリと訪れる。老舗のライブハウスの趣。

 ちょうどカリフォルニアから来て英語を教えているマイカ(アルト)と宮崎大ジャズ研部長(ベース)が演奏中だったので飛び入りで数曲。二人とも若々しい躍動感のあるプレーヤーでした。次回はここでも演奏したく思いました。


島原港にて


オーシャンアローフェリーの船内で売っていた「うまの鼻くそ」


満杯の客席


演奏中


ボーカのルカヨコさんも参加