一昨日から降り始めた雨、昨日はいったん上がったけれど、今日はまた断続的に降っている。
週間天気予報によると、明日から天気は回復するものの、来週の前半にはまた雨になるらしい。
昨日の奄美に続き、今日は沖縄でも梅雨入りした、とのこと。
今年の梅雨入り、平年に比べて早くなるのだろうか。
雨の日が続くと、庭に除草剤を撒くタイミングが図りづらくなるので、困る。
面倒だけれども、草むしりを地道にやっていくしかないのだろうか。
現代社会においては特に、自分名義の土地を広く持つことは、良いことばかりでもない。
昔みたいに、むしった草をそのまま裏庭で燃やす、ということも、できないから。
【きょうの記録】
ウォーキング:休み
体 重:57.2kg
さて、最終日。
ホテルでチェックアウトを済ませ、高松駅のコインロッカーに荷物を預け‥‥。
駅構内にある商業施設・COM高松にある、UCCカフェプラザで、モーニングを堪能。
高松駅前から中央通りへ出て、ひたすら南へと歩くこと、約25分。
栗林公園に、到着。
国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中でも、最大の広さを持つ庭園です。
入口を、正面から。
栗林公園は日の出とともに開園され、日の入りとともに閉園となります。
4月は、朝の5時半から開園、とのこと‥‥早っ。
券売機で入園券を購入し、いざ、入園。
相変わらずのピンボケぶりですが。
入園券を千切ったりハンコを打ったりされることなく、そのまま入園してしまったのですが、良かったのか?
係員さんの姿も見当たらないまま、その辺のおっさんみたいな人が、タメ口で"パンフレットもろた?"なんて声をかけてきたので、慌ててパンフを取った。
‥‥もしかしたら、その辺のおっさんみたいな人が、係員さんだったのか?
とりあえず、入園。
この時期に綺麗なのは、やっぱりツツジですね。
ツツジ、もう1枚。
石梁にて。
水面に、無数の浮草。
芙蓉沼の一角で、気持ちよさそうに歩くアヒル。
‥‥って、これ、レプリカですが。
芙蓉沼、夏には一面に蓮の花が綺麗に咲く、とのことですが、この時期は枯れ草のようなもの覆い尽くされていたので、写真は撮りませんでした。
群鴨池。
高松市街地のビルが、水面に映ります。
水面にビルが映る風景、個人的に好きなのです。
都会のオアシス、という感じがして。
少し広いところに出てきて、もう1枚。
花菖蒲もまだ開花していないので、花菖蒲園の傍のツツジを撮影。
以上、北庭回遊コースの模様をお伝えしました。
北庭回遊コース、パンフレットには所要時間・約40分とありましたが、結果的に15分ほどで回ってしまいました。
蓮や花菖蒲の開花時期だったら、もう少し時間をかけていたかも知れませんが。
続いて、所要時間・約60分とされている、南庭回遊コースへ。
国内外の皇室や貴族の方々が訪れられた際に植えられたという、お手植松。
ここは北庭回遊コースと重複している地点ですが、北庭回遊のときに普通に通り過ぎてしまっていたので、南庭回遊のときに撮影しました。
鶴亀松(百石松)。
凡人の私には、どの部分が"鶴"でどの部分が"亀"なのか、さっぱり分かりませんでした。
なんか、観たことがない形の松がある。
箱松、だって。
根上り樫。
肝心の根っこの部分が看板で隠れているという、痛恨のミスを犯してしまいました。
はてさて、またまた変わった形の松を発見。
屏風松と箱松だって。
さっきの写真の奥の背丈の高い松並木が屏風松で、手前が箱松かな?
"ほかには見られない本園ならでは~"って、確かに、こんな形の松、観たことがない。
梅林橋。
緑の中にある朱い欄干が、目を引きます。
梅林橋より、北湖を望む。
よく見ると、魚が泳いでいます。
ぼたん石と見返り獅子。
見返り獅子はなんとなく分かったけど、ぼたん石は結局分からんかった。
日暮亭。
土・日・祝日には、こちらで雑煮や抹茶を嗜むことができます。
この日は平日だったので、ご覧のとおり、閉まっていました。
香川県の雑煮は"あん餅雑煮"といって、雑煮に入っている餅の中にあんこが入っている、全国的にも珍しい雑煮です。
私はこの曲で、それを知りました。
‥‥さて、本題に戻ります。
西湖。
この一帯は、恐らく紅葉の頃が一番綺麗でしょう。
フジの花も、綺麗に咲いていました。
栗林公園の西側、西湖を隔てて石壁が続いています。
左端が、なんとなく濡れた感じになっていますが、水が流れていない。
‥‥と、いうことでした。
‥‥ん?なぜにこんなところにソテツ?
なるほど、薩摩藩からの贈与品だったんですね。納得。
鳳尾塢(ほびう)というらしい。
どうでもいいけど、"塢"なんて漢字、初めて見た気がする。
涵翠池(かんすいち)。
睡竜潭(すいりゅうたん)と慈航嶼(じこうしょ)。
西湖の南端にあたるこの辺の池だまりを睡竜潭といい、その中の島を慈航嶼といいます。
中の島までは津筏梁(しんばつりょう)という橋を渡って行くことができます。
幅が狭くてややスリルがありますが、せっかくなので渡ってみます。
慈航嶼からみた、小普陀(しょうふだ)。
室町時代に作られた築山で、栗林公園はここから始まったといわれています。
本来はもっと広範囲に大小の石が積まれているのですが、この日は作業員さんがこの辺一帯を草刈り作業中で、作業員さんが写り込まないように撮ったため、中途半端な感じになってしまいました。
慈航嶼から到岸梁(とうがんりょう)を渡ると、小普陀のある方へと行くこともできます。
今回はそのままバックし、津筏梁を渡って元の道に戻ります。
青空に映える、松の木。
大正天皇のお手植松、でした。
南湖。
中央に見える島は、楓嶼(ふうしょ)。
なんとなく、木漏れ陽。
緑色の楓というのも、それはそれでオツなものです。
こちらの島は、天女嶋(てんにょとう)。
またまた、意味もなく、木漏れ陽。
橋が見えてきました。
偃月橋(えんげつきょう)。
それにしても、栗林公園にある島や橋、難しい読みのものが多いです。
もっとも、栗林公園自体、"くりばやし"ではなく"りつりん"なので、難しいといえば難しいけど。
橋の反対側からも撮影。
途中でほかのお客さんが来たため、角度を斜めにして撮りました。
偃月橋の真ん中から、西方を望む。
正面にある島は、杜鵑嶼(とけんしょ)です。
吹上。
栗林公園の南東側にある湧水で、ここから園内の湖や池に向かって水が流れています。
水の湧き出る様子を撮りたかったのですが、イマイチよう分からん。
実際に訪れてみないと分からないかも。
鶏林石。
飛来峰から、南湖を望む。
栗林公園、ミシュランガイドの三つ星施設にも選ばれているそうです。
飛来峰を下り、再び偃月橋を撮影。
恋ツツジ、だって。
先ほど、偃月橋の上から何気なく撮影した杜鵑嶼ですが、よく見ると、確かに正面にハートの形をしたツツジがありますね。
しかし、偶然というか、剪定作業をした人が密かに狙って形作ったのではないかと、思わないでもないのですが。
迎春橋。
南湖と北湖を結ぶ水路に架かる橋です。
また別の角度からの南湖。
南庭回遊コースは、南湖をU字型に回るコースとなっています。
南湖を遊覧する和船の姿が見えます。
根上り五葉松。
こちらも人が映り込まないように斜めに撮ったので、全体を入れきりませんでした。
涵翠池。
ここも、先ほどとは反対側からの撮影となります。
揚橋。
先ほどの迎春橋と同様、南湖と北湖を結ぶ水路に架かる橋です。
木に隠れてよく見えませんが‥‥。
昔、和船が南湖と北湖を行き来する際、この橋を揚げて通していたそうですが、現在では揚げることができなくなったため、和船は揚橋の袂から南湖へ向けてのみ出るようになった、とのこと。
芙蓉峰という小高い丘から、北湖を望む。
こう見ると、梅林橋、確かに朱色が映えますね。
もう一枚。
飛来峰や芙蓉峰は階段状になっているので、スニーカーとかの方がいいかも。
私が履いていたウォーキングシューズ、足裏が若干滑りやすい素材でできているので、足元が若干心許なかったです。
以上、南庭回遊コースの模様をお伝えしました。
南庭は季節に関係なくそれなりに見所があり、見て回るのに50分ほどかかりました。
さて、どう帰るか。
来た道を帰るのは、やはり面白くない。
ということで。
またもや、意味もなく木漏れ陽なんぞを撮影しつつ。
北門へと出てきました。
栗林公園北口駅。
北門を出て、250mほどの所にあります。
神社の鳥居の隣に入口があるという、珍しい駅。
階段を上ります。
栗林公園北口駅の駅名標。
ホームが一本あるだけの、無人駅。
トイレもありません。
こちらは徳島方面。
高松方面を望む。
栗林公園北口駅に停車するのは普通列車のみで、特急はもちろん通過していきます。
ただし、列車の通過時刻についての案内板はあるものの、通過列車の案内放送などはないため、注意が必要です。
ここでも列車の写真を撮ったものの、ブレ方が半端なかったので、やむなくボツにしました。
‥‥今回だけで70枚もの写真を紹介した訳ですが、最終日、まだまだ続きます。
写真を撮るのはいいけど、纏めるのも結構大変だ。