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ロシア、東の国境の強化に乗り出す

2014年02月26日 | 国際 ロシア
25.02.2014, 18:07
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истребитель Су-27 аэродром Чкаловск

 
Photo: RIA Novosti

ロシア国防省は東部軍管区の飛行場の補修を開始した。まずは中国と国境を接するザバイカル地方の「ステップ」飛行場の復旧だ。合わせて軍用インフラが複合的に整備される。ステップのあとはその他の飛行場にも順次着手される。

    ロシア国防省はロシアの東の国境線の強化に乗り出している。課題は深刻だ。ロシア軍の極東における戦力は適切なメンテナンスを受けることなく、いまや一部 の地区で防御力が不十分になっている。たとえば、2010年に、シベリア軍管区が編成を解かれた。結果、ステップ飛行場の人員は撤収し、大型航空機75機 を受け入れ可能な飛行場は、以後3年間放置されている。同様の状況が、アムール州や沿海州の軍用飛行場にもある。

    ロシアの東の国境の防衛のために、軍用機の基地を整備することは戦略的に重要だ。過ちを修正する時がきた、と地政学問題アカデミー総裁、レオニード・イワショフ氏は語る。

    「極 東やザバイカルの飛行場網は、絶対に整備せねばならぬ。国防省指導部は国防強化の必要性を意識している。自ら武装を解除することをもって世界全体の軍事 的・政治的状況に影響を及ぼすことに全ての期待をかけるなど、間違っている。今日、軍事的性格の脅威が、減るどころか増えている。ロシアの東の隣人たちは こぞって軍備を拡張している。中国は言うに及ばず、日本でさえ、これまでの憲法による制限を踏み越え、軍隊を持とうとしている。その軍隊は、もし核兵器を 考慮から外せば、ロシアの力を超えるものとなる。さらに、極東地域には10万を超える米兵がいる。米国のMDも展開しつつある。こうした事情から、私は、 ロシアの国境を強化する取り組みには、諸手をあげて賛成する」

    ステップ飛行場の復旧作業は1月に始まり、2015年11月1日には終わることになっている。国費から78億ルーブル(2億3000万ドル)が拠出され る。装いを新たにした飛行場は、現代的な必要を十分に満たすものとなる。面積そのものも増大するし、最新の照明・無線装置が設えられる。

    国防省のプランは壮大だ。飛行場のピンポイント補修にとどまらず、グローバル規模の軍用飛行場網を構築する。特に国内の僻地に力が入れられる。先に、ザポ リャーリエやチクシの飛行場が補修される、との発表があった。さらに、ポリャールヌィ・ウラル西麓のヴォルクート飛行場の補修についても命令が下されてい る。

    総費用は巨大なものとなる。しかし、概して、ロシアは国防のためなら金を惜しまぬ、という決定を下したようだ。今後3年間で国防費は44%増大する。 2013年の国防費が680億ドルであった。これが2016年には980億ドルになる。この予算はすでにガスドゥーマ(議会下院)で承認済み。今後数年の 国防費でロシアは米・中に続き世界第3位を占めることになる。



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