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新たな潜水艦を開発するロシア

2014年06月29日 | 国際 ロシア
3月 23 , 14:04
新たな潜水艦を開発するロシア

   ロシアでは、新たな潜水艦「カリーナ」型プロジェクトがスタートした。

   潜水艦「カリーナ」型シリーズは、潜水艦677「ラーダ」型プロジェクトにかわって建造される見込み。ロシアの海軍のチルコフ総司令官が記者団に発表した。

   ロシア分析戦略技術センターのカシン専門家は、新たな潜水艦「カリーナ」型の開発によって、露中の軍事技術協力の枠内で中国側に提供されているロシアの潜水艦技術の方向性が拡大される可能性があるとの見方を示している。

   チルコフ氏によると、「カリーナ」型は、新たな非大気依存推進装備潜水艦となる。なお、「カリーナ」に関する別の詳細は一切伝えられていない。

   ロシアは現在、潜水艦677「ラーダ」型の建造と潜水艦636「キロ」型の改良を並行して行っている。これは、「ラーダ」型潜水艦の非常に複雑な技術的 構造と関係している。「ラーダ」型潜水艦は、未だに「サンクトペテルブルグ」と命名された1隻しか建造が完了していない。「サンクトペテルブルグ」は 2010年から試運転されたが、多くの技術的問題が発覚したため、プロジェクトは大きく修正され、「サンクトペテルブルグ」は改良された。「サンクトペテ ルブルグ」は今年、艦隊に正式に配備される計画。なお「ラーダ」型潜水艦2隻が起工されており、そのうちの1隻には、ロシアで初めて非大気依存推進が搭載 される。「ラーダ」型潜水艦は、自動制御システム、射撃統制システムを備えるほか、ソナー対策として静粛性が向上し、新たなエンジンも使用される。

「キロ」型潜水艦の改良版となる6隻の潜水艦は、ロシア黒海艦隊に配備される計画。これらの潜水艦には、対地巡航ミサイル「カリブル」が搭載される見込みだ。

   ロシアは「ラーダ」型と「キロ」型潜水艦の輸出も提案している。「キロ」型潜水艦はベトナムへ供給されており、「ラーダ」型については、インドおよび中国と交渉が行われている。

な お、「カリーナ」型潜水艦の起工時期は不明。設計では、「ラーダ」型潜水艦の経験が考慮されるのは明らかだろう。ロシアの非大気依存発電装置の技術によ り、潜水艦の艦内で水素を貯蔵しなくてもすむようになる。「ラーダ」では、このような技術が潜水艦の一部に用いられるだけだが、「カリーナ」では標準装備 される。

   非大気依存発電装置の技術が向上し、パトロール中に潜望鏡深度まで上昇する必要もなくなるかもしれない。また、潜水艦のステルス性や水中音響システムも向上するはずだ。

   新たな潜水艦の開発により、ロシアと中国の軍事協力の展望がさらに開かれる。中国はロシアから計12隻の潜水艦を購入した。それ以来中国は、自国のディーゼル・エレクトリックセンス潜水艦の建造で大きな成果を遂げている。

   なお少なくとも現在、「ラーダ」型潜水艦改良版の4隻の供給について話し合いが進められている。中国は潜水艦の建造で進歩を遂げたものの、まだロシアの 潜水艦に後れを取っているのは明らかだ。新世代潜水艦に関するロシアの技術がさらに中国へ提供される心配が浮上するが、次世代潜水艦プロジェクトが事実上 整えば、ロシアが海軍軍備市場における地位の低下を恐れることはなくなるだろう。

   近いうちにも東シナ海および南シナ海は、潜水艦の稼働にとって最も複雑で危険な海域へと様変わりする可能性がある。米国と日本と対立した場合の自国のチャンスを高めるため、中国には技術支援が必要になるかもしれない。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_03_23/270079740/



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