ココアボールが覗いてる(2006年5月)
昔のチュンは、昼間は部屋の中を飛び回って
過ごしていた
自由でいいのだが、ひとつ難点があった。
夜はカゴの中でお休みになるが
なかなかカゴに入らない時がある。
若い頃は特に、まだまだ遊び足りないのか
興奮していつまでも飛び回っていた
「チュンちゃん、いい加減で入りなさい」
「何でカゴに入らなあかんのや」
ヒートアップすると、こんなやり取りが
繰り広げられていた
このチュンの行動を「頑張り大会」と呼んでいた
「チュンちゃん、頑張り大会せんと寝なさい」
このフレーズが日常語になっていた。
鳥にとって、夜明けと同時に起きて日暮れと
ともに寝るというリズムは非常に大事なのだ
子供の頃、夜更かしをして黒スズメになった
事があり、それ以来気を遣っていたが
当のチュンには、知ったことではない