2016年6月30日のチュン(羽ヅヤ良く、肥えている)

お母さんの手の上で寛ぐ。顔が幼い(2006年5月)

チュンがガレージに出入りするようになって
もうすぐ1年になる。

最初は1羽で来ていたが、家族で来るようになり
今では「町内会御一行様」でやってくる

イチョウに並んでいる「御一行様」を見てお母さんが
「皆、羽ヅヤがええし肥えてる」

「そりゃそうや。毎日あんなにご飯食べてたら
　元気になるわな」

人間はそれほどご飯を食べていないのに、炊いても
すぐに無くなってしまう

もちろん犯人はチュンだ。
人間より、たくさん食べているのではなかろうか

そのうち「○○産のコシヒカリ」と指定してくるかもしれない

2016年6月26日のチュン(ツバメ界の有名人)

緑がよく似合うむっちゃん。既に立派である。
(2007年6月9日)

向かいのツバメの子は、すっかり独立し
親とは別行動になったようだ。

外の世界で、新しい仲間も出来ただろう

「僕ら、巣が無くなってザルの巣で育ったんや」
「向かいのおばさんが、面倒見てくれたんやけど
　かなり変なんや」
「朝早くに来て、まだ寝てるのに演説するんや」
「昼間も度々来て、同じことばかり言うんや」

「その人知ってるわ。感じ悪いので有名やで」
「好意的やし、ええんやけどな」
「おばさんやのにお姉ちゃんて、やっぱり変や」

きっと、仲間とこんな会話をしているに違いない

2016年6月23日のチュン(The ココアバトル)

「お兄ちゃん何してるんやろ」(2007年6月9日)
カゴのチュンを見つめるむっちゃん。

ハト対策のため、2階がメインのエサ場になり
もうすっかり慣れたようだ。

そして、2階でもケンカをするようになった

昨日も窓辺でつつき合いのケンカをしていた

部屋の中から見ると、2つのココアボールが小刻みに
動いている。名付けて「The　ココアバトル」だ

「チュンちゃんはケンカが好きなん」
「そういう習性やろ」

いずれにしても、怒りっぽいのは間違いない

2羽のツバメが、また向かいの家に出入りしている

子供とは別行動になったようだ。
第2弾が楽しみだ

2016年6月21日のチュン(よく肥えている)

体重測定中。ちょっとザウルスチックだ。


20gはスズメにしては、おデブの部類である
(2010年6月14日)

チュンが肥えているのは元々だが、最近ますます
肥えてきたような気がする

それもそのはずで、とにかくよく食べる

近くで見ているらしく、ご飯をやるとすぐに飛んできて
あっという間に食べてしまう

以前は1時間おきで十分だったが、最近はそれでは
とても追いつかない。

ご飯がないとすぐに怒るのだ

よって、チュンも相方もよく肥えている

1日に何度も階段の上がり下りをするので、お姉ちゃんは
逆にスリムになるかもしれない

物は考えようである

2016年6月19日のチュン(やっぱりイチョウがええ)

メザシ状態で並んでいたのが立派になったものだ。
(2016年6月4日)

昨日は毎月恒例の「ザウルスの日」
そして6月20日「ツバメのむっちゃん巣立記念」

さらに今年は、向かいのツバメの巣立と、残念ながら
飛べなかった末っ子が、強くなって帰って来るように
願いを込めて、手巻き寿司パーティーをした

一度にたくさんの記念日がやってきた。
欧風堂のバームクーヘンもあり、豪華である

パーティーが一段落して外に出てみると、なんとイチョウに
ツバメがいたちゃんと4羽そろっている。

「ツバメちゃん戻ってきたん」

そして今日もまた、夜の7時頃になると皆でイチョウに
集まってきた。

今日は親ツバメも一緒に来て、6羽で飛んでいた。
一家勢ぞろいだ

やっぱりイチョウの木が居心地が良かったのだろうか

ツバメが近くに居るのは嬉しいが、雨の時もあるし
せめて軒下で寝てほしいものだが

2016年6月18日のチュン(人間より賢い)

5羽揃った最後の写真(2016年6月15日)

あれから4羽のツバメは、イチョウの木で寝る
ことはなかった。

よく考えてみると、あれは亡くなった末っ子に
お別れにきたのではないか。

気持ちの整理をして、越冬隊に行くためだったの
ではなかろうか。

そうでなければ、あんな雨の中、一晩中じっと
しているわけがない。


4羽の様子を見ると、何もかもわかっているのだ

まだ巣立ったばかりなのに、出来すぎた子達だ。
下手な人間よりずっと賢い。


この子達なら、絶対に大丈夫だ

「あんたらは、来年ここに帰ってきて所帯持つんやで」
「家のガレージに、いくつ巣作ってもええで」

今から楽しみにしている2人である

2016年6月16日のチュン(僕ら巣立ったで)

巣立ちの報告に来た4羽。いつまでも動こうとしない。
(2016年6月16日)

昨日の夜7時過ぎのことだ。

お姉ちゃんが帰ってきて、ドアを開けようとしたら
上のほうで「チチッチチッ」と声がした。

チュンとは違うし、ツバメの声のようだが・・・

上を見ると、イチョウの枝先にツバメがいる
全部で4羽いる。

間違いない。あのツバメの子達だ。
「僕ら巣立ったで」と報告しに来たのだ


雨が降っているのに、枝先にじっとしている。
「もう暗いし、雨やから軒下に入りなさい」

何度言っても動こうとしない。
身じろぎもしないというのは、こういう事だ。

もしかしたら、末っ子のむっちゃんジュニアが
兄弟を呼んだのかもしれないなぁ。

末っ子が飛べなかったことも、何もかも分かっているのだ。

夜10時頃になっても、ずっとイチョウにいるので
そこで一夜を過ごしたのだろう

気になって、今朝5時頃見に行くと、1羽が電線にいて
それから3羽がやってきて、皆で飛んで見せてくれた

何と賢い子達なのだろう
こんな不思議なことが、実際にあるのだ。

お母さん曰く「意外と普通にある事かもしれんで。
現代人はそれに気付かんだけや」

これは「ツバメの恩返し」かもしれんなぁ

2016年6月15日のチュン(残念ながら)

最後の1枚となった末っ子の写真(2016年6月15日)


残り2羽のうち、1羽は巣立ったが、もう1羽は
亡くなってしまった

親が呼びに来て、飛ぼうとして下には下りるが
飛びあがれない。

歩道をウロウロしているところを、お姉ちゃんに
発見され、巣に戻すが、また歩道に出てくる。
その度に巣に戻してやる。

今日は交代で見張りをしよう

親が何度も呼びたて、そのうち3羽が巣の周りを
旋回して呼ぶが、飛びあがれず下に降りるばかりだ。

そして、歩道に出たのを戻そうとしたのだが
信号が赤で間に合わず、車に当たって亡くなってしまった

捕まえた時にずい分軽かったし、足に力がない。
右目も少し変で、弱い子だったのだろう
立派に育つのは難しいものなのだ。

今度は強く生まれ変われるよう「むっちゃんジュニア」
と名付け、写真と花を飾った

残った4羽は、その後は巣に戻らず、親と一緒に
過ごしているのだろう。

この4羽は無事に巣立って、また来年帰ってくるはずだ

2016年6月14日のチュン(鳥より早起き)

巣立ち前の2羽が寄り添っている。
顔は偉そうなのに、まだ飛べない(2016年6月14日)

ツバメの番がすっかり日常化したお姉ちゃん。

夜明けと同時に起きる生活にも慣れ、すっかり
早寝早起きの習慣がついた

朝一番にツバメの巣を見に行く。
たいていは後ろ向きに寝ている。


「お姉ちゃんの方が早起きやで」

4時半頃になると、親ツバメがやってくる。
どうやら、巣立ち前は別々に寝るらしい。

チュンもその頃にやって来る

鳥よりも早く起きるお姉ちゃん。
早起きは気分がいいし、朝の時間をゆっくり
過ごすことができる

しかし、お母さんは相変わらず寝坊である

2016年6月11日のチュン(3羽でケンカする)

偉そうにして、今にも飛びそうだ。


親が来ると一斉に口を開ける（2016年6月11日）

このところ、ずっとツバメの話題だったので
久しぶりにチュンのことだ。

今のチュンはよくケンカをするが、この間は何と
3羽が歩道でケンカをしていた

それも、けっこう長い時間だ。
3羽がグルグル回りをしながら、つつき合う
そのうち1羽が去り、もう1羽も去り、ようやくおさまった。

エサの取り合いか、恋愛絡みか、よく分からないが
かなり激しいバトルを繰り広げていた

チュンはケンカが好きなのだろうか。
ジャイアン的な性格は、いつまでも変わらない。