赤い金魚が亡くなって2週間近くになる。
残された一匹は、赤い金魚の眠る方に頭を向け
じーっ、としていたが、ここ数日前から
少し水槽の中を泳ぎまわるようになった。
動きも少し活発になってきた。
皮膚の艶も良くなってきたようだ。
しかし、どうしても赤い金魚の方の水槽の縁を
泳いでいる。残されたものはつらい。
後期高齢者と言われているチュンは、花子ちゃん探しを
諦めていないらしく、今日などは、ピーチュルチュル、と
トンビの鳴き声を発していた。
良く眠った朝は殊に元気で、ケケケーッ、チュルチュル、
ピーチュルチュル、と飛びまわっている。
本当に花子ちゃんが来てくれるといいのだけど、
こればかりは連れてくる訳にはいかないし。
「十姉妹はどうでしょう、同じスズメ科だし」、と
言って鳥博士に笑われたことがあるが・・・・
何でもいいから花子ちゃん来てえぇぇ、の心境だ。
残された一匹は、赤い金魚の眠る方に頭を向け
じーっ、としていたが、ここ数日前から
少し水槽の中を泳ぎまわるようになった。
動きも少し活発になってきた。
皮膚の艶も良くなってきたようだ。
しかし、どうしても赤い金魚の方の水槽の縁を
泳いでいる。残されたものはつらい。
後期高齢者と言われているチュンは、花子ちゃん探しを
諦めていないらしく、今日などは、ピーチュルチュル、と
トンビの鳴き声を発していた。
良く眠った朝は殊に元気で、ケケケーッ、チュルチュル、
ピーチュルチュル、と飛びまわっている。
本当に花子ちゃんが来てくれるといいのだけど、
こればかりは連れてくる訳にはいかないし。
「十姉妹はどうでしょう、同じスズメ科だし」、と
言って鳥博士に笑われたことがあるが・・・・
何でもいいから花子ちゃん来てえぇぇ、の心境だ。
お母さんはカタログ作りのため、朝から3階に
上がりっぱなし
午後からもお客さんがあり、ほとんど2階に
いなかった。
相変わらずお姉ちゃんは「サブちゃんチック」
だの「いかりや」だの感じ悪い。
ご飯の時は「優しいお姉ちゃんが
タマゴご飯あげる」
ピーナツを食べれば「千葉産の378円のやで」
水を飲めば「浄水ポットで濾した美味しい水やで」
心休まる時がない。
「お母さん早う下りてきて」と祈るような気持ち
だったことだろう。
夕方5時近くなって、ようやくお母さんが下りて
きたが、もう寝る時間。
今日はチュンにとって「つまらん」1日だった。
寝る前にお母さんに「明日は一緒に遊ぼうね」と
なだめられていた
上がりっぱなし
午後からもお客さんがあり、ほとんど2階に
いなかった。
相変わらずお姉ちゃんは「サブちゃんチック」
だの「いかりや」だの感じ悪い。
ご飯の時は「優しいお姉ちゃんが
タマゴご飯あげる」
ピーナツを食べれば「千葉産の378円のやで」
水を飲めば「浄水ポットで濾した美味しい水やで」
心休まる時がない。
「お母さん早う下りてきて」と祈るような気持ち
だったことだろう。
夕方5時近くなって、ようやくお母さんが下りて
きたが、もう寝る時間。
今日はチュンにとって「つまらん」1日だった。
寝る前にお母さんに「明日は一緒に遊ぼうね」と
なだめられていた
日曜日、お母さんは宝塚教室へ行く途中の
公園でスズメにパンをあげるのがお決まりに
なっている。
今日もパンをやっていると、後から大きな声で
「チュンチュン」と聞こえる。
その声はチュンにそっくりで「お腹空いた!
パンちょうだい!!」と言っている。
お母さんは、よそのスズメのチュン語も
ちゃんと理解できるのだ
パンを撒いてやると、逃げもせずにガツガツと
ものすごい勢いで食べていた。
すぐにもう1羽が来て、一緒に食べていたが
その食べっぷりは、チュンをはるかに超える
ものだった
少なくとも、チュンの3倍は食べている
お姉ちゃんは「チュンの親戚と違うか」と
言っていたが、仕草、表情、鳴き方、どれも
チュンに似ていた。
本当に親戚だったりして
公園でスズメにパンをあげるのがお決まりに
なっている。
今日もパンをやっていると、後から大きな声で
「チュンチュン」と聞こえる。
その声はチュンにそっくりで「お腹空いた!
パンちょうだい!!」と言っている。
お母さんは、よそのスズメのチュン語も
ちゃんと理解できるのだ
パンを撒いてやると、逃げもせずにガツガツと
ものすごい勢いで食べていた。
すぐにもう1羽が来て、一緒に食べていたが
その食べっぷりは、チュンをはるかに超える
ものだった
少なくとも、チュンの3倍は食べている
お姉ちゃんは「チュンの親戚と違うか」と
言っていたが、仕草、表情、鳴き方、どれも
チュンに似ていた。
本当に親戚だったりして
「チョキーーピィーチョキピーーーー」
今日も朝からにぎやかだ。
この「チョキーピーー」はチュンが
独自開発した鳴き方である。
どうやって考えついたのか、想像もつかないが
数年前から、春になるといつもこの鳴き方をする。
ツバメのむっちゃんは、我が家にいた頃
チュンの鳴き声を真似していた
椅子の背もたれに止まって「クックッケキョッ」
とやっていたのだ。
最初はなかなか上手くできなかったのだが
巣立ちの前日は、バタバタと部屋を飛び回り
「チョキーケキョ!」と、見事にチュンの
鳴き声をマスターした
巣立ってから仲間に変なツバメと思われて
いただろう。こんな珍しい鳴き声を
独自開発するチュン。
その頭の中は、一体どうなっているのだろうか
チュンの真似をするツバメ
今日も朝からにぎやかだ。
この「チョキーピーー」はチュンが
独自開発した鳴き方である。
どうやって考えついたのか、想像もつかないが
数年前から、春になるといつもこの鳴き方をする。
ツバメのむっちゃんは、我が家にいた頃
チュンの鳴き声を真似していた
椅子の背もたれに止まって「クックッケキョッ」
とやっていたのだ。
最初はなかなか上手くできなかったのだが
巣立ちの前日は、バタバタと部屋を飛び回り
「チョキーケキョ!」と、見事にチュンの
鳴き声をマスターした
巣立ってから仲間に変なツバメと思われて
いただろう。こんな珍しい鳴き声を
独自開発するチュン。
その頭の中は、一体どうなっているのだろうか
チュンの真似をするツバメ
スズメの特徴のひとつは、首のネクタイである
最近、チュンのネクタイが大きくなっている。
色も黒々として、なかなか立派である
オスのネクタイは元々太いが、年齢により
大きくなっているのだろう。
昔の写真を見ていると、ネクタイも小さく
色も薄くて幼い感じがする。
チュンのチャームポイントは、翼の白いお羽と
クリンとしたつぶらな瞳(締まりのない目)
そして新たに、立派なネクタイが加わった
お姉ちゃんに言わせれば「高齢者になった証拠や」
ということだが
《うめさん》
す~太ちゃんもお元気で何よりです
チュンも1日中、よく飛び回ってますよ。
そして大きな声でよく怒ります。
そうやって飛び回り、大きな声が出るのも
健康な証拠。とても喜ばしいことだと思います
最近、チュンのネクタイが大きくなっている。
色も黒々として、なかなか立派である
オスのネクタイは元々太いが、年齢により
大きくなっているのだろう。
昔の写真を見ていると、ネクタイも小さく
色も薄くて幼い感じがする。
チュンのチャームポイントは、翼の白いお羽と
クリンとしたつぶらな瞳(締まりのない目)
そして新たに、立派なネクタイが加わった
お姉ちゃんに言わせれば「高齢者になった証拠や」
ということだが
《うめさん》
す~太ちゃんもお元気で何よりです
チュンも1日中、よく飛び回ってますよ。
そして大きな声でよく怒ります。
そうやって飛び回り、大きな声が出るのも
健康な証拠。とても喜ばしいことだと思います
ツバメのむっちゃん夫婦が帰ってきた。
「おかえり!!よく帰ったねえ」、と
頭をナデナデしてやりたい気分だ。
思えば、最初にツバメの子が来てから4年目に
なるのだ。最初の子は、8月16日の大文字の送り火
の日に拾われてやってきた。
10月8日に無くなったが、これまで生きたのが奇跡だ、
と言われるほど弱い子だった。
次の年、駅でヂッ、ヂッ、と鳴いていたのが
むっちゃんで、逞ましい子で3週間ほどで
ツバメの仲間入りをして飛び立って行った。
翌年、このむっちゃんがお嫁さんを連れて帰り
挨拶に来た。最初の5羽の子供たちがカラスに
襲われるという悲しいことがあったが、二番目の
子供たち2羽を立派に育て、越冬隊に行った。
4年目になる今年は1週間ほど前に帰ってきたようで
「帰ったよ~!!」、とお姉ちゃんの前を飛んで行った。
今年の子供たちは全員無事に巣立つことだろう。
1年目と2年目のツバメは、チュンと一緒に
生活していたが、チュンは嬉しくなかったらしく
尖った声で鳴いていた。時には、見つからないように
身を隠したりもしていた。よって「お兄ちゃん、遊ぼう~~、
言うてもろうたのにあんたはワガママや」、と
今でも折にふれては怒られている。
「おかえり!!よく帰ったねえ」、と
頭をナデナデしてやりたい気分だ。
思えば、最初にツバメの子が来てから4年目に
なるのだ。最初の子は、8月16日の大文字の送り火
の日に拾われてやってきた。
10月8日に無くなったが、これまで生きたのが奇跡だ、
と言われるほど弱い子だった。
次の年、駅でヂッ、ヂッ、と鳴いていたのが
むっちゃんで、逞ましい子で3週間ほどで
ツバメの仲間入りをして飛び立って行った。
翌年、このむっちゃんがお嫁さんを連れて帰り
挨拶に来た。最初の5羽の子供たちがカラスに
襲われるという悲しいことがあったが、二番目の
子供たち2羽を立派に育て、越冬隊に行った。
4年目になる今年は1週間ほど前に帰ってきたようで
「帰ったよ~!!」、とお姉ちゃんの前を飛んで行った。
今年の子供たちは全員無事に巣立つことだろう。
1年目と2年目のツバメは、チュンと一緒に
生活していたが、チュンは嬉しくなかったらしく
尖った声で鳴いていた。時には、見つからないように
身を隠したりもしていた。よって「お兄ちゃん、遊ぼう~~、
言うてもろうたのにあんたはワガママや」、と
今でも折にふれては怒られている。
チュンのチャームポイントは沢山あるが
その一つが「つぶらな瞳」、、、というより
「丸い目」、だ。
つやつやした黒く丸い目がくるっとしている。
この目で見られると、どんな場合でも、誰でも
「はい、チュンちゃん」、となること必定だ。
しかし「きりっ!」、とさには欠ける。
お姉ちゃんに、とろんとしている、と言われる
所以だ。
目は口ほどに物を言い、という言葉があるが
チュンの目もその通りで、無邪気に遊んでいる時は
実にあどけなくかわいい。
これが一旦、ケケケッ、と怒りだすと目が飛び出る
のではないかと思えるほど表情が変わる。
眠い時は、上瞼と下瞼が今にもひっつきそうな
お馴染みの目になっている。
お母さんは忙しい中にもこうしてチュンを見守って
いるのだ。母は偉大だ。(お母さんのPR編)
その一つが「つぶらな瞳」、、、というより
「丸い目」、だ。
つやつやした黒く丸い目がくるっとしている。
この目で見られると、どんな場合でも、誰でも
「はい、チュンちゃん」、となること必定だ。
しかし「きりっ!」、とさには欠ける。
お姉ちゃんに、とろんとしている、と言われる
所以だ。
目は口ほどに物を言い、という言葉があるが
チュンの目もその通りで、無邪気に遊んでいる時は
実にあどけなくかわいい。
これが一旦、ケケケッ、と怒りだすと目が飛び出る
のではないかと思えるほど表情が変わる。
眠い時は、上瞼と下瞼が今にもひっつきそうな
お馴染みの目になっている。
お母さんは忙しい中にもこうしてチュンを見守って
いるのだ。母は偉大だ。(お母さんのPR編)
今月の15日に二匹のうちの一匹、赤い金魚が
亡くなって1週間近くになる。
その夜はパニック状態で、赤い金魚を探し回る
ように水槽を泳ぎ回っていた残された一匹だが
翌日からは、赤い金魚の眠る方に顔を向けたまま
じ~っとしていることが多い。
今日も一日ほとんどその状態で、時たま尾ひれを
動かさなければ、大丈夫?と思えるほどだ。
「金魚ちゃん、お母さんがいるからね」
「金魚ちゃん、お姉ちゃんがいるからね」
水槽の前で、声をかけてやる。
チュンは今日も突如、「ケケケケッ~!!」と怒りだしては、
「チュンちゃん、誰も何も言うてないのにどうしたん??」
と皆を驚かせていたが、元気が何より、とお母さんに弁護されていた。
チュンは元気なだけで親孝行なのだ。
亡くなって1週間近くになる。
その夜はパニック状態で、赤い金魚を探し回る
ように水槽を泳ぎ回っていた残された一匹だが
翌日からは、赤い金魚の眠る方に顔を向けたまま
じ~っとしていることが多い。
今日も一日ほとんどその状態で、時たま尾ひれを
動かさなければ、大丈夫?と思えるほどだ。
「金魚ちゃん、お母さんがいるからね」
「金魚ちゃん、お姉ちゃんがいるからね」
水槽の前で、声をかけてやる。
チュンは今日も突如、「ケケケケッ~!!」と怒りだしては、
「チュンちゃん、誰も何も言うてないのにどうしたん??」
と皆を驚かせていたが、元気が何より、とお母さんに弁護されていた。
チュンは元気なだけで親孝行なのだ。
近頃、頻繁に甘えた声を出すようになった。
朝、カゴの中で「チッチッ(なぁ早う起きてぇ)」
パソコンの前で「チッチッ(お母さんこっち来てぇ)」
佐藤さんにミルワームをもらう時「チィチィチィ
(白くて柔らかいのやでぇ)」
今までこんな声はしなかったのだが、ミルワームを
もらう時に「チィチィ」言うようになって、味を
しめたらしい。
スズメとは思えない、とても可愛い声だ
お母さんと佐藤さんは
「チュンちゃんヒヨコになったん」
お姉ちゃんは
「年取ると子供返りするんと違うか」
超ウルトラお怒りザウルスモードの時とは、似ても
似つかない別人(鳥)で、あまりにも可愛らしい声に
人間はつい騙されそうになるのだ。
朝、カゴの中で「チッチッ(なぁ早う起きてぇ)」
パソコンの前で「チッチッ(お母さんこっち来てぇ)」
佐藤さんにミルワームをもらう時「チィチィチィ
(白くて柔らかいのやでぇ)」
今までこんな声はしなかったのだが、ミルワームを
もらう時に「チィチィ」言うようになって、味を
しめたらしい。
スズメとは思えない、とても可愛い声だ
お母さんと佐藤さんは
「チュンちゃんヒヨコになったん」
お姉ちゃんは
「年取ると子供返りするんと違うか」
超ウルトラお怒りザウルスモードの時とは、似ても
似つかない別人(鳥)で、あまりにも可愛らしい声に
人間はつい騙されそうになるのだ。