11時から出かけるお母さんは朝から忙しくしていた。
そこへ3人連れのお客さん。
商品を選ばれてほっとされたのか、3人で雑談に
余念がない。そこへ、「チュッツ、チュン、ピッ」、と
チュンが台所の隅っこから合いの手を入れ始めた。
「あらっ、鳥の声やわ」「会話に参加しているんです」、と
福美さんがすかさず答える。
「あら~っ、ここにいるわ。随分きれいな鳥」
「何だか賢そう」、としきりにほめられていた。
部屋を出られても、「きれいな鳥やねえ」、と話しておられた。
忙しいお母さんに代わってお客さんを退屈させないように
という心遣いに違いない。
他人眼にもチュンは賢くてきれいな鳥なのだ。
そこへ3人連れのお客さん。
商品を選ばれてほっとされたのか、3人で雑談に
余念がない。そこへ、「チュッツ、チュン、ピッ」、と
チュンが台所の隅っこから合いの手を入れ始めた。
「あらっ、鳥の声やわ」「会話に参加しているんです」、と
福美さんがすかさず答える。
「あら~っ、ここにいるわ。随分きれいな鳥」
「何だか賢そう」、としきりにほめられていた。
部屋を出られても、「きれいな鳥やねえ」、と話しておられた。
忙しいお母さんに代わってお客さんを退屈させないように
という心遣いに違いない。
他人眼にもチュンは賢くてきれいな鳥なのだ。