迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

表情が七変化します smcPENTAX-A 35-105mmF3.5

2020-12-11 17:43:55 | K mount by PENTAX

ペンタックスKマウントのAタイプの標準ズームレンズsmcPENTAX-A 35-105mmF3.5です。


    レンズ構成   13群15枚
    最短撮影距離  1.5m(マクロ付)
    フィルター径  67mm
    重量      615g
大口径とまではいきませんが、比較的明るいF3.5通しの標準ズームです。大柄で、ずっしりとしたレンズです。最短撮影距離は1.5mと長いのですが、1.5mのところで距離環を前に押し出すと、マクロモードに切り替わります。焦点距離で一番近づける距離は変わりますが、35mmでは0.3mより近くまで近づけます。

 

さて写りのほうはどうでしょうか。遠景は、絞り開放では少しハロが出ますが、絞ればキリっとした絵になります。

 

望遠側も十分な画質が得られます。

 

近づいた絵では、ボケもなかなかきれいです。


ところが、マクロモードにすると、表情が変化してきます。玉ボケが少しくっきり出るようになりました。

 

後ろに光がたくさんあると、あら、バブルボケが少し出てきました。

 

広角側でさらに近寄ると、バブルボケがかなりはっきり出てきました。

 

こんなシーンでは、後ろの笹の葉を見ているとクラクラしてきます。表情が七変化する、なかなか面白いレンズです。


 いずれもSONY α7+smcPENTAX-A 35-105mmF3.5


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