今日のレンズは、ソニーEマウントのPergear DH MC 35mm F1.2です。レンズには表記がありませんが、中華レンズです。
APS-Cサイズ用で、フルサイズ機に付けるとかなりケラレが出ます。35mmフィルム判換算で52.5mmということでAPS-Cサイズでは標準レンズとなります。
レンズ構成:5群6枚
最短撮影距離:0.25m
重量:210g
フィルター径:43mm
開放F値1.2のレンズとしては、フィルター径43mmで収まるくらい、かなりコンパクトです。以前に取り上げたNEEWER 35mmF1.7よりは、ずいぶんと細身にみえます。
造りのほうは、ピントリングのトルクも十分あり、感触は悪くないです。絞りはクリックがなく、表記は等間隔ではありません。対数配列というわけでもなさそうです。F8の次がF16でF11が抜けているという面白い配列です。
最短撮影距離:0.25m
重量:210g
フィルター径:43mm
開放F値1.2のレンズとしては、フィルター径43mmで収まるくらい、かなりコンパクトです。以前に取り上げたNEEWER 35mmF1.7よりは、ずいぶんと細身にみえます。
造りのほうは、ピントリングのトルクも十分あり、感触は悪くないです。絞りはクリックがなく、表記は等間隔ではありません。対数配列というわけでもなさそうです。F8の次がF16でF11が抜けているという面白い配列です。
さて写りのほうはどのような感じでしょうか。
まずは遠景。昼間は絞り開放では露出オーバーになるので、少しだけF4まで絞っています。さすがにしっかり解像しています。
まずは遠景。昼間は絞り開放では露出オーバーになるので、少しだけF4まで絞っています。さすがにしっかり解像しています。
SONY NEX-3N+Pergear DH MC 35mm F1.2
このレンズの特徴は、最短撮影距離0.25mまで寄れることです。マクロレンズ的に使えそうです。F1.2の特徴を生かすために、絞り開放での近接撮影ををしてみました。ピントの合致部分も少しフレアがかかっていて、後ろ「ほあほあ」なボケになります。
SONY NEX-3N+Pergear DH MC 35mm F1.2
ピントの合う範囲が狭く、ファインダーのない機種ではピント合わせに苦労します。俗にいう「ピントが薄い」という状況です。
SONY α7+Pergear DH MC 35mm F1.2(APS-Cサイズにクロップ)
SONY α7+Pergear DH MC 35mm F1.2(APS-Cサイズにクロップ)
画面によっては、後ろボケが廻っているようにもみえます。
SONY α7+Pergear DH MC 35mm F1.2(APS-Cサイズにクロップ)
SONY α7+Pergear DH MC 35mm F1.2(APS-Cサイズにクロップ)
ピント合わせには苦労しますが、なかなか味のある面白レンズです。