goo blog サービス終了のお知らせ 

to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

運を掴みに行こう♪

2011年10月21日 | 日々の出来事

私は、この歳で一生懸命に打ち込める、心を傾けるものがあるというのは、

とっても幸運なことだと思っている。

まわりの人には、「犬にそんなに夢中になるなんて、考えられないわ~」って思われてるけど、

それでも、私の人生だもの、何だっていいんです。

 

何度も書いていますが、私は服従訓練やアジリティーの競技会に参加しています。

競技会に参加すると言うことは、順位を争うと言うことです。

でも、私は競技会に参加するときにいつも評価は自分自身がするものと思っていました。

審査員の評価に一喜一憂するよりは、その時の自分で感じた評価を大切にしてきました。

アジリティーは、どれだけ心を一つにして走れたか、その満足度で良かった。

 

真面目に努力をしていれば、結果はおのずとついてくる、それが競技会に臨む

私のスタイルでもありました。

結果を求めたり、人の評価を気にすることで、自分を追い詰めてしまうのが嫌だったし、

犬たちは評価なんて気にしてない訳だから、私も同じスタンスで競技に臨むのが

私には合っていると思っていました。

 

好きこそものの上手なれととは言いますが、私は、犬と一緒に動くことが好き。

その気持ちが強いからこそ、人よりもできる努力がある。

でも、ここ1年から半年くらいで、少し考え方が変わってきました。

なぜなら、同じような人の何倍も努力してる人は山ほどいるということに気付いたからです。

努力の結果なら、どの人にも平等に努力に対する報いがあるはずです。

ところが、そうでもない。。。

運というか、星というか・・・そんなものの存在に気づいてしまった。

そして、それは「果報は寝て待て」ではどうにも掴みきれない。

 

よくアジリティーを習っているS先生が、私が迷ったり、悩んだり、自信を失いかけた時に、

「気持ちの強い奴だけが手に入れられるものがある」と言って、励ましていただくのですが、

最初は、「気持ちの問題なの?」って思って、よく分からなかった。

 

だけど、今はその言葉が私にとって物凄く励みになっているのです。

 

私自身、欧介や蒼太との関係を変えることはありません。

ただ、待っていた運を、一歩、足を前に踏み出して掴みに行く。

今の私が乗り越えるべき1歩だと思うから。

貪欲かもしれないけど、そこまでのレベルに這いあがってきたと思うと、

それもまた嬉しいのであります。

明日は雨か~それでも訓練するよ~にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

今日もカワイイ欧介兄さんのお鼻をポチットしていただけると嬉しいです。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

習慣や行動を変えるには

2011年10月20日 | Agility

私は、歯科衛生士として仕事をしていたころ、歯磨きの指導や歯周病の治療計画を

立てるのが歯科衛生士としての仕事でした。

歯磨きって、普段何気なくする習慣みたいなもの。

しないのも習慣だし、するのも習慣。。

人にとって習慣、行動、考え方を変えることは、非常に難しいことです。

 

そのためには、ただ単に、「歯磨きをしないと歯周病が進んで歯を失いますよ」と

脅したところで、その時は「あぁ、大変だ」って思ってもそれだけなんですね。

どんなに素晴らしいテクニックを指導しても、それを実行に移していただけることは

ほとんどありません。

この程度のことは、いまどき、本やネットで調べれば、誰でも手に入れられる情報でしかない。

 

では、人の習慣や行動、考え方を変えるには、どうしたらいいか。。。

このために、仕事をしながら通信教育の大学まで通って、卒論書いて、

5年かけて「教育と心理」の修士課程を卒業しましたよ。

「心理学」と言うのは、一般的に本屋さんで読むような表面的な心の学問じゃないんですよ。

私は、医療に携わっていたので、診断を下す時に、例えば歯学だけで診て診断を下すことは、

大変危険なことであると言うことを経験して知っています。

診ているのは歯であっても、身体のすべてを診れなければ、適切な診断は下せないのです。

だから学生の時も、歯の事だけでなく、身体全体の事を総合的に学ぶ。

心理学も同様で、心だけ診ていれば良いというわけではなくて、その人全体を診れなければ

ダメなわけです。

だから、生理学も学ぶし、発達も歴史も学ぶ。。。

それで初めて、有効に消化できる下地が出来上がるわけです。

学ぶと言うことは、深く知る、考えると言うことだと私は思うのです。

あれも、これも、かいつまんで広く知ると言うのは、情報収集であって学ぶとは少し違う。

 

こういった学問を経て、どうしたら人の行動を変えることができるのかを学んだ結果、

「患者に寄り添う」「痛みを共感しようとする気持ち」が大切だと言うことに気づきました。

これは、言葉で書くと「あぁ、なるほどね~そうだよね~」って簡単に納得できるんですが、

気持ちを寄せるだけではダメなんですね。

それでは、傷をなめ合ってるだけで、何も生まれないんです。

患者の患部、身体、生活習慣、食生活、過去、すべてをデーターとして収集し、分析する。

ここは患者さんとの共同作業です。そして、原因を一緒に突き詰めて考える。

 

私の仕事は、患者さんにセルフケアをしていただかないと、成り立たない仕事でしたので、

原因を一緒に探すと言うことは、患者さん自身に原因が何かを気付かせるきっかけになります。

自分で納得して気付いた原因は、どう対処したら良いのか、欲するものなのです。

そこで、専門家としての対処法を指導するのですが、素晴らしいテクニックをお話しても、

ダメなんですね。

患者さんが、今できる最低限のレベルのテクニックを提示する。

それは先に収集したデーターに基づいて、こちらが選択するわけです。

だから、一人一人違った、その人に合わせた指導と言うものができるんです。

 

犬のトレーニングにも心理学を利用し、問題行動を修正したり、犬の心を理解しようというのは

とっても良く分かります。

私自身も、自分の犬に対して、理解を深める際に、心理学からのアプローチを試みることも

多々あります。

そのために、自分の犬を注意深く観察し、データー収集を多方面から進める。

 

レスポンデントもオペラントも迷ったり、理解不足だったりすることも良く分かる。

それだけでは対処しきれない、割り切れないこともある。

そこで、動物行動学を持ち出してしまうと言うのは、本末転倒。

すべてが意味のないものになってしまうのではないでしょうか。

だから、総合的に心理学を勉強する必要があるわけだし、そうでなければ、

それをトレーニングの手法として盛り込んではダメだと思うのです。

 

では、どうしたらいいか。。。

問題を診て犬を診ずにならないように、犬をよく観察し、データー収集をしてください。

犬が本当に安心し信頼を寄せてくれているのか、考えてみてください。

こういう時には信頼できない犬がいるとしたら、同じように犬も飼い主を信頼していません。

できそうなところから、 一つ一つ信頼に変えて行って下さい。

少しずつ外堀を埋めるように、小さな一石でもやがて堀は埋まっていく。

いろんな知識は必要だけど、知ってる!と、できる!は違うと言うことを認識する、

これは私が、いつも肝に銘じていることです。

またまた難しいことを書いてしまいました。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

読んでいただけて嬉しいです。ついでに欧介のお鼻をポチットお願いいたします。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よっぽどアキバ系なのかまじめなのか?

2011年10月19日 | Agility

昨日、アジリティの自主練に行き、練習中に滑って転んで、手首を捻挫してしまいました。

夜は痛くて、手を何処においていいかわからないくらい痛かったけど、

何故か腫れてないし。。。動くし。。。骨は折れてないみたいだし。。。

今日は、痛むけど、腫れもなく、少しずつ痛みも減ってきているので、たいしたことないみたい。

 

今日の蒼太くんは、イメージトレーニング中です。

目が真剣です。

先日のOPDESのアジリティー競技会のVをみて、反省?それともダメだし?

「あぁ、ここはですね、ママの指示が遅かったんですよ。もう少し早めに指示を出して、

分かりやすくお願いします」とか、「このハードルの位置だと、もうちょっと速く走れたな」

なんて、思ってたりして。

 

何時間でも、こうやって液晶見てられるし、他の家電も大好きだし、

よっぽどアキバ系なのか、まじめなのか?

家電芸人ならぬ、家電犬なんですぅ。。。

 

犬の、興味を持つものって、本当に犬それぞれですね。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

今日も欧介兄さんのお鼻をポチットお願いしま~す。

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧介とアジリティー

2011年10月18日 | Agility

今日は、欧介と蒼太をつれて、アジリティーの自主練に行ってきました。

欧介も術後初めてですが、ハードルを跳んでみました。

最近、お散歩でもちょっとした鎖のかかってるゲートなどは飛び越えたがっていたので

今日の練習でも難なく跳んでいました。

復活ですね~。

集中力も以前と変わらずやってくれていたので安心しました。

 

欧介とは、この集中力を廻って、紆余曲折いろいろと悩みました。

ジャックは走れば速いのですが、気分屋さんで気乗りがしないとやってくれません。

どうしたら乗ってくれるのか?

楽しければやるけど、楽しくなければやらない!ただそれだけでした~(笑)

 

じゃあ、どうしたら楽しいのか?

とっておきのオヤツかしら?

どんなにとっておきのオヤツを用意しても、やらない時はやらない。。。

 

結局は、コースの中で、曲がったりUターンする箇所で、真っすぐだと思っているのに、

「こっちだよ~」って言われるのが、欧介としてはガッカリなのだ。

「なんだよ!こっちだと思ったのに!ママいい加減にしてよ!!」って感じなのだ。

 

欧介と走る時の注意点は、曲がる前に曲げる。

すなわち、曲がる一つ前のハードルは、事前に欧介の着地する方向を

曲がる方向に向けて跳ばせる。

 

勝手に行ってイイよ~じゃなくて、欧介の近くでハンドリングすることで、

次の障害を早めに知らせることができるようにする。

テンションが安定しない子は、ハンドラーが離れたり先に行きすぎたりするだけで、

気持ちが持続しないし、追いつけないとすぐにあきらめる。

だから、一体感のある距離感は大事なことのようです。

 

これは、オビディエンスにも言えることで、難しすぎる課題は、さっさとあきらめるので、(爆)

簡単に少しずつステップアップして、常に認めてあげる姿勢が必要でした。

 

あと、コースの中で、必ず、ハンドラーがINにいること。

これが一番かな~。

アジリティーでは、犬が人の外周をまわるという性質を利用してコースを走っている。

ただ単に、一緒に並行に走ってるんじゃないんですね。

だから、3本バーが真っすぐに置かれてる、一見簡単なコースでも、

何も考えずに、同時に1本目を走りだすと当然犬の方が速いので、2本目は跳べても、

跳んだ時点で、犬は人の方に曲がろうとします。

そこで3本目を跳ばすと、犬は微妙に蛇行して3本目を跳びます。

ここで欧介は、ママが微妙に遅れて走ってきて、行き先を遮られる形で、3本目を跳ぶ。

「なんだ、自分は間違ったのか。。。」とガックリする。

こういう繰り返しがコースの中で何度かあると、どんどんテンションは

下がって行ってしまうのです。

 

コースの中で、いかに欧介をガックリさせずに次を指示するのか?

それが考えられるようになって、安定して走ってくれるようになり、

今でもアジリティーが楽しめてる。

私にとっては欧介と悩んだいろんな事が、私の財産になってると思うと、

本当に欧介には、たくさんの事を教えてもらったなぁと、感謝しています。

 

これからも、無理をせずに楽しんでいけたらいいな。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

今日もポチットよろしくお願いします。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自信が心のよりどころ

2011年10月17日 | お散歩

蒼太くんは最近、少しずつフレンドリーなワンコになっています。

ちょっと前まで、大きな子や興奮しすぎている子がいると身構えちゃって、

瞬間的に怖いと思っちゃうのか、隠れるか、攻撃するか、どちらかだったのに。。。

 

隠れるのはいいとして、攻撃はちょっとね。。。

そう思って治した方がイイかな~って思ったこともあるんだけど、

攻撃と言っても、咬みつくまでは行かなくて、歯を鳴らして威嚇する感じなんです。

そこで、様子を見ることにしました。

 

こちらも神経質になりすぎないで、キャパを超える事態が発生したら、

その時は早期介入ができるように注意深く見守るという方向でやってきました。

先日の訓練所でも、隠れてはいるけど、過剰な防衛反応はなかったし。。。

以前のように緊張しすぎて硬直するようなことも無かった。

 

今、蒼太の中で、いろんな変化が起きてきているようです。

欧介兄さんを頼りに生きてきた状態から、少しずつ、自分にも何かできるんだって思い始めて、

羊追いや訓練、アジリティーなどで、培ってきた自信が、だんだんと蓄積されて、

確かな心のよりどころとなってきているようです。

 

先日、他の子になれなくて、たくさんの犬や人がいる場所に行くと吠えっぱなしで、

いたたまれなくなって、落ち込んで帰ってくるんですっていうワンコの飼い主さんにお会いした。

最初お会いした時は、ワンコも怖がってる様子だったけど、私がその子に構わなかったので、

吠えることはありませんでした。

ウチのワン達が匂いを嗅ぎに行った時にはかなり脅えていたけど、すぐに呼び戻したので、

たぶんその時にこの「犬たちは安全だ」と思ったのでしょう。

2度目にお会いした時は、その子が私の方まで匂いを嗅ぎに来たので、

しゃがんで匂いを嗅がせてあげると、ちょっと触れて、安心したように飼い主さんのところへ

戻って行きました。

ウチの犬たちが驚かせてもいけないので少し強めに呼び戻したら、飼い主さんが、

「やはり、(状況に)慣れさせるだけじゃなくて、(吠えたりしたら)怒った方がいいのかしら?」

とおっしゃるので、

「この子、怖がりさんなんですよねぇ。怒ったりしたらもっとビクビクしちゃうんじゃない?」

と聞いたところ、やはりそう思うと言うことでした。

「ウチの蒼太も怖がりで慎重な犬だけど、いろんな事ができるようになって自信を持ち始めたら、

大丈夫になりましたよ。」とお答えしました。

 

こういう時に吠えたからそれに対して何かする、例えば回数を重ねてなれさせるとか、

叱るとか、こちらを向かせてご褒美とか、オヤツで気を紛らわすという方法は、

それなりの効果はあるかもしれないけど、私は、しないかなぁ。。。

その子ができる、本当に些細なことでもよいから、自信を持たせてあげる。

少しできたら、小さなステップをつけてあげて、乗り越える自信を持たせてあげる。

その方法として、私は服従訓練をしている。

服従と聞くと、犬を従わせてとか、リーダーになるためにとか、言われちゃうんだけど、

私は、そんなことのためにやっているわけではありません。

形としてオスワリをさせることには変わらないけど、それを犬が行動に移してくれるために、

こちらがどんな働きかけをして、どんな褒め方をするのか?

その伝えたいと思う気持ちこそが、犬を励まし、犬に自信を持たせるのだと

実感しているのであります。

その方法が、私は服従訓練だというだけで、たぶん他にも最適なアプローチの仕方も

あるのだと思いたいです。

 

今日もジャック限定ですが、仲良く遊べた蒼太くんににほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

良かったねのポチットお願いいたします。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我を通すより聞き入れた方が気持ちイイ

2011年10月17日 | Obedience

今度の競技会での選択科目に何を入れるかで、先日先生と相談しました。

ダンベルを「持って歩く」が自信がないと言うと、「じゃあ、それを入れましょう!」(爆)

 

あぁ、そう言うと思ったよ。。。

 

ダンベルを見ると、目の色が変わってしまう蒼太くん。

別に、すごーく欲付けしたわけでもないのに、最初から好きだったんだよね~。

だから、よく言われる「強制持来」ってしたことが無くってさ。

そうそう、欧介兄さんも何故かダンベル大好きで、これまた「強制持来」とは縁がなく。。。

ダンベルを咥えて保持するって結構苦労して教えるらしいけど、

ウチの子たちは、難なくクリア。

 

「持って歩く」と言う科目は、行きは持って歩き、Uターンした帰りは普通に脚側をする。

ダンベルは、右手に持たなければいけない。

これが曲者で、蒼太くん、帰りはノリノリで右手のダンベルを狙い続けて、

脚側停座するスタート地点では、もう気持ちはダンベル~♪なので、

右側を覗きこんで、お尻が浮いちゃって、なかなか座らないのだ。

 

先生たちも、なんでそんなに好きなのか?首をかしげるほどなんです。

私にもよく分からない。。。

 

以前は、リンク内に持ち込むだけで、心はダンベル~♪で、脚側行進してても、

ダンベルを置いたところへ行こう行こうとしてしまい、競技にならず。。。苦労しました。

それはなんとか解消したのですが、お尻浮いちゃうのは、未だ未解決だったのですが。。。

 

先日の訓練で、何かに夢中になっているときに、お尻を掴むと「邪魔すんじゃね~」って

カッカって歯を当ててくるって問題を解決すべく、

歯を当てられても絶対手を離さない!落ち着くまで大声も出さない!淡々とやる!

これをやっていたら、治ってきましたよ。

そして、もう一つ、マッサージなどをしようと蒼太を横に寝かせたくても、

かなり身体に力を入れて、抵抗!身体が大きいので、私の腕力では対抗できず(涙)

蒼太がリラックスして寝ている時をねらって、ケアをしていたのだけど、

これも、ちょっとしたコツと気迫で横にすることができるようになりました。

この2・3日では、肩のあたりをチョンと押しただけで、ごろ~んとするようになって、

まるで、マジシャンか気功師のように、蒼太を転がすことができるようになりました~。

ところで、ダンベルに夢中になりお尻が浮いてしまう件も、浮いてるお尻を何回か押したら、

素直に座るようになりました。

このお尻を押す!ずーっと以前からやってたんですが、押せば、力を入れる、

そして力比べに負ける。。。を繰り返していたんです。

ところが、上に書いたことができるようになったら、さっさと座るようになった。

 

不思議だけど、問題行動は、いつも直接的な働きかけよりも、間接的な働きかけで

いとも簡単に解決してしまうものなのです。

一般的な表現をすれば、このやり方から服従心を植え付けたってことなのかもしれないけど、

蒼太は屈服したわけでもないし、へりくだった訳でもない。

 

ここで、蒼太が学んだことは、我を通すことより、聞きいれることの方が

気持ちが良いということ。

我を通していた時は、私が心から褒められないし、蒼太も気持ちよくなかった。

聞きいれたことで、心からの褒めと、気分のよさを実感したのだ。

 

ダンベルとともに、選択科目にくわえることになったのは、「障害飛越」

きゃ~っ、鬼~~っ!!

暗雲漂う今期スタートになりそうですが、にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

皆さんのポチット応援よろしくお願いいたします♪

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「行進中の作業」と競技会前の悪あがき

2011年10月15日 | Obedience

昨日は、先週に続いて、訓練所へ行ってきました。

行進中の作業が今一つ自信がないので、見てもらうと、

「蒼太は、ゼンゼン迷いなくやってますよ~」と言われました。

 

競技会での順番は、脚側行進をしながら、「フセ」、次が「スワレ」、次が「タッテ」なのですが、

なるべくランダムにして、蒼太が言葉を注意深く聞きとるように練習をします。

同じパターンだと覚えてしまって、言葉を聞くよりも、その形をとりあえずやるという意識を

作り上げてしまうことがあります。

それはそれで、付け焼刃であれば良いのですが、犬としては「また、これか~」

というつまらない気分になっていまい、覇気が無くなってしまいやすいのです。

 

ランダムというと、犬を試すような気持ちになりやすいのですが、そうじゃなくて、

言葉の聞きわけができればいいのですから、失敗をさせないように、事前に

「次は、スワレだよ。」とかヒントを与えて1声符でさせる練習をします。

ただ、同じパターンはないよ!注意深く聞いてるんだよ!それでいいのだと思うのです。

 

そして、今日、夕方のお散歩で練習の様子を見ていたo-papaが、

私の歩き方が、コマンドをかける前に、ゆっくり慎重になってるから、

蒼太にしてみたら、なんかされるって感じで構えちゃって、

「フセ」や「スワレ」の動きだしが、迷ってるみたいだって言うのです。

私にしてみれば、えっ??って感じだったんだけど、意識して普通に歩いて、

「フセ」をかけて離れるようにしてみた。

すると、蒼太が速くはないけどスムーズに伏せたり座ったりしてることが判明!!

 

昨日W先生に言われたことの意味がわかりました。

「蒼太は普通に迷いなくやっている」→「私が迷っている」ってことだったのね~。

そうだわ、練習の時にも「普通に歩いてコマンドを言ってください」って言われたんだった。

それでできたんだった。

あぁ、鈍いハンドラーだわ。。。

私って、適当な割には、ヘンに心配性だったりするのだ。

今朝も低気圧のせいなのか、2週間後の競技会と3週間後の本部が急に心配になり、

胸が苦しくて身体がおも~くなって、いても立ってもいられなくて、ソワソワ、ドキドキ。。。

o-papaには、「そういうところで蒼太にヘンなプレッシャーかけないでよね」って

軽く言い放されて、「そんなつもりはないんだけど、どうにもなんないんだもん。。。」グチグチ。。。

急に、「だいたいね~、春季が地震で無くなっちゃったからいけないのよぉ~」なんて、

訳の分からないことを文句言ったりしてさっ。

まっ、いつもの悪あがきなので、o-papaも相手にしてくんないんだけどね。

それにしても、ナイスなアドバイスありがと~~感謝~

 

練習以上のものは本番では出せないっのだ。

そして、弱いところが本番では、出るものなのだっ。

今年の銘は「己に勝つ!」頑張れ自分!!にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

ちょっと弱ってるo-mamaにポチット応援よろしくです。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せめて拾ってほしいな~

2011年10月14日 | Agility

最近、ウチの前の通りに朝、ウンPが放置されていることが。。。

今朝も、点々と。。。それもゆるい。。。

毎回、同じ飼い主さんとワンコであることは間違いない!

以前は、ウチの上の通りが通称「ウンP通り」と呼ばれるくらい、その同じブツが毎日、

点々と放置されている状態でした。

最近は、お散歩コースを変更して、ウチの前の通りになったらしい。

ゆるい上に点々となので、お掃除するのも厄介。

今朝もお掃除したのですが、トイレットペーパーで拭くと生温かい。。。

したばっかじゃん!!なんか超ムカついた!!

いつもゆるいってことは、身体の具合があまり良くなさそう。。。

毎日ゆるいのに放置してるってこと??

その上、点々としてるってことは、歩きながらでしょ~~

たぶん、拾う気がないから、してる犬を引っ張って歩いてるってこと??

 

愛犬のウンPは健康のバロメーターだと思う。

言葉を話せない犬たちの体調の変化を知るためには、排せつだって重要な情報源。

毛の流れや色つや、歩き方や目つき、歯ぐきの色、舌、食べ方、睡眠の取り方など

注意深く見ていても、分からないこともたくさんある。

 

彼らは、動物なので自分の体調の弱い部分をなるべく隠そうとするように思うのです。

強い痛みに対しても割と鈍感だなぁって思うのです。

手術などしても次の日には立ち上がって歩いてる。

それが良いことでもあるけど、身体の不調を他に見せない隠すと考えると、

助けてあげられる人間がいる場合、危険な本能でもあると思うのだ。

 

だからこそ注意深く見てあげることが必要だし、ちょっとした変化に

敏感にならなくてはいけないと感じています。

 

そんなことを思いながら、ウンPを拾い、水で流し、掃除していたら、

なんだか腹が立って仕方なかった。

誰もが同じように犬を飼うことはできないけど、その命の重みを、

たとえ、それが手のひらに乗せた1枚のコインくらいわずかでも

感じて欲しいと思ったのでした。

ウチの子たちは、今日も快腸~にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

ランキングも快調~でありますように、今日もポチットお願いいたします。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

負担の少ないリードでの誘導を心がける

2011年10月14日 | Agility

昨日の記事の中でも書きましたが、私は、犬に何かを教えるときに、

必ずリードでの誘導を使います。

人によって教え方が違うので、リードで誘導せずに、オヤツを使って誘導したり、

誘導は行わずに、偶然を利用して正解に近付けていく方法もあります。

 

では何故、私はリードを使うのか、と申しますと、

オヤツやボールで誘導すると、ウチのワン達はこれらがとっておきのご褒美になるように

欲付けしているために目の前に欲しいものを出されると、

「欲しい!」が頭の中いっぱいになってしまうんですね。

結局、何をしているのか全く考えてない状態になってしまいます。

オヤツやオモチャで釣って何かをさせると、次に必ずオヤツやオモチャがなくてもできるを

目指す段階がやってきます。

その時に全く考えていない状態だと、スムーズにできてたものができなくなり、

ハンドラーにしてみれば、「何で??」って気持ちになるわけです。

もう一度教え直しするか、プレッシャーをかけてやらせようとするかどちらかですよね。

犬にしてみれば、プレッシャーをかけられても何をしたらいいのか学習していないので、

「なんでだよ。どうしたいんだよ。」っていや~な気分になる。。。

だからやる気のない犬、つまんなそうな犬ができちゃうんですよね。

服従訓練で犬がどよ~んとしてしまうのは、こんなボタンの掛け違いからなんですよ。

 

そこでウチでは、リードを使って誘導し、正解を先に教えてあげてそれに対してご褒美を出す。

 

リードの誘導を使用する際に注意していることは、引っ張らない、首をつらない。

誘導の段階で、やらない、できないことに対して、リードショックを使わない。

犬は初めてやらされることをわかっていません。

口で説明してわかってくれたら苦労はないんですが。。。

リードを短く持って、ハンドラーの身体や手足を利用して補助をしたり、助けたりしながら、

教えたい正解に誘導します。

上手く誘導できずに、犬が抵抗して身体に力を入れるようだったら、

誘導の方向を変えたり補助を増やすなど工夫をして、無理に引っ張らないように策を練ります。

正解に導いたら、その状態を1秒でもいいので維持させて、静かに褒める。

そしてご褒美をあげるときは、状態を解除して、自信を持たせるように

「すごい、すごいっ!!」とか声をかけて超ハイテンションで褒める。

 

この段階は、時間をかけてじっくり取り組みます。

リードで誘導しなくても大丈夫になるまで、繰り返します。

 

リードやご褒美の使い方を間違ってしまうと、犬たちを責めてしまうことになるので、

本当に気をつけないといけないなぁと思っています。

犬たちが楽しく学習できるように、創意工夫、思考錯誤する日々であります。

術後1カ月、血液検査の結果も良好な欧介ににほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

今日もポチットお願いいたします。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬に自分の身体を意識させて精神力を養う

2011年10月12日 | Agility

先日の記事に書いた、タッチの意識をつける練習ですが、

少し本格的に板を使って練習することにしました。

スノコだと、地面に平らなので今一つワン達も分かりにくいかな?って思って、

写真のように少し傾斜をつけてみました。

 

写真のように、後ろ足は板の上、前足は地面、これを犬に意識させます。

蒼太くんの場合は、

後ろ足は板、前足はフセをして伏せた時の肘が地面に付くようにさせます。

 

最初は、リードをつけて板の上に誘導して、足の位置は板と地面、

この状態にリードを短くもって連れていきます。

最初は板に乗るのを嫌がったりするので抵抗しますが、ここで躊躇したり、ゴニョゴニョやると、

より抵抗されて、結局できなくなるので、なるべくスムーズに短時間で板に乗せるのがコツ。

リードで誘導した時は、犬にとっては訳の分からないことをさせられるのですから、

それがイヤイヤでもなんでもメチャクチャ褒めます。

気持ちを乗せるように、テンションアゲアゲで「きゃーっ!蒼太くん、天才!!」てな感じです。

 

ポジションが安定したら、リードの誘導を少しずつ減らして、「タッチ」などのコマンドは

繰り返しながら、その位置を刷り込むようにする。

最終的には自発的に犬がポジションに向かって行くようにします。

 

この刷り込みから自発的な動きに移行する段階で、犬自身に考えさせるようにするのも

ポイントです。

できそうでできない、そんな状態の時に、「タッチはどうするのかな?どうしたらタッチなの?」と

声をかけながら、自分で後ろ足を意識して板に乗せるように考えさせることで、

後々、自発的に後ろ足を乗せているのか意識するようになっていきます。

 

私はこのように犬が自分の身体を意識すると言うことは、

自分自身を知り、自分自身で意識して身体を使うことで、

自分自身を信じる力を身につけると思っています。

つまり、自信を持つ。

それって、例えば不安や恐怖に襲われた時、自分で自分を守る力になると思うのです。

もちろん、飼い主さんのサポートは必要ですが、犬自身の精神力を育てておくことで、

更なる力になると思うのです。

 

自分の身体を意識させる。

タッチ障害では、後ろ足を意識させる。前足を意識させる。

ハードルでは、踏み切る足を意識し、身体を伸ばし、丸め、後ろ足を跳ね上げ、着地する。

身体が意識できてない犬は、ハードルを落としてしまっても、なんとも思わない訳です。

何気なくしていることも、身体を意識させるように練習することで、犬は自分を意識し

自信を持ち、行動できるようになる。

 

たかが遊びのようなアジリティーですが、そんな風に意識して犬に接してみたら、

楽しい遊びや運動だけじゃない、精神的な成長を促すことができるんです。

トライしてみませんか~?

今日も欧介兄さんのお鼻をポチットお願いします。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする