to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

16時20分

2016年05月26日 | Health

欧介、最期までがんばりました。

 

 

私の腕の中で。。。

心臓の鼓動は力強く、ピタッと止まりました。

止まったあと、足を前へと2歩3歩と動かしていました。

欧介らしい最期でした。

 

強い子でした。

本当にいい子でした。

私たちの子に生まれてきてくれてありがとう。

また会えるね。きっと!

そう言葉をかけ続けました。

 

介護日記は書かないつもりでした。

でも、欧介の頑張りを残しておきたいと思うようになりました。

本当に一部ですが、公開しました。

 

リンパ腫というガンはやはり壮絶です。

それでも欧介は余命2ヶ月という宣告に抗い、5ヶ月生き抜きました。

推測ですが、最期は感染症による敗血症だと思われます。

 

お世話になった病院のT先生S先生や看護師のMさんの協力により、

苦しい状態を極力短くすることもできました。

欧介だけでなく、蒼太や私の心のケアもしていただきました。

 

オットは私が介護に専念できるように、全てを引き受けてくれました。

深刻な状況でも私が笑顔になれるように寄り添ってくれてありがとう。

欧介は幸せでした。

 

皆に支えられて、私は欧介と多くの時間を穏やかに過ごすことができました。

そして最期を看取ることができました。

本当にありがとうございました。


鼻がつまった

2016年05月25日 | Health

犬の鼻が濡れている意味を知った。

 

点滴を中止したせいなのか?

昨日は1日中呼吸が苦しそうでした。

1日に何度もオットにメールしてしまうくらい不安だった。

帰宅したオットが欧介の呼吸を見て、鼻の穴を覗き込む。

「もしかして鼻が詰まってる?」

綿棒で丁寧にカビカビになった鼻を掃除してきれいにした。

呼吸が楽になり、スヤスヤと眠りについた欧介をみてホッとした。

 

リンパ腫が化膿してるから、1日に何度も鼻の掃除が必要だ。

 

健康な時は濡れてることで異物が流れて出てしまうのだろう。

人のように鼻をかんだりできないし、

鼻をすりつけるように匂いを嗅いだりするから、汚れる。

濡れてることで自浄できるのだと知った。

 

病院に電話をして、点滴を150mlに減らして投与する指示をいただいた。

 

食事は取れないが、冷たい水をシリンジで入れてあげると

ゴクゴクと喉を鳴らす。

飲めていない感じもするが、少しでも潤えば楽になるだろう。

 

体温は38.8度。

体温があがったら要注意。

 


とまどいの意味

2016年05月24日 | Health

16日(月)の受診の時に、S先生から確認するように

「これから先(症状が悪くなった時に)入院を希望しますか?」

とあらためて聞かれた。

 

 

以前から家で看取る覚悟をしていた私にとって、このタイミングで?

なんで?そんなこと聞くの?と思った。

 

後になって、その意味がわかった。

 

動けなくなり、何をどうしても苦しそうな状態が続いた時。。。

看ていることがどうしようもなく辛い。。。

なにもしてやれない無力感。。。

 

何かできることがあるとすれば、病院に連れて行くことぐらい。

 

それさえも辛い思いをさせてしまうかも。。。

または連れていく途中で最悪の事態が起こってしまうかも。。。

 

あの時は想像できなかった現実が、今は目の前にあった。

 

看てることがつらくて 病院で看取ることも間違いではないと思った。

 

これが犬を迎え、命に責任を持つということなんだと思った。

苦しみをとってやることも、替わってやることもできない。

 

でも私の役目は、最期の時まで欧介を看てやることだと思った。

 

あくまでも私の選択だ。

何を選択しても間違いではないし、責められることでもないと知った。

 

リンパ腫に限らず、ガンや病気は飼い主にとってもツライ。

 

以前欧介が、肥満細胞腫になった時に、

「服従訓練なんてストレスをかけるから 」

と、言った犬のトレーナーがいた。

老犬になったときに復讐で噛むようになると言ったトレーナーもいた。

 

リンパ腫になった本当の原因はわからないが、

今は責めるような言葉や人を不安に貶めるようなことを言うこと自体が

間違ってるとハッキリ言える。

 

心無い言葉や不安になるようなことを

平然と言えることが間違っているのだと思う。

 

誰もガンにしたいと思わないし、

少なくとも私は常に欧介のことを大切に思ってきたのだから。

 

正解は自分の中にある。

人には理解できないこともあるということだ。 

 

 


点滴中止

2016年05月23日 | Health

リンパ腫による浮腫がひどくなってきた。

 

土曜日は口から軽い出血もしてた。

口の中を見ると、ドロッとした血の塊があり取り除いた。

止血したようなのでホッとした。

 

浮腫があるので、これ以上点滴を続けると肺に水が溜まる恐れがあるらしい。

そうなると苦しむことのなる。

一旦点滴を中止することになりました。

 

点滴は腎臓の機能を補うためのものでした。

点滴を中止するということは、尿毒症になる可能性もあります。

肺に水より、今の欧介にとって徐々に尿毒症で意識がなくなる方が

苦しみが少ないという選択だ。

今考えられるのは、肺水腫、尿毒症、感染症、リンパ腫のどれか。

 

欧介にとって何かできることをと思ってやってきたけど、

わかってはいても、結局こんな選択だったのかと思うとツライ。

何をしても後悔はあると覚悟してきたが、

やはりつらさはぬぐえないものだった。

 

点滴に注入してた吐き気止めは、毎日自宅で注射することになった。

吐き気や、排尿、排便、急な体位変換による血圧の変動も注意が必要らしい。

なにがあってもおかしくない状態にあるということ。

 

(追記)

昨日までシリンジからならなんとか食べることができていたが、

この日から食べなくなった。

口を動かさなくなり、まったく反応しなくなった。


家族でのんびり

2016年05月22日 | Health

午前中は、ほとんど寝てることが多くなり、

起きてる時間が少なくなってきました。

 

腫瘍が熱を持ってきているのか?とても暑がる。

体温は38.8度なので、平熱の範囲内。

保冷剤を常に身体に当てていないとハアハアと息苦しそうだ。

 

それでも、夕方、お散歩の時間になると起き上がろうとしてた。

今日は無理かなぁと話していたけど、公園まで車で行くことにした。

 

芝生で風に当たると気持ちよさそう。

 

 

右目は見えていないように感じる。

 

それでもオットが支えると頑張って起き上がろうとする。

 

 

どこまでも私たちの期待に応えようと頑張る。。。

でも、この目を見たら思わずオットに、

「もう無理させないであげて。。。頑張って応えようとしてるから」

って言ってしまった。

 

この後、オットがケージに欧介を戻そうと抱き上げたら、

力が入ったのかウンPをオットの手のひらにしてしまった。

 

さすが欧介~!

やってくれるね~!

 

なんて大笑いして。。。そしたら欧介もなんだか嬉しそうで。

 

きっと深刻な顔より笑っていて欲しいんだなぁと思った。

たくさんたくさん楽しい話をして、

今日も1日楽しかったねって言い合った。

 

(追記)

この日がお散歩最後の日になりました。


懐かしい人と

2016年05月20日 | お散歩

欧介がまだ訓練所に通い始めた頃、

ご近所をお散歩してるゴールデンRと飼い主さんがいた。

その姿がとても優雅で、素敵だなぁと思った。

お話ししてると同じ訓練所なことがわかり、

私と欧介もいつかこんな風になれるのかしら?と憧れた。

 

今また、2代目のワンコで、お互いに同じW先生に習ってる。

1代目のワンコは数年前に亡くなってしまったそうです。

写真の子は2代目。

でも、きっと、お姉さんと同じ匂い、欧介は感じてたかな。

 

 

欧介は、ひとりで立ち上がることはできませんでした。

支えても辛そうでした。

後ろ足に浮腫もでてきて、昨日より太くなった。

 

家の中にいるよりは目を開けて何かを感じたりしてるようです。

芝生の上で日向ぼっこしてるだけでもちょっとだけ気持ちよさそう。

体調が許す限り連れてきてあげよう。

 

(追記)

この日から立てなくなりました。

午前中にトイレに行ったのが欧介が立てた最後となりました。


日差しを浴びて

2016年05月19日 | お散歩

今日からしばらく、蒼太くんはW先生に預けることにしました。

朝、お迎えにきてもらい遊んだり訓練したりして、夕方には帰ってきます。

 

晴れている日は気持ちがいいので、欧介と日向ぼっこしに公園へ行きます。

 

 

公園で、W先生に撫でてもらいました。

 

欧介が若い頃、訓練のお迎えにきてくれてたW先生。

蒼太くんのお迎えにくると、欧介はあの頃を思い出すのか?

寝ていても顔を上げて起きます。

蒼太くんを送り出して、2階へ戻ってくると必ず目をパッチリ開けて

行こうとしているのがわかります。

欧介にとって楽しい時間だったんだろうなぁ。

 

公園でW先生が補助してくれて少しだけど立ち上がったり歩いたりした。

 

 

欧介は精一杯、私の呼びかけとW先生の声援に応えてくれました。

ありがとう。頑張ってるね。

偉いね。

 

(追記)

これが最後の歩けた日になりました。

動画を見てると欧介を思ってくれる人たちに支えてもらったんだなぁと思います。

 

 


抗生剤投与

2016年05月16日 | Health

喉にできた腫瘍が化膿してきたようです。

喉のリンパ腫はこれからどうなるのか?

先生に伺ったら。。。

化膿してきてるので感染症を起こす可能性。

皮膚から膿が出てくる可能性。

など。。。症状は様々らしいです。

 

口からの臭いはかなりヒドくて、喉の奥で膿が浸出してる感じはしてました。

 

感染症を防ぐために抗生剤を使うことになりました。

お薬を飲み込むことができなくなっているので、

注射での投与しかできません。

毎日、点滴の針を欧介の身体に刺すことも慣れてはきましたが、

1日に2回、針を刺すことは抵抗がある。。。

 

そこで以前使ったことがある2週間効く抗生剤を投与してもらいました。

これから毎日、体温を測って記録することになりました。

熱が出るようなら病院へ連絡して指示をしてもらいます。

 

効いてくれるといいなぁ。

 

 


週末は家族で

2016年05月15日 | お散歩

週末は、オットがいてくれるので少し気が楽になる。

なるべく家族揃っていられる時間を大切にしたい。

 

 

 

もうすでに、どこかへ一緒に行くというような状態ではない。

ただ、傍にいるだけだ。

みんなでゆっくり時を過ごす。

 

 

抱っこ嫌いの欧介兄さん。

抱っこして公園を歩くのも悪くないでしょ。

 

 

まだまだ、ボールだって見える。

 

でも頭が重くなってきちゃったから。。。

うまく取れないや。

 

 

そんな時、蒼太はボールを兄さんに譲ってやる。

寄りかかってきたら、支えてやる。

 

 

優しい、いいお顔してるね。

 

 


介護用ベスト

2016年05月14日 | Health

公園に行くと、まだ歩くことができる欧介ですが、

家に帰ってくるとグッタリです。

寝てしまうと起きても身体が目覚めるまでに時間がかかる。

起き上がってもフラフラで、支える方も大変になってきた。

 

今までは、Tシャツを着せてそれを掴んで支えてた。

でもここ数日は、身体に力が入らないとクニャクニャです。

 

 

Petioの「補助機能付ベスト

以前、シニア教室で紹介してもらったものです。

いつか?のときのために、セミナーを受けて良かったと思いました。

トイレや歩行の介助がとても楽になりました。

 

老犬の介護には様々なステージがあります。

その時々にあった介助用具を使う。

それによって、1日でも長く自分の足で立つこと、排泄することができます。

 

 

(追記)

20日(金)亡くなる6日前までトイレに立ち自力で排泄できました。