to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

追うけど、持ってこない子

2011年02月28日 | discdog

欧介は、ボールのレトリーブに全く興味の無い子でした。

追いかけて行っても、とりあえず破壊しておしまい!

その間は、お尻をあげて、尻尾をピンと立てて、ピピピピ・・・って速く振って、

前足で、オモチャを固定して、ちぎって破壊します。

ジャックラッセルのお仕事は、害獣駆除です。

この破壊行動は、ジャックのお仕事をしている状態と似ています。

 

先日、あるボーダーちゃんが、ディスクを持ってこないと相談されました。

確かに持ってこない。。。

でも、これって、この子に限ったことじゃないんですね。

ボーダーだからって、羊を追う訳じゃないし。。。

ただ、他の犬種より、追いやすい。

楽しそうに追って行くものだから、持って帰ってくるのが当たり前に思っている人も多い。

だけど、彼らの仕事は、追うことなんです。

追うことで満足の子は多いです。

逆にレトリバーは回収を目的に繁殖された子が多いので、持って帰ってくるのが得意だったりします。

でも、これって、環境や繁殖の過程にもよるので、すべてが持ってくるわけでもない。

 

では、なぜこの子が集中して追うのに、持ってこないか?

持ってくることに対して、きちんと教えていないって言うのが原因なんですが、

よーく見てると、きちんとキャッチできたときは、とりあえず持ってくる。

キャッチできなかった時には、少し離れたところでディスクをくわえて、

飼い主がしびれを切らして取りに来るのを待ってる。

そして、持って逃げる。または、投げてよ!って感じで放して、前方へ先走る。

飼い主さんも工夫をして、持ってこなかったらそっぽを向いてみたりするけど、

犬はあれっ?って感じでディスクを放って、飼い主の方へやってくる。

「なんだ、持ってきて無いじゃん!!持ってきて!!」となります。

 

 

蒼太のように、レトリーブをキチンと教えた子に対して、持ってこない場合、

「いけない!!」と叱ることで、ハッとして「ゴメンナサイ。持って行きます!!」ってなるけど、

この子の場合、ココで叱るのは逆効果です。

まず、教えてもらってないことに対して叱っても、何が何だか混乱する。

怒られるから持ってこなくなる。

 

この子、最初のうちは、まったく問題無く持ってきてたらしい。

ボールは今でも問題無く持ってくるらしい。

たぶん、飼い主さんがディスクを競技として考え出した頃から持ってこなくなったんじゃないかな?

ディスクは、キャッチして持って帰ってきて、はじめて競技として成り立つ。

キャッチできないと、なんとなく「あぁ。。」って落胆する。

その気持ちを犬が感じてしまう場面が何度かあったんじゃないかな?

 

犬は、キャッチできなかったのはいけないことなんだと知ってしまった。

 

持って戻ると、微妙な距離(2mくらい手前)でディスクをカミカミしながら、飼い主を見ている。

その状態に、右往左往する飼い主の様子を見ているのだ。

まるで、子どもが悪いことをしたときに、他の所作をして気を紛らすかのようです。

飼い主さんは、キャッチできて、持ってきたときはと言うと、

散々持ってこなかったのに、「今更持ってきてもね。。。」って

気持ちがどこかにある感じで、心から褒められない。

 

今、この子の気持ちは微妙なところ。

自信を失ってる状態と、右往左往する飼い主さんをちょっと面白がってる状態と。。。

 

問題は、最初が苦労しなかった分、きちんと教えずに来れてしまった。。。

前はできてたのに、「何で?」って思わないことです。

 

まずは、犬種特性から、追うのは得意だけど持って帰ってくるのは

ちょっぴり苦手な犬だと言うことを理解したうえで、

だからこそ、「持って帰ってくる」って、すごいことなんだ~って素直に喜んであげること。

キャッチ率は、このゲームのルールを犬が楽しめるようになってきたら、

自然と速く持って帰りたい、捕えたい、集中、って高まってくるはず。

キャッチできなかった時は、「大丈夫!大丈夫!早く持っておいで。」

って余裕の気持ちで迎えてあげられると、きっと変わってくると思います。

 

すべてが、犬種特有の行動と思って、期待したり、対処することは間違っているけど、

頭の隅に、もしかしたら?って思いながら、

その子に合った対処法を見つけてあげることが大切かなって、思います。

 


おやつ=報酬からのステップアップ

2011年02月26日 | Obedience

 

今日は、JKCのアジリティー競技会に行く予定でしたが、

諸々ありまして、自宅のカギを交換しないといけない事態に陥ってしまい、

o-papa不在のため、家を空けられなくなりました(涙)

なので、blogの更新に勤しみます。

 

おやつを報酬として使うという記事を続けて書いていますが、

いつかはおやつが無くても、できるようにならないといけません。

o-家の場合は、訓練競技会に出ているので、

おやつがなくてもできなければいけない場面は多々ありますが、

普通のお宅の場合は、おやつで釣ってコントロールでも全く問題は無いでしょう。

咄嗟の時、緊急の時、万が一の時、

たとえば、リードが離れて他の人や犬のところへ走って行ってしまうとか、

人や犬を見て興奮して激吠えしてしまったりとか。。。

おやつを取りだす間が無い時や、愛犬に緊急の危険が及ぶ時には、

やはり無くても言うことが聞ける必要がでてきます。

その自信を飼い主がつけておく必要があります。

 

現在、蒼太くんは、脚側行進の時の顔の位置の修正をしています。(かなり前からですが。。。)

今までは、ちょっと右斜め前をのぞき込む感じで、鼻の位置が前を向いている状態でした。

鼻の位置を、上へ向かせたい!!

最初から形をガンガンにキレイに入れてしまえば、今更悩む必要もないことだったのですが、

o-mamaとしては、やる気を尊重したかったし、一緒に作業することを楽しんで欲しかった。

だから敢えて、重箱の隅をつつくようなトレーニングをせずに、

陽性強化的な手法を駆使してやってきました。

しかし、前にも書きましたが、限界が見えてきました。

おやつを使って、鼻の位置を覚えさせようと昨年から取り組んでいますが、

おやつがある時はいいけど、無いと今までに逆戻り。。。蒼太が悩んじゃうんですね。

ボールを使うと楽しくなっちゃって、前に出てみたり、安定しない。

ボーダーってやっかいな犬種で、「ちょっと違うみたいなんだけど、何が?」って思うと、

悩みだす。。。

他の犬種も同じかもしれないけど。。。

頭を低く下げて、こちらをチラチラ見ながら様子を伺って、「これで合ってますか?」って。

sheepdogは、羊を追う時に、頭を低く上体を下げて、ひたひたと忍び寄ります。

これが頭を使いだすと出ちゃうんですね。

嫌がってるとか怖がってるとかそんな感じじゃなくて、

あぁ、頭使っちゃったのね~って感じです。

では、どうしたらいいか??ここが難しかった~~

ようやく光が見えた気がしますので、書きます!

おやつを使って、鼻の位置を覚えてきました。自信を持ってこれでいいんだと歩いています。

ときどきチラッとよそ見をしたり、下を見たりします。

その時を逃さずに、必ず顎の位置を下顎に右手をバチッと当てて治します。

左手にはおやつを持って、鼻はここを狙わせます。

治したときは2.3歩ですぐに褒めてご褒美をあげます。

このタイミングが少しでもずれていると犬は「どうしたらいいの?」って悩んでしまいます。

間髪をいれずに強制、そしてご褒美。

このご褒美のタイミングと形がとっても難しくて、

犬が悩む前にさせたい形をきちんとやらせることが重要です。

強制をするとなんとなくその後は、蒼太に譲ってしまっていたo-mama。

有耶無耶にしてるつもりはないのだけど、気持ちが「あぁ。。。」ってマイナスに行くので、

なんとなく、今までできてたことをやらせて、自分が安心してました。

強制のタイミングが重要なんじゃなくて、その後が重要なんですね。

ホローじゃなくてステップアップの形で終わらないとダメだった。

これをきっかけに、ご褒美で釣らなくても顔が上を向いてアイコンタクトを取るようになってきた。

不思議なもので、ステップアップする時って、乾燥していた土地に雨がしみこむように、

す~っと吸収されて、他のことも自然と潤って、良くなってくる。

 

おやつを使って、それを手放せなくなっているとしたら?それは、

おやつをなくすことに飼い主が自信を持てないからだと思います。

がっかりする犬の表情や、要求にどこか後ろめたさを感じてしまう。

だけど、どこかでおやつが無くてもできなくならなくちゃって思いもある。

おやつで、できたら集中させて、集中がそれたらそれはダメと教え、

その上で、ステップアップしたい状態まできちんとやらせてからご褒美なんですね。

そうすると、おやつに頼らない、おやつが必要じゃなくなるんです。

 

前回の記事でも書いたように、

しつけ教室などでは、このときにおやつがあるからやってね、じゃなくて、

正しい行動を犬がとれたことに対しての報酬としておやつがもらえるという気持ちで

おやつを与えましょう、なんて言われます。

 

「何をどうしたら、そこに変化をつけられるの?」

o-mamaと、どう違うの??

座ったらご褒美じゃダメなの?

もう一つ何かしないといけないのかしら?

おやつについて、続けて書きましたが、

おやつが無くても!って思うまでに、これだけの経験と葛藤がありました。

 

簡単じゃないけど、乗り越えたときには、報酬や見返りじゃない犬との関係ができる。

また一歩、犬の心、欧介蒼太の気持ちに寄り添うすべを見つけられました。

 


おやつ=報酬の謎

2011年02月23日 | Obedience

しつけの本やしつけ教室で、まずはアイコンタクトというのを習います。

眉間におやつを持っていき、犬がおやつを見ると自然にアイコンタクトができますよ~って。

おやつで誘導してしつけをする訳です。

最初は、よく犬も言うことを聞いて、座ったらおやつがもらえた、じゃあ、座ります、

はい、おりこうさん、おやつ、となるわけです。

他のものに興味深々でも、おやつを鼻先でちらつかせると

??って顔してこちらに向いて座ります。

 

しつけ教室などでは、このときにおやつがあるからやってね、じゃなくて、

正しい行動を犬がとれたことに対しての報酬としておやつがもらえるという気持ちで

おやつを与えましょう、なんて言われます。

o-mamaは、しつけ本や、しつけを解説するHPに書いてあるのを目にしました。

o-mamaは、ここで疑問に思いました。

「何をどうしたら、そこに変化をつけられるの?」

o-mamaと、どう違うの??

座ったらご褒美じゃダメなの?

もう一つ何かしないといけないのかしら?

いくら考えてもわかりません。。。そして、いまだによくわかってないの。

だけど、やっぱり違うのだ。

 

You Tubeなどで、しつけの初歩の段階のビデオで、

鼻先におやつをくっつけるようにして誘導し、脚側行進らしきことをしているのをみると、

自分が欧介と訓練をはじめた頃を思い出した。

 

もちろん、鼻先におやつをくっつけてなんて安易な方法は使ってませんが。。。

その映像から伝わるハンドラーの意識はその頃のo-mamaと同じでした。

今見れば、その映像は、おやつで釣ってる、おやつに頼ってる、

犬もおやつしか頭にない、

まったくハンドラーの言うことを聞いている状態じゃないことはわかります。

 

その頃、おやつで釣るわけでもなく、いとも簡単に欧介を

座らせたり、フセさせたりする訓練士さんと、

それを超楽しそうにやってのける欧介をみて、何が違うんだろうと首をひねるばかりでした。

o-mamaはというと、おやつを握りしめて、必死に、とにかく必死に頑張ってました。

 

そして、蒼太にはそういう気持ちにならなくても、今の状態を作れていることに気付いた。

 じゃぁ、何が違うの?って考えると、

きっと、報酬とかそんなことよりも、犬ってすっごく人の言葉を理解したがってるし、

それを行動したがってるって、知ったから。

彼らのコミュニケーション能力の高さを、体験して知っているからかも。

彼らが、言葉を理解し、やるかどうかわからない未知の生物じゃなくて、

今では、理解できるって、確信をもっているからかも。

 

友人との関係で、報酬やら見返りやら要求しないじゃない?

とにかく一緒に居ることで、お互いに有意義でエキサイティングな時間を過ごせる。

 

彼らと過ごす時間も、そんな感じなのだ。 

彼らは、案外、見返りやら報酬やら、気にしてないのかもね。

 

気が付いたら、っていうか、相当、犬ってものがわかってから、

おやつの使い方も、なんとなく理解できてきた。

これって、初歩の段階で言われてもわからない人が多いんじゃないかな~。

 

おやつのあげすぎで愛犬をメタボにしないように

おやつの種類に頼らない指導をした方がいいと思います。

 

なんで、こんなに難しい報酬=おやつの意識のことを最初に言われるんだろうか。

誰もわからない感覚だから、さもテクニックがあるかのように聞こえる指導だ。

よい行動をとったら、ちょこちょことおやつを与えて、あくまでも媚びずに、、、

そして飼い主にとって本当にしてほしい行動を犬が自主的に取ったら、

特別報酬をドバーって与えるとしたら、それは飼い主が媚びてるのとどう違うの?

 

やってくれて、ありがと~~あいしてる~~って思うのと、

ごくろうさんっ!!って上から目線でボーナスを支給する感じ??

よくわからないなぁ。

私は、ありがと~~あいしてるよ~~きみたちはかしこいね~すごいね~って

報酬抜きで単純に思っていたいかも。

欧介と蒼太がそれで育ってるから間違いじゃないのかな。。。


トリーツを使ったトレーニング

2011年02月21日 | Health

欧介兄さんは、おやつ大好きっ子です。

しかし、胃腸が弱く、トレーニングにおやつを使うと、アレルギーから

お腹の調子を崩すこともあります。

なるべく、いろんなものを1度にあげない。

たとえば、他の人からおやつをもらうのも極力、禁止。

トレーニングも基本的には、フードを一粒づつです。

「そんなんで、言うことをきかせるなんてかわいそう~」とか言われることもあるけど、

欧介はあまり気にしてないみたいです。

でも、フードで十分ってo-mamaが思うまでには、紆余曲折ありました。

 

おやつを使ったトレーニングで一番問題になるのは、

おやつが無いとやらない、または、おやつをバージョンアップしていかないと、

やらなくなる。

飼い主が、おやつに頼ってしまうことで、無いと不安になって、

結局犬をコントロールできなくなってしまうのです。

そして、常におやつを与えていると、太ってしまったりと

健康上の問題も出てきます。

欧介のような、アレルギーのある犬は、一つの食物を与え続けることで、

アレルギー物質の限界値を超えてしまい、アレルギー反応が出てしまいます。

そうなると、食べられるものが減ってしまうし、

アレルギーのあるものを食べてしまうと体調もわるくなる。

 

まだ、アレルギー自体があるとわかっていなかった頃、

アレルギーに対する知識が無く、いろんなおやつを使っていました。

そして、よくお腹を壊しては入院してました。

おやつを使う大きな理由は、

これならやってくれるだろう、これなら元気に戻ってきてくれるだろう、

欧介が喜んでくれるためならと、

いろんな期待とともにおやつのバージョンアップが始まりました。

結局最後は、お肉のついた骨を持ってトレーニングする状態でした。

そして、ちょっとした油断の結果、骨を丸ごと飲まれて、喉に詰まりそうになるという

事件まで引き起こしてしまいました。

このとき、そこまでしてしなきゃいけないトレーニングって何なんだろう。。。

って考えさせられました。

 

おやつの使い方、おやつの種類を考えた結果、

いつも食べてるフードを朝ご飯の分から半分、

夕御飯の分から半分取っておいて、お散歩の時やトレーニングで使うようにしました。

フードなので、回数を制限しなくても、思う存分あげられます。

食事の量もコントロールできるので、太る心配もありません。

その代わり、あげる時にはすご~く美味しいおやつをあげるかのごとく、

演技をします。

その様子が欧介にとっては、とっても褒められていると感じるのか、

どんなおやつよりも食い付きがよくなりました。

スペシャルなおやつって、結局、飼い主からもらえる物が一番なんですよね。

おやつ大好き、オモチャよりも食い気だった欧介でも、

フード1粒がスペシャルになりました。

 

欧介兄さん、君こそママのスペシャルご褒美!だよ。


前足の付け根にポチッと。。。

2011年02月21日 | Health

欧介兄さんは、病院が大好きです。

診察室のドアが開くと、逃げるか震えるワンコが多いのに、

欧介は、次は自分の番だ!と思うのか、超入りたがります。

リードで止めてると、前足がヒラキのようになって、宙に浮いてかいてます。

 

今日は、左前脚のわきのところに、ぽちっと小さい虫さされのようなものができていたので、

過去2回手術した、「肥満細胞腫」か?と思い、受診することにしました。

組織検査をするために、注射針を刺して、細胞を取り出します。

助手の先生とo-mamaで欧介を抑えて針を刺しました。

不思議なのは、犬の痛点って高いのか、チクッとしてもピクッとしません。

抑えられてる時間が長くなると嫌がって暴れるけど、

針を刺す痛みと連動している感じはしません。

検査結果が出るまで、o-mamaと欧介は待合室で待ってました。

 

その間、ナンパを試みる欧介。。。

10歳になっても、女の子大好きな兄さんです。

ふられてもめげない兄さんです(^_^;)

って、言うか、病院でナンパなんて、不謹慎でしょ。

あっ、違うのかな?

欧介10歳、柴ちゃん8歳。。。

案外、人間のおじいさんおばあさんが、病院に毎日通うのは、

病気自慢、コミュニケーション不足の解消だったりするのよね~。

欧介も、

「あんた、どこが悪いの?おれなんて、2回も手術してんだよね~。」

なんて病気自慢してたりしてね。

 

結局、欧介兄さんのポチッと出来たものは、たぶん。。。にきび。。。

あら、案外若いのね~。

とりあえず、小さすぎるので、大きくなったらまた再検査しましょう。って、ことで。


変・寝顔(どんな夢見てるの?)

2011年02月19日 | 日々の出来事

欧介兄さんも蒼太くんも、ときどき寝言を言います。

小さい声で吠えてみたり、唸ってみたり。。。

足をパタパタと動かして走ってる夢を見てるのかな?

 

今日の一押し寝顔は、、、これだ~。

プップ~ッ(笑)

 

そして、いつもラブリーな欧介兄さんは、、、これっ!!

二人とも、油断しすぎでしょ~。

 


うっすらどころか、どかっと積りました。

2011年02月15日 | 日々の出来事

先週末の雪は、天気予報では、たくさん降るような予報で、

うっすら積っただけだったのに、

今朝起きるとしっかり積ってました~。

o-mamaは、道路の雪かきまでしちゃいましたよ。

お隣さんが一人暮らしの年配の方なので、門の前の雪かきもお手伝い。

そして、欧介蒼太は、雪の積もるどんぐり山公園までお散歩に行きました。

グランドは、一面雪景色。。。のように見えますが、

半分は、溶けて湖のようでした。

欧介兄さんの向こうがわは、湖じゃありません

グランドが水浸しの状態なんです

写真で見ると、流氷の上に立ってるみたいです。

それはそれで、なんとなくカッコイイ写真なんです

「凍てつくオホーツク海の男、欧介」みたいな。。。

顔が寒いって言ってますが、気にしないでくださいな。


うっすら雪景色

2011年02月11日 | クッキング

庭の溶岩石に少しですが、雪が積もりました。

苔の上にも雪が。。。

 

欧介兄さんは、歳をとって、少し性格が丸くなったようで、

抱っこがきらいだったはずなのに、最近抱っこ好きです。

人のぬくもりを利用してるとも言える。。。

そして、お外でしかチッチをしなかったのに、

一昨年ほど前から、おウチでチッチできるようになりましたので、

大雨の日はお散歩しません。

でも、こちらは何が何でもお散歩に行きたい子。。。

こんな顔をして、ずーっと待ってます。

チッチもウ〇チッチもおウチでできる子なのに、若いんですね~。

どんなに寒くても、どんなに雨が降ってても、あっ、今日は雪ですが、

それでも元気に走り回りたい、遊びたいんですね。

夕方、o-papaと欧介・蒼太・o-mamaで近所の公園に行ってきましたよ。

と~っても寒くて、o-mamaと欧介は、「早く帰りたいです。。。」って

震えてましたが、蒼太くんは超ハイテンションで

い~ぬは、よろこび庭かけまわり~♪って感じでした。

 

夕食の買いだしに行くのも、寒いし、つらい。

だけど、お肉もお魚も何も無い、どうしよう。。。

そこで、高野豆腐にショウガ醤油をしみこませて、パン粉をつけて揚げてみました。

ヘルシーでちょっとお肉っぽい食感。

不思議な感じだけど美味しくて十分、主食っぽい。

他は、レンコンとシイタケのピクルス、いんげんの胡麻和え、きんぴらごぼう、

ほうれん草の梅おかか合えです。

写真には写ってませんが、ごぼうと大根のスリゴマ汁も作りましたよ。

野菜と高野豆腐で大満足な夕食となりました。

明日も雪みたいですね。積もるのかな~


おNEWです。

2011年02月10日 | Health

欧介兄さんのケージを新しくしました。

前のは、高さ30センチ幅34センチ奥行き50.7センチでした。

新しいのは、高さ37センチ幅42センチ奥行き61センチです。

欧介の体高が38センチなので、一応立ち上がることもでき、

足をのばして寝ることもできます。

蒼太のケージをo-papaが買った時に、と~っても値段が高いケージを買ってやったので、

欧介のは安~いのを買った覚えがあって、欧介にも良いのを買ってあげようと思い、

焦って買ったら、小さくて。。。

買い変えなくてはって思っていたのですが、

長時間入ってることも無いので、移動だけならまぁイイか、感じでした。

しかし、10歳になって、肩を痛めたりすると、狭いケージの中で、

クルクルと転回する欧介を見ているたびに、大丈夫?って不安になってきました。

アジリティーの練習に行ったときに、S先生に

「歳をとって、身体が硬くなってきてるし、狭いところから出て急に動くと、

身体に悪いから、もう少し大きなケージにした方がいい」とアドバイスを受け、

新しいケージを購入することにしました。

 

昨日、届いたので、早速、車に積み込んでみました。

今までケージを金属製の棚の上にのせて、

棚の下には、荷物を入れるケースを置いて、欧介はそこを踏み台にして

自分のケージに登っていました。

時々足を踏み外したりもしていたので、今回は、棚を撤去。

(上の写真↑)のように荷物入れのケースをケージの上に乗せてみました。

この写真を見たo-papaが、外の景色が全く見えないのが可哀想だというので、

今日、またまた整理して、

荷物を入れていたケースも撤去。

もう少しコンパクトなケースに変えて、ケージの横窓から空が見えるようになりました。

ケージの入り口には乗り降りも考えて、スペースを広く取って、

後ろの窓からも空が見えます。

ケージの高さがないので、風景までは見えませんが、

少し窮屈な感じは無くなりました。

欧介兄さん喜んでくれるかな~。

 


飼い主力をつける

2011年02月09日 | 日々の出来事

犬の話をする前に、前置きが長いです。

私は仕事を通じて、いろんな事を学び、いろんな事を経験し、

そして、今それが犬の教育にも役立っていると思っているから、

ちょっとお付き合いください。

 

仕事をする上で、チーム力と言うのは重要ですよね。

歯科医院では、歯科医師と歯科衛生士、歯科助手、受付と

何人もの人が、患者さんのために働いている。

この組織がチームとして正の活動をしているかどうかで、

患者さんの満足度にかかわってきます。

チーム力とは、5人の人がいて、1人100%の力を出したとして、

5人で500%ではチーム力を発揮しているとは言えないのです。

お互いの相乗効果で、それぞれが100%プラスαで始めてチームが機能するわけです。

 

一人の歯科衛生士が、一人の患者さんにかかりっきりで、丁寧に仕事をしたとします。

しかし、時間は限られているので、他の患者さんは待ちぼうけです。

かかりっきりの患者さんは大満足です。

100%の仕事ですよね。

だけど、周りのスタッフは、他の患者さんを診なければならず、

自分の患者さんを時間内に十分にみることができなかったら、

チーム力は、マイナスになってしまいます。

そこで、この100%の仕事をした歯科衛生士には、注意をしなくてはいけなくなります。

「叱る」と言うことですね。

100%頑張ったのに、叱られる。。。なんとも納得のいかない話です。

昔だったら、頭ごなしに「何やってんだ!!もう少し考えろ!」って怒られたはずです。

そして、自分で怒られた理由を一生懸命探す訳です。

でも、今、「叱られない」教育を受けてきた世代には、この叱るという行為が、

すべて納得のいかない、理不尽な行為となるわけです。

「だって、私は頑張ったのに。。。」ってなるわけです。

 

「今日は、午前中の時間帯忙しかったよね。気が付いた?」

何か言われるって思うのか、一瞬「??」って顔をします。

「〇〇さんがユニットに座ってる間に、〇人の患者さんが治療を受けて、

〇人の患者さんが時間より遅れて診察を受けたんだよね。」

「はぁ~。。。」

「〇〇さんは、すごーく感激してたし、きちんと診てもらって大満足だったよね。

でも、他の患者さんはどうかな?」

(少し考える時間を与える)

「他のスタッフも大変だったと思うよ」

(また少し考える時間を与える)

「周りを見て仕事をしないと、みんなに負担をかけることになるんだよ。」

これだけだと、受け取る側にしてみれば、厳重注意!どよ~んと凹みます。

「たとえばさ、〇〇さんに時間をかけた治療をしてあげたかったら、

次回、きちんと時間枠をとって、ゆっくりと診てあげるとかすれば、

スタッフも事情をわかってて協力できるし、他の患者さんも満足だし、良いんじゃない?」

と、時間の使い方について、アドバイスをすると、

注意された人だけでなく、みんな、時間の使い方を意識するようになる。

そして、こういう注意は、最初が肝心で、何回かこういうことが起きてから注意しても、

「なんで今まで言ってくれなかったの?」って反発するでしょ。

上手な叱り方をこちらも勉強しなくてはいけない。

「叱る」と言うのは、叱られる方も叱る方もエネルギーのいる行為だ。

 

30年くらい前から、「叱る」ことを否定的にとらえる教育方法が流行し、

今、企業でも職場でも、打たれ弱い社員が増えて問題になっている。

しかし、結果を出すためには、きちんと「叱る」ことがやはり重要だと言われ始めている。

叱る方も叱られる方も、上手に叱られたことがないから、

否定をどう相手に伝えたらいいものかわからないのだ。

そのための講習会まであるらしい。。。

 

犬の教育は、人の教育の最低でも、20年?それ以上?は遅れていると思う。

 欧介が訓練所に通い始めたころ、まわりの話を聞くと、

やはりチョークチェーンで締め上げられたなんて話しをよく聞きました。

もちろん、欧介はそんなことされませんでしたけど。。。

「有無を言わせない教育・指導」ですよね。

最近は、「叱らない教育」というのをよく耳にします。

だけどね。

やはり、人の教育と同じ道をたどるんじゃないかなって思っています。

「叱る教育」じゃなくて、「伝える・考えさせる教育」と言うものが、

主流になって行くのかな?って。

「伝える」ためには、自分をしっかり持ち、相手を説得し納得させる強さが必要です。

「考えさせる」ためには、教育する方も、される方も、気持ちの余裕が必要です。

たとえ、叱っても、相手が考えることができる気持ちの余裕を持たせてやる、

それが、その人のためになる叱りだと思います。

犬も、100%頑張って生きています。でも、それがちょっと違った方向に行ってる場合、

やはり「違う」と、きちんと否定するべきなのだ。

飼い主の思っている方向と違うということを、きちんと伝えるべきなのだ。

様子を見る?よい行動があらわれるまで、期待して待つ?

その間、無視をする?

これでは結局、先ほどの話しと同じで、

「なんで最初から言ってくれなかったんだよ。」ってことですよね。

人のいじめの中で一番つらいのは無視されることだって言われています。

犬だって飼い主の気を引こう、飼い主にわかって欲しい、そう思ってした行動が、間違っていた。

それなのに無視されたら、つらい。。。そう思うはずです。

 

「きちんと叱る」ことが、人も犬も精神的な成長と理解を促すのは、

この「伝える」「考えさせる」という行為が強く関係するからだと思います。

飼い主力のUPをそんな風に目指して欲しい。

そして、きちんと「伝える・考えさせる教育」の時代になってきてるなぁと思います。