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to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

こがね虫

2011年08月18日 | Gardening

今年植えたミモザの木。

超成長大でグングン伸びています。

この勢いで成長し続けたら、来年には大木になりそうな気配。。。

とりあえず、成長するってことは、環境は良いってことですよね。一安心です。

そして、毎朝、多数の訪問者があるのもこの木の人気のしるし!なんて。。。

 

そう、こがね虫が毎日増えて、だんだん大所帯になってきて。。。

でも、少し葉っぱを食べる程度で、毛虫のように気持ち悪くないし、まっ、いいか~って

思っていたんです。

ある日o-papaが、「こがね虫がすごいけど、あれイイの??」って聞くので、

ちょっと気になって、ネットで調べて見ると。。。

ダメですっ!!困ったことになりました!!

成虫は、葉っぱを食するのがお好きなようですが、

幼虫が、超問題児!!大量発生して、根っこを食べて木を枯らしてしまうそうです!!

それも、土の中にウジャウジャらしい。。。

ぜ~ったい、ダメ~~

次の日から、木酢液を撒いたり、殺虫剤を使ったり、全面対決いたしました。

生き物は殺生したくありませんが、私の立場から見た害虫はやっぱり共存致しかねる。

だけどあれだけのこがね虫を退治すると、なんだか心が痛みます。。。

ゴキブリだったらまた心の痛みも違ったのかなって思うと生き物に対する

人の意識ってほんと自分勝手ですね。

 

犬に対しても、しつけって言いながら、首絞めてるって言われるしつけ方法を私は!

選択しているわけです。

どんなに私はあくまでも合図を送るための道具として使っていても、

言葉にするとそれは首絞めにしか伝わらない。。。

そうとしかとらない人たちもいる。

でもね、実際に私と私の犬たちの関係や訓練を見て、首を絞めてるって思う人はいない。

その道具を使う前に、していることが山のようにあることも、

気遣って、神経を使って、施していることが膨大にある、それが伝わるからだと思う。

きっと、どんな方法もどんな人も、本質を見抜けない人には何もわからない。

うわべだけの優しい言葉や表現に惑わされて、人を中傷しても批判しても、

自分の考えを貫くためなら構わないと、それもディスカッションの一部だと主張して

それを疑わない。。。

浅瀬だけをフワフワと浮いている人にはなりたくないと思う。

自分を曲げてまで、人の要求に応えるよりは、きちんと自分を伝えられる人になりたい。

自分を守るためだけの主義主張は私には必要ない。

私は私。

そんな私でないと、私の犬たちには真摯に向き合えないから。

 

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夜のお出かけ

2011年08月14日 | グルメ

久しぶりにo-papaとワン達をつれて、夜の横浜へ。

随分前に行ったことのある「TYCOON」へ行きました。

o-mamaが、まだ20代の頃からあるので、なんだか懐かしい~。

ここは、ワンコもOKです。

 

最近の欧介兄さん、何故かお外でごはんの時には、「ちょうだい、ちょうだい。。。」の

大騒ぎをしなくなりました。

本当にお利口さんに伏せて待っています。

なんで??良くわかんないけど、ある日突然お利口さんになっちゃったの。

家では、ほぼテーブルの横でウロウロ~

吠えたり、鳴いたりはしないけど、熱い視線を送りながら、ハァハァしてます。

落ち着きがないんですぅ。。。

なのにお外では、イイ子ちゃんなの~。

一方、蒼太くんは、時々ウロウロしては、o-papaに「フセ~」って言われて、

o-mamaのお膝に逃げて来て甘えた顔でベタベタ~~。

かわいいんですっ。

 

食事の後は、マリンタワーへ。

マリンタワーの下にあるカフェは、お外がワンコもOKのテラスになっています。

o-mamaは、ワイン。o-papaは、カプチーノ。

最近、暑いのでビールばかりだったので、久しぶりにワインを飲みました。オイチイ。。。

帰り際、見上げるとマリンタワーがキレイ。

こちら、節電じゃないのね~。

 

お盆休みだから混んでるかなって思った横浜ですが、人も少なくてゆっくりできました。

ワン達は夜のお散歩満喫できたかな?連れまわされただけ?

う~ん、たまにはママとパパに付き合いなさい!ねっ。

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夏休み

2011年08月13日 | Obedience

最近、蒼太くんとのオビ練をお休みしています。

夏休みです。

先日5歳になりましたが、今までお休みしたことは「会長賞」をいただいた次の日くらいかな。

毎日、欠かさず練習してきたのに、何故?夏休みかと言うと、

ずーっと悩み続けている脚側行進の顔の位置であります。

 

顔の位置が良くなってきたんですが、そこに自信が持てないんです。

「私は果たして、きちんと蒼太に伝えているんだろうか。。。」

「蒼太は果たして、きちんと理解しているのだろうか。。。」

そんな風に思い出すと自信が無くなってきて、

自信が無くなると、さらに頑張って練習をする。

自分を追い詰めているだけならいいのだけど、蒼太を追い詰めそうになってきたので、

これではだめだ~って思ったので、O先生に相談しました。

あっさり!「夏休みにしましょう!」

「大丈夫!ちゃんと蒼太は理解してきてるし、ここで少し休んだからと言って、

マイナスにはならないから!」

 

そこで、先週「夏休み」にする前に、「脚側行進」と「行進中の伏臥」「行進中の停座」の

3科目の動画を取ってみました。

自分を客観的に見るためです。

すると、伝えきれていないと思っていた脚側行進が以前よりずっと良くなっていた。

伏臥はもう少しでしたが、それでも以前よりは良くなってるし、

停座はさらに今一つでしたが、それでも以前よりは良い。。。

 

私の気持ちをリセットする必要がありそうだと思いました。

蒼太くんは、本当によくやってくれる子です。

暑くても、ヘロヘロでも、頑張ってついてきてくれます。

そんな蒼太くんに甘えていたのかな。

頑張れるならもっと頑張ろうよって追い詰め始めてたんですね。

 

「夏休み」にして気がついたこと。

オビ練が無性にしたい!!蒼太もそう思ってるみたい!

広場で車から降りて、私がボールを持っているのを見ると、

脚側について「練習するんでしょ!」って顔で、見つめてきます。

でも練習しない!

「えっ??」って顔をしてる蒼太を肩すかしして、

ボール遊びを始めると嬉しそうにボールで遊ぶ。

遊びの中でのコミュニケーションの取り方の幅を広げないとね。

興奮の中でのコミュニケーションはきっとこの先役に立つはず。

蒼太と私の間に新しい風が流れてきた気がする。

 

「夏休み」を取ることで、オビじゃない楽しさも蒼太くんともっと共有できたらいいね。

 

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苦労したからこそわかったこともある。

2011年08月12日 | Obedience

飼い主と犬にとって呼び戻しは、とっても大事なトレーニングです。

 

私は基本的にウチの犬たちをあえて他のワンコと遊ばせることをしません。

あえて匂いを嗅がせあったりもしません。

欧介に関しては、特に!しません!!

私は、犬に関して「社会化」が特に必要だとは思っていないのです。

「社会化」よりも飼い主と一緒にいることを楽しいと思う方が、ずっと大事だと思うからです。

飼い主との関係ができてから、犬同士のルールを学んでも決して遅くはないと思うのです。

逆に、犬同士の遊びや楽しさを知ってしまった犬に、

飼い主の方が魅力的だと教えることの方が大変だし、苦労します。

欧介は、何もしつけなど知らなかった私が、

世の中の犬の育て方、しつけ方の本などの情報を信じて、

一生懸命「社会化」と言うものをしたせいで、飼い主の言うことよりも、

犬同士遊ぶことが楽しい!犬の扱いに慣れてる他人の方が楽しい!

初心者飼い主の言うことは良く分からないし、楽しくない!と強調してしまいました。

そのせいで、飼い主の魅力を伝えるために谷あり崖ありの大変な苦労をしてしまいました。

今でこそ、私に魅力を感じてくれて、一緒に楽しめる子になってくれましたが、

最初の1年目に無駄な「社会化」に一生懸命取り組んだために、

その後の5年間は、私との関係を作るために必要以上に苦しまなければいけなかった。

中でも、一番苦労したのは、「呼び戻し」でした。

 

欧介の場合、呼んでも戻ってこないは当たり前でした。

気の済むまで他犬と遊び、気の済むまで匂い嗅ぎをし、

どんなに疲れきっても、どんなに満足しても、たぶん死ぬまで戻ってくる気はなかったと思う。

欧介にとって、私は何処までも何処でもリードに繋がってついてくる家来だったから。

1歳までの大切な時期に、このような結果を生む「社会化」を刷り込んだのは私ですから、

頑張って、「コイ」を教えましたよ。。。

11年たった今では、戻ってきてくれます。

 

それには徹底した他犬の排除、「犬社会」との隔離、他者の排除、「他人社会」との隔離。

私とo-papaだけが欧介にとって特別な存在になる努力をしました。

「脱・社会化」です^^;

 

ちなみに、蒼太くんは、「脱・社会化」から始めて、1年間、

飼い主との関係を築くことに専念しましたので、「呼び戻し」のトレーニングは

必要ありませんでした。

それでも、他犬に「吠え」たり「咬み」ついたり「反社会的」な行動はしませんよ。

人を育てる場合、赤ちゃんにはお母さんまたはごく近親の人が、

大切に育み愛情を注ぐのと同じように、犬にも接すればいいんじゃないかと思うのです。

赤ちゃんに、「他の子と上手に遊びなさい」とか「犬同士仲良く」とか言ったってわかんない。

それよりは、安心して身体を任せ、心を開ける人であることの方が大事。

信頼関係が築けて、私や家族が一番!ってなってから、

「じゃぁ、そろそろ他の人、他の犬、そんな存在にも慣れて見る?」

「おかあさん見ててあげるから、がんばってみようか」で、いいんじゃない?

 

「呼び戻し」ができるかできないかで、犬にとっての生活が随分変わってきます。

「呼び戻し」というのは、ただ単に呼んだら来るというだけのものじゃないからです。

犬の意識の中に、飼い主がいるということなんです。

 

よく、「コイ」とか「カム」とか言って、犬が来る。。。けど、ふっと匂いを嗅いで、

ふら~っと寄り道をする。また呼んでみたら、来た。そんなワンコをよく見かけます。

寄り道をしたら「NO!」と言って、怒る?呼ぶ?

残念ですが、あなたより、おしっこの匂いの方が魅力的だったってことです!!

怒っても必死に呼んでも、犬の意識の中には、他犬への興味または、

環境への興味が上回ってるんですね。

戻ってきた子は、心ここにあらず。。。だから、心から褒めることもできない。

 

私は呼び戻しの練習をする段階で、ノーリードにしたり、ロングリードにするのは、

結局、他へ興味を持つ範囲を広げながら、こっちを意識しなさいと

真逆のことを犬に要求しているのではないかと思うのです。

 

そして、「呼び戻し」をする際には、「コイ」「カム」は、近くにいることじゃないのです。

「コイ」は、犬の視線も身体も心も、「コイ」なんです。

「ウチは競技会に出す訳じゃない、家庭犬のしつけだから、ユルユルでイイんです」って、

言ってたトレーナーもいたけど、

そっぽ向いてたら、その犬はまた興味のある方へ隙あらば行くんですよね。

そして、そっぽ向いてたらそれは犬がダメ、「NO!!」なんじゃなくて、

飼い主が犬に対して、視線も身体も心も、「コイ」だよって教え切れていないんです。

ユルユルを良しとするトレーナーさんだったら、やっぱりダメなんですよ。

ユルユルやって、いつか犬が落ち着いて、言うことを聞けるようになるかもしれない。。。

でも、犬の一生を考えたら、11歳を過ぎて信頼関係が築けるよりは、

2・3歳で犬が心身共にオトナヘ移行する時期に信頼できる飼い主になれた方が、

犬も心穏やかに成長できるのだと思うのです。

 

「呼び戻し」って今までの飼い主との関係を見る、そして見つめなおすには良い指針ですね。

欧介での苦労があったから今の私があるのですから。 

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欧介兄さんも11歳初体験~

2011年08月08日 | 日々の出来事

蒼太くんの付き添いで行った欧介兄さんですが、お誕生日が近いので、

一緒にシャンプーのプレゼント~。

初、トリミング台に乗ってみましたよ。

 

ストリッピングは、私が一応全身やっておきました。

口元、胸元、足先は、きなりちゃんママの娘さんにトリミングをお願いしました。

欧介兄さん若いかわいいお姉さんが大好きなので、ウキウキです。

実は、欧介兄さん11歳にして初めて頭を洗いました@@;

家で洗う時は、ぜ~ったいに頭に水をかけさせません!

ときどきウンP食いをしたときに、お仕置きとして口に向けて

シャワー全開で洗い流しますけどっ!!

 

口元は、お水を飲むときに汚れるので、いつもは1センチくらいの長さにカットしていますが、

o-mamaだと虎狩りです(;;)

さすがプロです。

自然な感じに、短~くカットしていただきました。

足先は、夏になると蒸れるのか?爪や毛が赤茶に変色してしまいます。

今年は、そろそろカットしなくちゃって思ってた梅雨の時期に、

何度か痛めてる肩の痛みが出てしまったので、様子を見ていたら

その間に変色してしまいました。

今回、足の指の間まで、キレイにトリミングしていただいたので、

蒸し蒸しの夏を乗り切れそうです。

 

今まで、自宅でシャンプーやトリミングをしていましたが、

今回、初めてきなりちゃんママや娘さんのようなプロの方にお願いして

シャンプーの仕方や丁寧なブラッシングを拝見させていただいて、

素人ではできないケアがあるのだとつくづく感じました。

隅々までキレイになって、身体中にくっついてた抜け毛をブラッシングで取ってもらうと、

欧介も蒼太もスッキリして気持ちよさげでした。

お願いして良かった~~

よいお誕生日プレゼントになりました。ありがとうございました~♪

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蒼太くんお誕生日♪

2011年08月08日 | 日々の出来事

今日は蒼太くん、5歳のお誕生日です。

お誕生日プレゼントにお友達のきなりちゃんママのサロンで

シャンプーをお願いしました~。

いつも自宅でo-mamaかo-papaがシャンプーして、自然乾燥~~

ドライヤーなんてかけたことないもんね~。

 

まずは、足の裏の毛をカットしてもらったり、ブラシしてもらったり。

蒼太くん、トリミングの台に乗るのも初めてなので、慌てて飛び降りるんじゃないかと

ヒヤヒヤしましたが、よく聞くきなりちゃんママの声に安心してたみたい。

撫でてもらってる感覚だったようで、甘えてました。

その後、シャンプー台に移って、2度洗いしてもらいました。

ウチだと、1度しか洗ってもらえないからね。

1度だと、シャンプーと言うよりは、大まかな汚れを落とす感じなんだそうです。。。

蒼太くん、頭も洗ってもらって良かったね。

なにせ、昆布臭だったからね~。

キレイになって、サラサラ~フワフワ~

おリボンにひまわり!!超~キュート!!

気持ち良かったのかな。お目目がとろ~んとしてます。

良かったね。さっぱりしてきれいになって。

 

お誕生日おめでとう!蒼太くん! 

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匍匐前進

2011年08月06日 | Obedience

以前、欧介兄さんのホフク前進の 記事を載せましたが、

あれからさらに進化しました~。

手の動きや身体の動きではなくて、「コマンドの理解」が進みましたよ。

ちょっと身体が浮き気味なのが気になりますが、コマンドだけでできるようになってきました。

欧介兄さん、楽しくなってきたみたいです。

 

前回は、「これでイイの?」って表情で、どことなく緊張している様子で、

終わった後も、口元が緊張してるし、全体に尻尾も下がってます。

大げさなようだけど、そんな緊張を吹き飛ばすくらい褒め、

「いいんだよ~。できてるよ~。すごいね~。」と褒めまくります。

 

犬が不安そうにしたり、「良くわかんないよ~。」ってつまんなそうな顔をするからと言って、

こちらも怪訝な顔をしたり、「やりすぎたかな?」「ストレスかけちゃったかな?」

などと反省したりしません。

必ず理解する段階で、できていても不安になることはあるんです。

もちろんできないで不安そうなら、初歩に戻ってやり直しますが、

作業ができているのに元気がなかったり、動きが緩慢な場合は、

ただ自信が無い段階だと思われるので、褒めて自信を持たせます。

 

私は、2年くらい前まで、この自信が無い状態と言うものが理解できず、

「あぁ、つまんないんだ。。。じゃぁ、しばらくやらないで様子を見てみよう。」

または、「この作業好きじゃないのかな?合わないのかもしれない。。。」

と、考えて前へ進むことができませんでした。

結局、自信のない状態を克服できず、時々やってみると、

「あぁ、またこれね。。。」って顔を欧介はするし、ドヨ~ンとさせてしまうのでした。

 

訓練をしてると、壁をどんなに乗り越えようとしても乗り越えられずに

自信を喪失したり、出口とは別の方向へ突っ走って堂々巡りしてしまうこともあります。

私は、何かを習得する段階で、犬が自信を失い不安な状態に陥ることが

やる気を失うことと区別がつきませんでした。

欧介はもともと私を作業をするよりは、一人で好き勝手に過ごす方が好きだったので、

作業の最初の段階から、乗り気じゃないんです。

不安な気持ちなのか、やる気を失わせてしまったのか、分かりにくい。

この壁が越えられずに、欧介に伝えたくても伝えきれないものがたくさんありました。

越えて見ると、伝えたかったことが、もう既に欧介は少し前にわかっていた。

 

そうなのだ、いつも壁は私の前にあるんです。

決して犬の前にある訳じゃない。

あったとしても、彼らは4つ足で、瓦礫の山をサクサクと登るように

言葉を理解し越えて行くのかもしれない。

そして越えた先で待っていて、登れない私を引き上げてくれることもあるのだ。

どおりで、壁を乗り越えるごとに絆が深まるわけですね。

納得です。

 

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吠えて当たり前でイイの?

2011年08月01日 | Obedience

先日、O先生の新しいグランドにお邪魔しました。

以前は、警察犬訓練所の敷地内を借りて、訓練をしていました。

私も、欧介の時からそこへ通い、教えていただいていました。

蒼太くんは、たくさんの犬がウロウロしたり、他の訓練士さんがウロウロしてる状態が

ちょっと苦手でした。

でも、最近、4年目にしてやっと慣れてきたなぁと実感していたところでした。

今度の新しいグランドはどうかな~?

やっぱり、初めての場所や、なれない場所は苦手のようです。

それでも私との信頼関係ができてるので、慣れるのも時間の問題でしょう。

この日も、30分ほど時間が過ぎたら、調子が出てきたようです。

(まっ、初日しょっぱなから発砲音の練習をしたってのもなんなんですが。。。

この話は、後日)

 

グランドに到着した時は、先生のところの犬や、お預かりで訓練している子達が、

ワサワサとグランドにいて、欧介と蒼太がやってくると、

ドッグランさながらに、みんな寄ってきました。でも、どの子も吠えないんですね。

もちろん、訓練に来ている子の中には、吠えることで悩んで通ってる子もいるんです。

そして、ウチの子たちも吠えない。

ウチは、普段の生活やお散歩で吠えることはありません。

吠えさせません。

なので、犬が吠えないことに何の疑問も持ちませんでしたが、

柵内に複数の犬がいて、リードに繋がった犬が向かってきたら、

数十匹のなかに吠える子がいても不思議じゃないですよね。

訓練所の時は、犬舎にいる子が何処からともなく吠えていたので、

吠えないことに気付かなかったんですが。。。

「吠えの問題で、お預かり訓練をして、なおるんですか?吠え無くなりますか?」

「なおりますよ~!でも、飼い主さんが犬は吠えるものだと思っていると難しいです。」

あぁ~、そうかもね~。

 

実は、ウチは吠えても仕方ないかな~って思っている場所があります。

遊んでいるときと訓練してる時。。。

遊びの中で興奮させて吠えさせることで、普段出さない声を出させてあげたい。

人だって、大きな声を出して遊んだり、スポーツしたりすると、より楽しいでしょ。

これは、わざと「吠えろ」などのコマンドで吠えさせるものです。

 

訓練している時や、アジリティーしている時は、基本的に1頭づつなので、

お互いにママとやりたいっ!!って気持ちが高まるし、競争意識もあるので

それぞれの待ち時間には吠えたりクンクン鳴いたりしています。

でも、お互い限定なので、他の子がやっている時は、大人しくしてます。

きっと、こんな時ぐらい、吠えてもイイよってどこかで私が思ってるんだよね。

 

それ以外の生活の場、お散歩では「吠えないもの!」「吠えるなんてありえな~い!」

って思ってる。

 

犬が吠えるって、結構近所迷惑だったりする。

ウチの前の道を通る犬の中にも、かなりの数で吠えまくりながら通過する犬たちがいる。

最近では、朝のお散歩が皆さん早くなったので、早朝からギャンギャン吠えながら、

お散歩してたりします。

もちろん怖がりだったり、威嚇したり、切れやすかったり(?)、

それぞれ抱える問題はあるのでしょう。

でも、本当に治したいと思うなら、その場面での対処だけでは絶対治りません。

吠える犬に対して、怒ったり、物を投げたり、オヤツをばらまいて気を紛らわしたり、

リードを引っ張ったり、オスワリをさせたり、視界を遮ったりするのは、

安易な対処でしかありません。

 

O先生のところにお預かりできている子たちが、おウチに帰ると飼い主さんたちが、

「以前より、こちらの言葉を聞こうとしている」、聞く耳ができていると感じるそうです。

私も欧介の時に同じことを感じました。

欧介が自分の要求のためにこちらを見ているっていうんじゃなくて、

こちらの気持ちを読もうとしているとでもいいますか。。。

訓練をすることで、人が何を伝えたいのか、どうして欲しいのか、どう行動すればいいのか、

犬が考える力をつけてくるんですね。

人の言葉を聞く耳をきちんと育てれば、犬自身が

「あっ、吠えちゃいけないんだな」ってわかってくるものなんですね。

その上で、犬が吠える対象をロックオンする前に、犬をよく見て身体や視線から

吠えに至る情報をいち早くキャッチして、未然に防ぐ。

そのときに座らせたり、こちらに注目させたりっていうことが初めて有効になるんですね。

 

パフォーマンスとしての形を作るだけのトレーニングだったり、

オヤツ見せびらかしのトレーニングだったり、

犬の気分に合わせたトレーニングだったりすると、

一見言うことを聞いているようだけど、聞く耳は育たないので、なおらない。

(そこは、トレーナーの熟練の度合いにもよりますから、トレーナーの育てた犬を

ぜひ見せていただいてくださいね。)

 

「どうしたらそんなに大人しくてイイ子に育つんですか?」「吠えないんですか?」

って聞かれたときに、何をどう言ったらいいのか迷っていると、

「最初から吠えないの?吠えたでしょ?それともどこか悪いんですか」と突っ込まれる。。。

う~っ、ワン!!ワン!!と吠えたくなる、飼い主でした。

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