りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『大須定席』

2009-03-10 16:52:01 | 落語会レポ
『大須定席』
2009年3月10日(火)12:00
大須演芸場

今週末は落語会がないし、
もうすぐ春休みになっちゃうし(19日が卒業式)、
とアレコレ自分に言い訳しつつ、電車に。

ギリギリの電車なので、
大須観音から、仁王門通りの団子屋さんには寄らず、演芸場へ。

よしおかつかさ 腹話術
立川平林   「真田小僧」
かつら竜鶴   三味線漫談
雷門福三   「やかん」
柳家三亀司   曲独楽
雷門獅篭   「長屋の花見」

腹話術のよしおかつかささんと、曲独楽の柳家三亀司師匠は同一人物。
獅篭さんの「長屋の花見」は酒柱が立つとこまで。

今日感じたこと。
その壱、大須演芸場は自由な寄席。
開演時に8人だったお客様が2時間の間に
8→9→11→6→7人
と推移しました。
一瞬、ツバナレ(10人以上になること)に遭遇でき嬉しかったです。

その弐、大須演芸場の客席は屋外(のようなところ)。
一応、壁も屋根もありますが。
今日みたいな風の強い日は舞台の方から風が吹く。
花粉症の私は一生懸命くしゃみを我慢しましたが、
獅篭さんの高座の最中にこらえきれず…ごめんなさい。
早く花粉の季節が終わってほしいものです。
コメント (2)
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『談志三枝二人会』(千寿花音さんからの投稿)

2009-03-10 07:44:15 | 落語会レポ(投稿)
『談志三枝二人会』
サンシティ越谷
3000円

談修  「宮戸川 奴さん」
この噺好きです。
誰のを聞いてもそれぞれ新鮮で素敵。
日本舞踊も素敵でした。

対談  談志 三枝
高座に上がった三枝師匠がせっかくだからと、急遽談志師匠を呼び、家元私服のまま登場。
この2ショットって、我々落語ファンからしてみれば、
王と長嶋、いやいや猪木と馬場の2ショットよりもはるかにうれしい。
食欲がなくてビールだけはうまいという話と、
入院してた時に鶴瓶がお見舞いにきた話で盛り上がった。
家元はうれしくて、小遣いとして、三枝師匠が置いていったお見舞金を袋のままあげてしまったそうです。
この場で、「あれいくら入ってたの?」って聞くなよw
三枝師匠は「10万円」と答えていましたw
みんなでスナックに行って食事をした時のお話。
家元は「ハヤシライス」と注文すると、みんなも口を揃えて「ハヤシライス」と。
「俺は一人でハヤシライスを食べたい気分なんだ・・」
三枝「師匠、あの時はどうしてそういうような気分になったのですか?」
談志「今の聞いてなかった・・・」
六代目松鶴師匠の付き人時代、雀荘で師匠が国士無双に振込み、そーっと出て行ったお話も家元はしてくれました。
三枝「師匠、キンキンに冷えた冷たいビールはダメですよ、横山やすしさんがいつもそうでした。」
談志「えぇぇ!!」と凍りつく家元。

三枝「メルチュウ一家」
和歌山に住む、実家のお父さんに携帯電話を持たせるお話。
誰もが一度は通る難関。
電話のかけかたから、メールの仕方まで。
またたくまに噺の中にひきずりこまれていきました。
「出会いサイトはどうやるの」のところで笑い転げました。

ーお仲入りー

談志 「やかん ~ジョークあれこれ」
下手から出てくる時の家元はいつも可愛くて素敵。
愛嬌をふりまきながら、掌で「よぉ!きてくれてありがとよ」ってな感じで登場。
この時、客席は最高潮になる。
上手い落語を聞くよりも、みんな談志を見たいのが最優先な事に気づく。
これって、噂で聞いた志ん生の晩年に似てないかい?
食欲がなく、今日もバナナしか食べていないそうである。
この先大丈夫かな。
家元の落語聞きたい。
でも、やっぱり家元が見たい。
会いたい。
そんな事を感じた夜でした。

------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、千寿花音さんの落語会レポでした。
ありがとうございます。

越谷まで行かれたのですね。
その情熱、共感します。
レポ拝読して、家元の姿や口調を思い浮かべ、幸せを味わいました。

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