りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『三遊亭歌武蔵独演会』(さるぼぼさんからの投稿)

2009-05-31 07:49:06 | 落語会レポ(投稿)
『三遊亭歌武蔵独演会』
2009年5月30日(日)

元力士の歌武蔵師匠の独演会に参加してきました。
自由席だったため早めに会場入りし最前列をゲット。
チラシを読みながら開演を待ちます。

三遊亭ありがとう 『子ほめ』
不思議な芸名の前座さん。
意外にも『子ほめ』を生で聴くのは今日が初めてでした。
ほめてお酒をいただこうとする発想が落語的でいいなぁと思って聴いてました。

三遊亭歌武蔵 『試し酒』
最前列で師匠を見るとデカくですごい迫力です!
この演目も初めて聴きました。
酒豪で田舎者の男が登場しますが、その男のキャラが素朴で純粋でなんだか温かい雰囲気に。
この男が飲む度にどんどん酔っ払ってさらに陽気になっていきます。
そしてすごかったのはやはり酒を飲むしぐさ。
豪快に飲んでみたり味わうようにゆっくり飲んだり…
自分は飲めないもんですから一度でいいからあんなふうにお酒を美味しく飲んでみたいなぁと落語を聴くたびにいつも思います。
オチもわかりやすく会場が大爆笑につつまれて仲入りへ…


三遊亭歌太郎 『宮戸川』
歌武蔵師匠のお弟子さんです。
この演目も聴いたことがないなぁと思いながら聴いていましたが途中で『宮戸川』だとわかりました。
(あらすじだけはなんとなく知ってましたので…)
演目のタイトルとだいたいのあらすじは知ってるけど生で聴いたことが無いからいつか聴きたいものがまだまだたくさんありますがその中のひとつが『宮戸川』でした。
登場人物が多いんですがしっかり演じわけてありとてもききやすかったです。
これからも色々な噺家さんで出会いたい演目ですね。

三遊亭歌武蔵 『ぼやき酒屋』
マクラでは前の出番だった歌太郎さんの噺の中に出てきた昔の用語の解説や相撲界の話などをたっぷりと…
落語の方は酔った客と居酒屋の大将とのやりとりでかなり笑わせます。
(ダメ押しでさらにお酒が飲みたくなってしまいます。)
本寸法の古典と思わせといて噺の中には現代的な言葉や人物が出てきてこれまた大爆笑で会は幕を閉じました。

今日の会はもともと行くかどうするか迷っていましたが参加できてとても満足でした。
歌武蔵師匠はよく名古屋に来てくださる噺家さんですのでまた次回にも期待したいです!!

------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、さるぼぼさんの落語会レポでした。
ありがとうございます。

今回は、翌日に『蒲郡落語を聴く会~桂雀々独演会』があったので不参加でしたが、
歌武蔵さんは聴いてみたい噺家さんの一人です。
(土・日続けての落語会は自粛しています。)
私も聴いてみたい演目や聴いてみたい噺家さんがいっぱい。
楽しみもいっぱいです。


※落語会レポ 募集中
落語会レポには、
落語会名、日にち、投稿者名(ハンドルネーム)をご記入ください。
宛先(りらっくご事務局):o-rakugo@mail.goo.ne.jp

ロスタイム

2009-05-30 11:22:41 | その他
昇太さんのチケット、とれました!
ネットでチケットとるのは初めて。
10時ちょうどにパソ開けて、スムーズにつながったのに、
「申込」をクリックしないで、予約完了メールを待っていました。
混雑時にはメールが届くまでに時間がかかることも、なんて書いてあるから、
不安になりながらも、10分以上?
で、気づいて、「申込」をクリック!
瞬時に予約完了メールが送られてきましたよ、トホホ。

もう昼の部は完売のようですね。
平日だったら夜の部からなくなるのに、土曜日だからかな。
あのロスした時間のせいで、後ろの方になっちゃったかも。ごめんね。

でも、初めての生の昇太さんの高座…思いっきり楽しみです。

ハードローテ

2009-05-29 12:42:43 | その他
5/20談春、5/25談志、5/28文珍、6/2歌丸&小朝、と大きな落語会が続く名古屋。
(もちろん、その間に中小の落語会、色々あります。)
いつもは月に1、2回の落語を楽しんでいる実家の両親は4つとも出席。
ほぼ中4日のハードローテです。
私は『立川談志独演会』のみでしたが、全部平日の夜なんだもん。
それにしても落語会、増えましたね。
嬉しいです。

今日届いた「広報あんじょう6/1号」に『りらっくご vol.2』情報を載せていただいています。
感謝です。
ただ、また会場の「文化センター1階和室」の1階和室の部分が消されている。
前回、マツバホールだと思ってお電話いただいた方が何人かいらっしゃいました。
次回は市役所の方にお願いしておこう。

『桂文珍全国独演会ツアーにっぽん!ハハハ!!』(トモさんからの投稿)

2009-05-28 20:42:59 | 落語会レポ(投稿)
『桂文珍全国独演会ツアーにっぽん!ハハハ!!』
2009年5月28日(木) 昼の部

桂珍念…時うどん
初めて聞きましたが皆さんが言ってた様に食べたくなりました…今夜はうどんです(笑)

桂文珍…老婆の休日
この話CDで聞いた事があるんですけど、やっぱり身振り手振りや表情があると可笑しさ倍増!やっぱり生ですね。
文珍さんのお母様の話や、元気だから病院にも来られるってお婆ちゃんのお話、
もー涙が出ちゃいました可笑しくて…顔が笑いすぎて痛い…

内海英華…女道楽
三味線でキカセマス…格好い~!!

桂文珍…三枚起請
三人の男がそれぞれ同じ女性から「あなただけよっ」と起請文を貰ったはいいが自分だけじゃ無かった事を知って…と言う話。
何時の時代にもあるんですね~

=中入り=

桂文珍…粗忽長屋
お話の前に、
「この話はとっても変な話ですから皆さんは冷静に笑って下さいよ、じゃないと帰りにピーポーピーポーですからね」
と注意事項がありました(笑)
あ~も~お腹捩れるぅ~

流石師匠!流石文珍さんでした!!
帰りに公園の薔薇園にも行って来ました、綺麗でしたよ。

------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、トモさんの落語会レポでした。
ありがとうございます。

楽しい空気が伝わってきます。
良かったですね。
また一緒に笑いましょうね。

バラの写真もありがとう。
花粉症が長引いて、なかなか、お花見に行けません。
今日のフラのレッスン、窓開けていたので、くしゃみしながら踊ってました。


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落語会情報『林家正雀・桂文我 東西二人会』2009/7/29

2009-05-28 08:21:23 | 落語会情報
「静岡落語往来6月号」と一緒に届いたチラシから。
(「静岡落語往来6月号」に『りらっくご vol.2』の情報掲載していただいています。感謝です。)

『林家正雀・桂文我 東西二人会』
2009年7月29日(水) 18:00開場 18:30開演
大須演芸場
全席自由 前売¥2500 当日¥3000
(プログラム)
桂まん我 「野ざらし」
桂 文我 小泉八雲作「お貞の話」
林家正雀 真景累ヶ淵より「豊志賀」
正雀&文我 東西対決
仲入り
桂 文我 「網船」

暑い夜、怪談噺でヒンヤリして、対談で盛り上がって、珍品「網船」で賑やかにお開きだそうです。
平日の夜なので、不参加ですが…大須で怪談って怖すぎです。 

次の落語会

2009-05-27 14:16:01 | その他
週末は、『蒲郡落語を聴く会~桂雀々独演会』です。

『蒲郡落語を聴く会』は、会員は年会費8000円で年4回の会に参加できるので、実質、木戸銭は2000円。
(会員以外の方は木戸銭2500円です。)
会員証は寄席文字の橘右太治師匠の手書きの名前入り根つけ。
私は「ことり」と書いていただきました。(携帯につけてます!)
都合が悪くて参加できない場合は会員証を他の人に貸すことも認められています。
今年は、柳家喬太郎独演会(4/5)、桂雀々独演会(5/31)、柳家三三独演会(9/20)と人気の噺家さんが続きます。
今月からの会員(年会費6000円で3回の会に参加できます。)も募集しています。

私は、寄席文字勉強会の後、そのまま会場に残って、参加です。
寄席文字勉強会も楽しみです。

『立川談志独演会』

2009-05-25 23:20:38 | 落語会レポ
慌てて夕食の支度して、着物に着がえて、バタバタと駅に。
慌てつつも、チョコレートを購入。
今日のチョコはストロベリー(写真参照)。いつもは赤のダーツなことが多いのだけど。
ご一緒するはずだった、りらっくごスタッフのトモさんが来られなくなって、代わりに妹のSさんと。
前回の『りらっくご』でお会いしているのだけど、お話するのは初めて。
でも、お互い同じ歳で着物好きで落語好き。楽しくご一緒させていただきました。
7月の『りらっくご』も来てくださるそう、嬉しいな。

『立川談志独演会』@アートピアホール
2009年5月25日(月) 18:30

立川平林「浮世根問」・・・かっぽれ
立川談志「夕立助五郎」「金玉医者」

幕があき、名ビラは「立川平林」。
平林さん登場、大きな拍手。
緊張してるね。でもそれ以上に嬉しそう。師匠の独演会で舞台にあがるのだものね。
最初の一言、「今日の師匠のコンディションをお伝えします」。
すこぶる機嫌悪く帰ってしまうかもって、、、
で、名古屋弁の「浮世根問」。
大須とは段違いに気合入っているように感じます。(当然か。)
平林さん、一席終わり、高座をおり、名ビラをめくって、舞台袖へ。
名ビラは「立川談志」。
ところが、袖から再び平林さんが現れ、名ビラを「平林」にもどし、高座へ。
師匠が、まだ、舞台にあがる気持ちにならないって、、、
小噺や師匠とのエピソードなどを話しながら、
袖を見ては師匠の姿がないのを確認し、また噺を続ける。
平林さん、だんだん顔が青ざめてきています。
やっとOKの合図をもらったようで、舞台袖にもどられたのですが、
談志師匠はなかなか現れず、現れたのは平林さん。
このまま『立川平林独演会』になっちゃうんだろうか?と思いまいたが、
「師匠が着物に着替えはじめましたので、大丈夫です。かっぽれ踊ります。」
平林さん、ほんとにお疲れさまでした。
楽しかったです。(きっとファンが増えたはず。)

談志師匠登場。
もちろん割れんばかりの拍手。「待ってました」の声がかかる。
初めて間近に(2列目でした。)見る談志師匠。
帰りたくなるような事が重なって、おからだも辛そうで、
それでも舞台にあがって立川談志を魅せてくださった。
腹に力が入らないとおっしゃっていました。
でもその存在に引き込まれます。
素の話と落語の世界を自由自在に行き来するのも、やっぱりすごいなぁ。
小噺色々も面白かった。
心に残ったのは、自分はいい言葉をいっぱい持っていると言われ、
「師匠は綺麗好きねぇ」
「だからアンタ連れてんだよ」
これ、実話でしょうね。

終演後、千寿花音さんに声をかけていただきました。ありがとうございます。
鶴鹿さん、花兎さんも参加されていたはずですが、お会いできず残念。
またの機会を楽しみに。(『桂南光・こごろう 親子会』は中入りあるから、ご挨拶できるかな。)


『第20回 すずなり寄席』

2009-05-24 20:28:11 | 落語会レポ
お気に入りのブルーの片貝木綿、今年初めて着ます。
シュンスケが洋服なので、カエルの帯留でカジュアルに。

初めて参加する『すずなり寄席』。
和室、広いです。100畳くらいあるかな。
そこにいっぱいのお客様。
年に一度の会、楽しみにしている方がたくさんいらっしゃるようです。
客席も和気あいあいな雰囲気。

『第20回 すずなり寄席』@岡崎市竜美丘会館・末広の間
2009年5月24日(日) 14:30

桂ちょうば「月並丁稚」
桂 九雀 「孝行糖」
桂 雀喜 「饅頭こわい」
中入り
抽選会
桂 九雀 「小倉船」

ちょうばさん、お初です。
丁稚が可愛い。

雀喜さん、
途中怖い話の入った「饅頭こわい」、初めて聴きました。
まさに、緊張と緩和。

九雀さん、
「孝行糖」は初めて聴く噺。
長く続いている会で、今までかけていない演目をだされるから、珍しい演目が聴けるのかもしれません。
「小倉船」も生で聴くのは初めて。
途中、踊りが入ったり、芝居がかったとこがあったり、鳴り物も入って、ウキウキ。
親切で心地よい落語。

抽選会、繁昌亭の手拭いをいただきました。
今まで抽選会のある落語会に参加したのが今日を含めて6回。
一人で参加した2回は当たらず、シュンスケと参加した4回は全部当たっている。
シュンスケはいつも当たりと1番違い。
どこまで続くのかな?この伝説。

会場で『りらっくご』のお客様と会い、少しだけお話させていただく。
落語が出会わせてくれた方々・・・嬉しいな。

余談ですが、
落語会レポは、落語会の帰りの電車で携帯使って書くことが多い。
先日の金沢の落語会は電車の時間が長かったので、レポも長目になりました。
今日は車運転して行ったので、昼間の会だったのに、UP遅くなりました。
落語会レポは、読んでくださった方に、楽しさが少しだけ伝わったらいいなと思って書いています。