りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『立川談志一門会』(千寿花音さんからの投稿)

2009-03-01 19:58:02 | 落語会レポ(投稿)
『立川談志一門会』
2009年2月27日 浜松市福祉文化会館

平林  「平林」
突然名古屋弁の人が現れて読み方を教えてくれるところが面白かったです。
一つと八つでとっきっきだがや、とか。
名古屋弁特有のイントネーションのおかしみは名古屋人しかわからない。
名古屋人にしかウケないのがつらいところですね。

志遊 「笑い茸 奴さん」
今まで一度も笑った事のない亭主を笑い茸を煎じて笑わせてしまおうという滑稽噺。
上品で、かつ優しそうな奥さんの雰囲気が滲み出ていた一席でございました。
真打昇進おめでとうございます。
本当に真面目そうな方ですね。

―お仲入り―

談笑 「薄型テレビ算」
壷算の現代バージョン。
舞台は秋葉原の電気屋で、何代か前は道具屋。
騙されている事に途中で気づき、先祖の仇をとった!とガッツポーズをするところが面白い。
でもその先で何がなんだかわからなくなってきて、
結局は30万円のテレビを10万円で売ってしまうのですね~。
熱演中、どこかで携帯が鳴った。
おいおい誰だと思って音源探してたら、前の方だ。
嫌そうな顔で動揺しながら同じ部分を二度繰り返した演者。
まだ鳴っている。
と、ここでサプライズ。
なんと演者が袴から携帯とりだして電源を切り、思わぬ展開に会場は大爆笑。
舞台が秋葉原だから、こういうのもありかな、って感じです。
師匠の高座に備えての警告だったのかな。
思い出すとおかしい、手のこんだ仕込みでございます。

談志  「疝気の虫 ジョークあれこれ」
観客に愛嬌をふりまきながら笑顔で登場する家元に会場のヒートは最高潮。
最初は声を出さずにゼスチャーにて小咄を一席。
しかし全然わけがわからない。
川上から桃が流れてきて・・・。
おじいさん、芝を刈らずに草刈った・・とか?
体調悪く、ネタに飽きて意欲もないそうです。
聞きとりにくい部分もありましたが、今回は落語をやってくれた事に感謝です。
時間が余ったので小咄をもう2席。
きりがないのでおひらきとあいなりました。
印象に残った小咄。
「○○○○二つあったらどうする?」
「○○○○二つある女を探しに旅に出る。」
いいね~~~!
手拭も購入。


------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、千寿花音さんの落語会レポでした。
ありがとうございます。

27日は、「今日は浜松で立川流の一門会だなぁ」と思って過ごしていました。
千寿花音さん、行っていらっしゃったのですね。(羨ましい!)
レポ感謝です。

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立ち読みせずに

2009-03-01 18:00:44 | その他
春風亭昇太さんがSWAのブログで「立ち読みせずに買って読みなさい」と書かれていた
週刊誌アエラを買って読みました。
写真のページを含めて5ページの記事だから、立ち読みもできましたが。

落語関係の本は母が買うことが多く、
私が買うつもりだと母に言っても、母も自分の手元においておきたいから買うと言われると、
二人で同じ本を購入するのはもったいない気がして、
結局自分は買わないで、母から借りることが多い。
だから雑誌くらいは自分が買って、両親に貸そうと思うのです。

昇太さん…高座を体験したいと強く思う噺家さんの一人です。

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