りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『スコーレ寄席~立川生志』(けふこさんからの投稿)

2011-06-30 18:40:10 | 落語会レポ(投稿)

立川生志独演会 in シネマスコーレ 
     6/28(火)19:00〜 

名古屋で生志さんの会というと、玉寿司さんでの「ひとりブタ」シリーズですが、今回は「スコーレ寄席」。

「悋気の独楽」
「短命」
 仲入り
「唐茄子屋政談」

立川流らしい(?!)、けっこうブラックでキツイ枕とくすぐりが、全然嫌みでない生志さん。
開演前、並んでいたお客さんたちににこにこと挨拶をして楽屋へ入られる、
あのなんともホンワカした空気に象徴される、お人柄のなせる業なんでしょうね
(立川流ハト派、とはご本人の弁。さてタカ派はどなた? アノ師匠でしょうか?)。

もちろん、あちこちにこだわりもくさん感じさせ、いずれも隅々まで神経の行き届いた噺ばかりです。
何よりご自分に腑に落ちるものを、と考えて演じておいでなのが、
聞き手にもとても伝わっていると思います(「誰の型?」「オレの型です!」ってのが笑えました)。

しっかり笑わせ、聴かせていただいた3席でした。

ここ数日、いきなり暑くなってきた名古屋で、「唐茄子屋」。いいですね。

7月にはひとりブタも(24日、玉寿司さん)。
皆様足をお運びくださ〜い。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、けふこさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

先日も書きましたが、生志師匠の心地よい軽快さが好きです。
そして、生志師匠じゃなくちゃ聴けない(と思われる)フレーズにそそられ、また聴きにいきたくなる噺家さん。

※落語会レポ 募集中(演目だけでもかまいません。)
落語会レポには、
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これからの落語会一覧(2011年7月~)

2011-06-29 22:42:56 | これからの落語会一覧

2011年7月
9(土)14:00&18:30『柳家三三ひとり会』@愛知県芸術劇場B1F小ホール
   15:00『入船亭扇橋独演会』@名古屋市北文化小劇場
10(日)14:00『桂文珍独演会』@江南市民文化会館 大ホール
   14:00『春風亭昇太・林家たい平 二人会』@犬山市民文化会館
   18:30『桂文我独演会IN大須』@大須演芸場
15(金)18:30『柳家喬太郎独演会』@中電ホール
17(日)14:00『甲山落語会~柳家三三』@甲山会館(岡崎市)
23(土)17:00『名古屋観光ホテル寄席~林家三平』@名古屋観光ホテル
24(日)14:00『ゆめたろう寄席』@ゆめたろうプラザ(武豊町)
   15:00『ひとりブタだがや~立川生志独演会』@今池末広亭
28(木)18:30『桂文我・林家正雀 東西二人会』@大須演芸場
   18:30『赤門28寄席』@グッドウィル5Fイベントホール
30(土)14:00『柳家花ん謝落語会』@大府市勤労文化会館くちなしホール
   14:30『三遊亭小遊三・春風亭昇太 二人会』@稲沢市民会館 中ホール
   18:00『川柳・ブラック 二人会(ゲスト:桂雀三郎)』@大須演芸場
31(日)13:30『立川志の吉独演会』@愛知県芸術劇場B2F大リハーサル室
   14:00『鈴々舎馬るこ 独演会』@ナディアパーク第1スタジオ
   19:00『Ragslow落語~鈴々舎馬るこ』@Ragslow(岡崎市)

2011年8月
6(土)13:30『桂南光・こごろう 親子会』@今池ガスホール
   14:00『立川志らく・柳家喬太郎 二人会』@豊田市民文化会館 小ホール
7(日)17:00『小枝のらくご』@今池ガスホール
20(土)13:30『喬太郎ラクゴ新世界』@電気文化会館イベントホール
25(木)14:00『夏休み みんながたのしめる落語会~露の団姫らくごdeあそぼ』@名古屋市西文化小劇場
28(日)13:00『桂米朝一門会』@中日劇場
29(月)19:00『お笑いまん我道場』@朝日神社(名古屋市)

2011年9月
8(木)18:30『立川文志と遊会な仲間』@名古屋市北文化小劇場
10(土)13:30『円楽・たい平 二人会』@春日井市民会館
   14:00『小牧落語を聴く会~桂こごろう ひとり会』@JA尾張中央小牧支店
   15:00『柳家三三・桂吉弥 ふたり会』@中電ホール
   16:00『セントレア寄席』@セントレアホール
11(日)13:30『柳家三三・桂吉弥 ふたり会』@中電ホール
   14:00『花の木寄席』名古屋市西文化小劇場
18(日)17:00『蒲郡落語を聴く会~柳亭左龍』@蒲郡市生きがいセンター3Fホール
19(月・祝)13:00&16:30『春風亭昇太オレスタイル』@テレピアホール
21(水)18:30『柳家花緑独演会』@アートピアホール
27(火)14:30『春風亭小朝・林家正蔵 二人会』@名古屋市中村文化小劇場
   18:30『春風亭小朝・林家正蔵 二人会』@名古屋市東文化小劇場
28(水)14:30『春風亭小朝・林家正蔵 二人会』@名古屋市緑文化小劇場
   18:30『春風亭小朝・林家正蔵 二人会』@名古屋市熱田文化小劇場

2011年10月
2(日)14:00『花形よったり落語会』@扶桑文化会館
10(月・祝)14:00『毎日落語会~立川談笑』@今池ガスホール
15(土)13:30『桂よね吉独演会』@愛知県芸術劇場小ホール
16(日)11:00『寄席ONEなごや大須亭~第1部ナゴヤ落語フェスティバル』@大須演芸場
   14:00『寄席ONEなごや大須亭~第2部柳家権太楼落語会』@大須演芸場
20(木)19:00『立川志らく独演会』@中電ホール
23(日)15:00『りらっくご』@刈谷市総合文化センター4F研修室

2011年11月
13(日)『蒲郡落語会~古今亭志ん橋独演会』@蒲郡生きがいセンター

2011年12月
10(土)14:00『小牧落語を聴く会~桂しん吉 ひとり会』@JA尾張中央小牧支店


7月は、
9日(土)『柳家三三ひとり会』、
15日(金)『柳家喬太郎独演会』、
31日(日)『立川志の吉独演会』
に参加予定です。
上方落語がないよぅ~、、というわけで、久しぶりに繁昌亭に行きたいなと思っています。


ロスタイム

2011-06-28 08:00:13 | その他

いつも何かを探しているシリーズ(いつからシリーズ化されたんだ?)。

ここ数日、血眼になって探していたのは、納税証明書。
もうすぐ車検なのに、自動車税の納税証明書がみつからない。
確か車の中においておこうって思ってバッグに入れたような、
そのバッグを整理したような、
その時捨てちゃったような???

みつかる気配もないので、
再発行できないか、県税センターに問い合わせてみると、
車検証を持っていけば、簡単に発行してもらえるらしい。
(こんなことなら時間かけて探さなくてもよかった?)

で、県税センターに行ってきました。
ほんとに、あっさりと、手数料なども全くかからず、入手できました。

また、自分のせいで無駄な時間を費やしてしまった感にうちひしがれるコトリでした。


寄席文字、昨日から「愛」をお稽古…
寄席文字を贈ろうキャンペーン2号にする予定。


『桂よね吉独演会』2011/10/15

2011-06-27 09:32:52 | 落語会情報

『桂よね吉独演会』
2011年10月15日(土) 13:00開場 13:30開演
愛知県芸術劇場B1小ホール
¥3500
チケット先行予約 6/27~7/1

※詳しくはアスターミュージックさんのHPをご覧ください。

ちょっとビックリしました。
TVドラマ「ちりとてちん」に出演した人気の噺家さんではあるけれど、
いきなり、このキャパで、この木戸銭で…すごいなぁ。

心惹かれますが、この日は中京大学文化市民会館で踊っています。

ご都合のつく方はぜひ。


落語会情報『立川生志独演会』2011/7/24

2011-06-27 09:02:56 | 落語会情報

『立川生志独演会~ひとりブタだがや』
2011年7月24日(日) 14:30開場 15:00開演
今池末広亭
¥3000(全席自由)
チケット発売 6/22~(Pコード:413-641)

なかなかスケジュールが合わず、ご無沙汰している生志師匠…今回も行けず、残念。
上手いとの評をよく目にしますが、私は面白さに惹かれます。
(もちろん上手さあっての面白さなのでしょうが。)
心地よい軽快さがあって、好きな噺家さんです。
ご都合のつく方はぜひ。


『こごろうのワハハ落語会』(もずさんからの投稿)

2011-06-26 22:04:16 | 落語会レポ(投稿)

『こごろうのワハハ落語会』
~ 大阪狭山市・SAYAKA HALL 6月25日 14時~

満員の盛況

桂 鯛蔵 「代脈」
羊羹の食べ方がうまかった。いい音がしておいしそうだった。
「べっぴんの癖におならして~」で大爆笑の場内。

桂 まん我 「桑名船」
朝京都で仕事をして、こちらに向かおうとしたら、阪急・JR共にすごく遅れている。
京阪では間に合わないので、新幹線を利用して会場入りしたらしい。
ざこば師と共に遭遇したガソリン欠乏事件をマクラに桑名船に。
この話は珍しく、桂文太師ぐらいしかやる人がないと思っていたが、まん我さんがするとは意外。
彼のチャレンジ精神に感服。

桂 こごろう 「壷算」
最初に襲名の連絡。(来年4月から南天に)
大阪のおっちゃん・おばちゃんのマクラ。
しゃべりの女房のおかげで、繁昌した店。潰れた店を具体的に解説した。
買い物を依頼した男が、番頭はだまされているとわかっているケースが多いが、
今回はその男もわかっていなかった。
うろたえた番頭がそろばんを入れるが、その合計が7円50銭になっていた場合もあった。
色々工夫を加え、笑いを増幅した壷算でした。

以上でした。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、もずさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

「桑名船」は名古屋では雷門獅篭さんが(「鮫講釈」という演目名で?)よくかけていらっしゃいます。
講釈のとこがカッコイイですよね。
「壺算」は、噺家さんによって、登場人物のキャラが微妙に違って、そこのところも楽しい演目ですね。


※落語会レポ 募集中(演目だけでもかまいません。)
落語会レポには、
落語会名、日にち、投稿者名(ハンドルネーム)をご記入ください。
宛先(りらっくご事務局):o-rakugo@mail.goo.ne.jp


寄席文字を贈ろうキャンペーン 1号

2011-06-26 13:26:39 | 寄席文字

我が家の亀は、昨年の安城の七夕で、ヤスが亀すくいでゲットしてきた子です。
名前は、亀と書いて、ガメちゃんです。

寄席文字を贈ろうキャンペーンの旗をあげたものの、
ご要望の声はなくて、
第1号はガメちゃんになりました。

この作品も、先日の栄教室で書いたもの。
当日お手本をもらって、少しだけ練習して作品に、ということで、手がふるえちゃって、、、
ま、ガメちゃんはシトウトなんで、寄席文字の良し悪しはわからないと信じて。
ガメちゃんのおうちの脇に飾りました。

プレゼントされた寄席文字を見て喜ぶガメちゃん♪
という写真を撮りたくて、苦心の末の一枚です。


2011-06-25 08:31:09 | 寄席文字

昨日、栄教室で、絵馬色紙に書いて作品に。
色紙に書く時は、やっぱり緊張しちゃいますね。

栄教室は昨日でお別れ、来月からは毎日文化センターの教室に転校します。

昨日も、午前にフラのレッスン、午後に自主練習があって、
うちに帰って、シャワーをあびて、急いで夕食の支度して食卓に並べて、
自転車かっとばして、電車にかけこみましたが、
こんなヘトヘトボサボサ状態で寄席文字に行くのも最後かな。

栄教室の皆さんと会えなくなるのは寂しいですが、
これからも、寄席文字を楽しんでいく仲間であることに変わりはないから、
またお会いできることでしょう。
今まで、ありがとうございました。
そして、これからもよろしくです。


恋の行方

2011-06-25 08:20:54 | その他

話す ということは
大変むつかしい
ことなのです
楽しい会話で
をして
   下さい

・・・先月、右太治師匠にみせていただいた談志師匠の色紙の言葉。


もう、ずっと以前のことなのですが、スピリチュアル鑑定をしていただいた時、
守護霊からのメッセージとして、ほんとに涙あふれる温かい言葉をもらったのですが、
それとは別に、気になる言葉が…。
「一番辛い事って何だと思いますか?」と訊かれ、
私が「孤独?」(一人は好きなんだけど孤独は辛いと思う)とこたえたところ、
「(守護霊は)老人の恋だっておっしゃってます。文学的なことをおっしゃる方ですね。」
と言われたのです。

どういう意味なんだろう?って、ずっと気になって…。
ただの一般論を言われたたけ?
いつか老人の恋をするのだろうか?すごく辛い恋を?
呑気に生きているけれど、実をいえば人並みくらいには辛いことだって経験してるつもりだったりするのに。

辛い恋なんてしたくないって思うのだけど、
恋はするものじゃなく、おちるものだから、
今から心配したところで、どうにもならない。
だけど、だてに色んな失敗(=勉強)をしてきたわけじゃないのですよ!
対処法がないものかと、漠然と考えてみたり(ま、そんなものはないでしょうが…)。

この色紙の言葉に出会って、、、
もしも恋におちてしまったら、楽しい会話で恋をしよう って、、そう思ったら、気持ちが楽になりました。
会話が弾んで、楽しくて、またお話できたらいいななんて秘かに思ったりする・・・
そんな恋なら、あってもいいかな、なんてね。

でも、できることなら、ずっと、のんびり、落語に片想いを歩んでいきたいな。(コトリの意気地なし!)


そんなことを思いながら、「恋」を書いてみました。


シンパシー

2011-06-24 08:41:50 | 

キモラク(着物で落語)のお友達、けふこさんのことを
ずっと、素敵な文章を書く方だと思っていました。
(人にも「素敵な文章を書かれる方で…」なんて話していた。)
今年2月(くらいだったかな?)、彼女からブログを始められたとうかがい、見て、納得・・・
・・・けふこさん、作家だったのですよ。
http://plaza.rakuten.co.jp/okehuko/

作家としてのお名前は奥山景布子さん。
名古屋の本屋さんで彼女の本をみつけ、最初に拝読したのは「時平の桜、菅公の梅」。
歴史小説なのですが、歴史に超疎い私にも、すんなり楽しく読めました。
もちろん、歴史のわかるっていうか、義務教育で普通に歴史を勉強した方なら、もっと面白いはず。
(この本は、オットにも読むといいよって薦めています。)

そして、先月発売の「びいどろの火」は近所の本屋さんで予約して、
手元に届くと、夜なべして一気に読んでしまいました。
泣けちゃいました。
(物語の舞台が名古屋なのですが、地理にも超疎いので、地名をみてもサッパリなコトリです。)

名古屋の落語会に足を運んでいらっしゃる方なら、
きっと会えば「あぁ、この方ですか」とわかるくらい落語も沢山聴いていらっしゃいます。
(名古屋の落語会に行って、彼女を見かけないことは、ほとんどないような気がします。)


本は、落語以上に伝える言葉がみつかりませんが、
次の本を心待ちにしています。