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袈裟小丸山のアカヤシオ

2018-05-10 | ハイキング

昨年5月に赤城山のアカヤシオを見て来たが、アカヤシオなら袈裟丸山は外せないという話しを聞いた。袈裟丸山は足尾山塊の山で、山深く、遠い所という印象を持っていた。地図を見ても長い林道を走り、登山時間も長く、何となく二の足を踏む山だった。

車の運転が面倒な歳になったが、折場登山口まではマイクロバスも通る道で、道も悪くないとチャウさんから聞き、サンコウさんを誘って袈裟丸山のアカヤシオを見に行くことにした。

昨日、一昨日と冬のような寒さで、戦場ヶ原に雪が積もったという。林道に雪があったら引き返す覚悟で出掛けたが、朝の出掛けから二人ともクダラナイトラブルが続き、登山口に着いたのが9時半過ぎ。雪はなかったが、今日はツキがないということで前袈裟丸山手前の小丸山(小袈裟)で戻ることにした。

賽の河原までのアカヤシオは見頃を過ぎていたが、小丸山付近は満開で見事な群落を見ることが出来た。赤城のアカヤシオは岩稜の尾根に咲き、荒々しさを感じたが、袈裟丸山は山腹に群生し、女性的なイメージを受けた。夫々素晴らしいアカヤシオと感じました。

折場登山口9:55→賽の河原11:00→小丸山12:05/50→賽の河原13:45/55→折場登山口14:45

標高:折場登山口1190、賽の河原1525、小丸山1676

9時半ごろ折場登山口に着いた。平日だが駐車場は一杯。

ジャンボタクシーから7,8人のハイカーが降りて来た。多摩ナンバーだったので聞いたら町田の車だという。

ここが登山口。小丸山往復の登山カードを出して出発。

最初は階段登りだが新緑が眩しい。

見事なミツバツツジに目を丸くした。

ヤマツツジはこれから。

シロヤシオも。袈裟丸山はツツジで有名な山だそうだ。

展望の良い場所に出てきた。左は本来狙った前袈裟丸山。

このような景色のよい笹原を登って行く。スキー場のような感じかな?傾斜はキツイのでユックリ…。

アカヤシオが出てきたが手前のミツバツツジに比べてパッとしない。見頃が過ぎた感じ。

カラマツ林。サンコウさんによると、カラマツは明治時代以降に植林された木で、成長が早いが節が多く柱や板材に向かない木だそうだ。

展望台があったがパス。左が袈裟丸山。正面の小丸山が今日の目的地。開放的な道が続く。

展望台の先が賽の河原。塔ノ沢コースと合流する。

この山のミツバツツジは色が鮮やか。アカヤシオに比べて鮮やか過ぎてどぎついかな?

淡いピンクのアカヤシオが出てきた。

ササ原を登って行く。

アカヤシオの群落。

林の奥は一面のアカヤシオだが道がないので奥まで行けない。

桜と思ったが、このアカヤシオは桃の花の感じでしょうか?

小丸山(小袈裟)に到着。時々太陽が顔を出すが、風が冷たく、小雪が舞っている。

男体山。まだ雪が残っていて、今日も雲が掛り、雪が降っているようだ。左の象の背中のような山が庚申山で、あの山でしか見られないコウシンソウという花があるとサンコウさん。

写真ではよく分からないが、山頂近くの山腹がアカヤシオで染まっている。あの山が前袈裟丸山だが、あちらから見たらこちらの山腹もアカヤシオで染まっているのだろうな?

中袈裟丸山、奥袈裟丸山の山並。その右に皇海山。風が冷たく、小雪舞う中で昼食。

同じ道を下りるが、下山中の方がアカヤシオの群落が目に入る。

奥の方まで広がっていて、何本ぐらいあるのだろうか?

十分に堪能してきました。

この付近のミツバツツジはこれから。標高が200m違うと咲く時期が一週間変わるようだ。

賽の河原でジャンボタクシーで来た多摩市の人と話したが、ジャンボタクシーもアルコの山行で取り入れてもよいように思った。

昨日の雪でヌカルミが多かったが、帰りはかなり乾いていた。ここの登山道は川になりやすい。

十分に日当たりが良いのに高山植物はマルでない。ササに負けているのだとサンコウさん。

正面に赤城山を見ながら下りる。風が強く吹き飛ばされそうになった。

無事に折場登山口に下山。

帰りに念願の足尾の町を車で一回りしてきた。ここは50年前の新入社員の時、製錬所の操業データを取るため二週間ほど滞在した思い出の街。50年前はこの周りの山は亜硫酸ガスで樹木が一本もなかったが、緑が見事に復活している。50年ぶりに町の様子を見て感慨に浸りました。

袈裟丸山は思ったほど遠い山ではなかった。この山は実に開放的な登山道が続き歩き易い山だと思う。アカヤシオの群落も見事で、赤城山に比べて登山道も安全。来年、今の時期にもう一度来てみたいね~!?

今年も感動のアカヤシオを見られて幸せな気持ちになりました。

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