一昨年このイベントに初めて参加。サンコーさんと竹沢駅から歩き出し、白石峠でタイムオーバーになり下山した。昨年は白石峠から寄居まで歩き、一応2年掛かって完歩した。
一昨年は昭島で電車に遅れたり、雪の中を歩いたりで悪戦苦闘の末、白石峠に辿り着いたが、このイベントの概略が分かったので、今年は何処まで歩けるか体力測定も兼ねてチャレンジすることにした。
結果は無残。和紙の里から萩平の間で、登山道と間違えて山道に入り込み1時間近く山中を徘徊し、時間を大きくロスしてガックリ。途中リタイアも考えたが登山者とすれ違いながら引き返すのもシャクで、ノンビリと行ける所まで行くことにした。結果はどうにか一昨年と同じ白石峠まで辿り着いたが自分自身に腹が立った一日だった。
一昨年は白石峠で下山。今年は大霧山まで行きたいが、ムリなら旧定峰(さだみね)峠が目標。全コース42kmの山道を12時間以内のゴールは自分の体力ではムリ。
2015年
竹沢駅7:20→官ノ倉山8:15→和紙の里9:00/9:15→(山中徘徊9:45/10:40)→萩平11:35→笠山13:20/13:35→笠山峠13:45→堂平山14:15/14:25→剣ヶ峰14:45→白石峠14:55→白石車庫バス停15:40
2013年
竹沢駅7:30→官ノ倉山8:20→和紙の里9:05/9:20→萩平10:35→笠山12:15→笠山峠12:45/13:05→堂平山13:40/14:00→剣ヶ峰14:20→白石峠14:35→白石車庫バス停15:20
①一昨年は電車に乗り遅れたがスタートの時間は余り変わっていない。昭島5:26の電車に乗ったが、ダイヤ改正をチェックしていなかった。
②一時間近い山中徘徊でやる気をなくした。
③萩平から笠山のCTは60分だが、渋滞で今年も一昨年も100分以上かかっている。
④和紙の里から笠山まで標高差700m近くある。林道歩きがかなりあるが、3時間近い登りがキツイ。
朝7時過ぎに小川町で受付。受付の渋滞はないが一昨年よりかなり多い。参加者8千人で申込みを打ち切ると予告されたが、5千人以上が小川町と竹沢からスタートしているようだ。
小川町から東武竹沢駅まで電車に乗る。全員がイベントの参加者。
東武竹沢駅から歩き出す。
花の季節で長閑な里の風景。今日の天気は午後から雨が降るとか?
対面の山が官ノ倉山かな?
山の上まで渋滞が始まる。CPで詰るのかと思ったが、CP付近はスムーズ。山道では追抜けないので登りの遅い人が渋滞の原因。自分が原因になりたくないが?
官ノ倉山で渋滞があったがCTと遅れは殆どない。官ノ倉山のCPを過ぎて下りに入っても渋滞。小川町から直接登ってきた人と合流。
バス通りに出る。30分の車道歩きがとても長く感じる。
和紙の里。ここは東秩父村の細川和紙の産地で、昨年世界文化遺産に登録された和紙の一つ。
一昨年はスイトンだったが今年はヒモカワ。具が沢山入っていて美味しかった。200円
ご当地ユルキャラの「わしのちゃん」と「コバトン」がお出迎え。
和紙の里から登りの林道歩きが長い。若い人がドンドン追抜いて行く。一日で完歩するにはこの林道歩きがポイントと、若者達が歩きながら話していた。自分は当然ユックリペース。ここで頑張ると後で歩けなくなる。
登山道と間違えて、ここの右の山道に入ってしまった。大失敗の始まり。
後から3人組が来て追抜かれる。急坂の下りに入るが赤いテープマークを頼りにドンドン下る。かなり下ってから笠山は登る筈だと気付き、3人に声を掛けて一人で戻る。かなりの急登で帰り道に迷う。木に掴まりながら登るが、足がツリ出し、ここで怪我をしたらと一瞬不安がよぎる。
登りから急坂の下りに入り林道が見えてホッとした。下りてみたら登り出した地点からかなり下の方。ケガと迷子にならなくて本当によかった。登山道の歩き易さを実感する。
一人だったら間違いに直ぐ気付いたと思うが、三人にツイテ行ったのが最大のミス。三人組はどうしただろうか?
林道から登山道に入るが、一時間の山中徘徊で、まるでやる気がなくなった。リタイアするにも登って来る人とすれ違いながら下りるのはシャク。最初のエスケープ口の萩平に向う。
萩平に到着。桜は終わっていたがツツジや花桃がキレイに咲いていた。和紙の里からのCT100分が140分かかった。ここでリタイアも考えたが続々と後から登って来るのでノンビリと歩くことにした。
笹平からしばらく歩くと渋滞が始まり、行けども行けども渋滞。スピードが遅くなっただけに足のツリも治まって助かった。
笠山で昼食休憩。この辺りを歩いている人はムリをせずに何処で下りるかの話し。ユックリ組が多い。
笠山峠。一昨年はサンコウサンと雪が降る中、立って昼食を取った所。
堂平山のパラグライダー場。対面は大霧山。アソコまで行きたかったが今回はムリ。
堂平山の山頂天文台。ここまで来たら白石峠は近い。足の筋肉がピクピクする。
剣ヶ峰。麓がCPで、ここに登らず巻道の林道を歩く人が多い。
剣ヶ峰の山頂標識を探したが初めてこの板碑を見た。「摩利支天、剣峰大神、大山袛命」
どうにか白石峠に到着。ここまで足の筋肉をピクピクさせながら20km+山中徘徊?。今日も疲れた。
白石峠から白石車庫バス停までは自然林が多く、気持ち良く下れる。関東ふれあいの道のコース。
白石に近付くと桃源郷のような風景になる。この季節は格別。
バス停が長蛇の列でビックリ。2000人近くがここからバスに乗るのでは? 今日の参加者は7000人と係員が言っていた。
小川町に戻り、焼き鳥とビールで一杯。本当に旨かった!
今年は散々だったが、来年再度チャレンジする気持ちが湧いてきた。年々体力が落ちているので何処まで行けるかが楽しみ。まず拝島発5:01の電車に乗る必要がありそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます