さまよいOKEIの気ままなブログ!!

ハイキング、ウォーキング、お散歩や趣味に

春を背負って(映画)

2014-06-26 | 映画・演劇

ハイキングクラブに入っている以上はこの映画は見過ごす訳にはいけないだろうと朝一番で見に行った。

観客は40人近く入っていてビックリ! 皆高齢者ばかりだけど、年寄りの山好きが多いのに改めて驚いた。

立山でロケをしたという事だけど景色は最高だね! 立山は一度しか行ったことないが剣岳の方向から見て山小屋のロケ地は大日岳の方かな?(大汝山の大汝休憩所だそうです?)

雪山はsu-sanに連れてって貰った日光白根とバンさんに連れてって貰った八ヶ岳の経験しかないが、映像で見ると雪の立山は素晴らしいの一言。年齢的にもう無理だけど!

小屋開けの描写があったが、昨年読んだ穂高岳山荘創立90周年記念誌を思い出した。小屋内はビッシリ凍り付いているので、部屋の氷を掻き落としてから暖房を入れないと部屋が水浸しになるという話。

金融ディーラーを辞めて山小屋の主人になるストーリーだが、どの道も大変だろうが自分の体験からも都会にない開放感がヒシヒシと伝わってきた。山はいいもんだ…!

背景は黒部を挟んだ白馬などの後立山連峰かな?

秘密の絶景テラス!

山小屋・スミレ荘のモデルとなった大汝山休憩所。実際は宿泊出来ない。

別山からこの尾根を歩きました。su-san良い思い出になっています。素晴しい剣岳が圧巻でしたね。

雄山神社。この山に登ることが富山の男の証だったという。バスも電車もない時代です。

日本映画界きっての名カメラマン、木村大作が『劔岳 点の記』に続いて手がけた監督第2作となるヒューマンドラマ。笹本稜平の同名小説を基に、立山連峰にある山小屋で暮らす親子の愛と山に生きる人々の姿が描かれる。主人公役の松山ケンイチをはじめ、主要キャストが60日間にわたる立山連峰での山岳ロケに挑み、リアリティあふれる映像に仕上がっている。

長嶺亨(松山ケンイチ)のもとに、雄大な自然が広がる富山県立山連峰で山小屋『菫小屋』を営む父(小林薫)が亡くなったとの知らせが入る。亨は厳しい父から遠ざかるかのように東京で金融会社に勤めていた。帰郷すると、気丈に振る舞う母や沈痛な面持ちの山の仲間たちに交じって、一人見慣れない女性がいた。その女性は高澤愛(蒼井優)といって、遭難しかかっていたところを父に助けられたことがあった。父の思いを知り、亨は『菫小屋』を継ぐことを決心する。山での営業は想像以上に難しく四苦八苦していたところ、父の友人というゴロさん(豊川悦司)が現れる。世界を旅してきたゴロさんの自然に向かうスタンスや愛の屈託のない笑顔に触れながら、亨は自分の新たな道と向き合う……。

 

監督の木村大作は74歳。立山に60日籠って撮影したそうだ。立山の雪の中を歩き回ったバイタリティーに尊敬です。春を背負っての題名は「人間何時も何かを背負って生きている」というメッセージからだそうだが、何となく背負うことがなくなった開放感は最高だと思っている。

北アルプスの山小屋は殆どヘリで荷物を上げているそうだが、この映画では贅沢せず自分の足で荷物を上げている(ボッカ、歩荷!)。丹沢の山小屋は今でも30kg以上の荷物を背負い、歩いて上げていると聞いている。自分は10kg以上はムリ! 情けない。

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 大持山 | トップ | 七国峠フットパス »

コメントを投稿