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火打山

2019-07-31 | ハイキング

今日は100名山で高山植物でも有名という火打山を登る。朝6時の朝食後、エコーロッジから車で笹ヶ峰登山口まで送ってもらった。登山口の明星荘は断られたが、送迎付きの「エコーロッジ」は食事もよく、料金的にもかなりお得な宿でした。

今日のCTは6時間10分だが、体調イマイチで、今の力では1.5倍の9時間はかかりそうだ。山小屋泊りの安心感もあり、時間が掛ることを覚悟してノンビリ歩くことにした。

この山は高山植物が次々に出てきて驚くほどの種類。女性に人気の山を十分に理解しました。

黒沢橋から富士見平の500mの登りは12曲りを含めキツカッタネ~!…雷鳥平から火打山の登りも堪えました。

笹ヶ峰登山口7:10→黒沢橋8:10→富士見平10:30→高谷池ヒュッテ11:50/12:45→天狗の庭13:20→雷鳥平14:10→火打山15:00/15→天狗の庭16:25→高谷池ヒュッテ16:50

標高:笹ヶ峰登山口1300、黒沢橋1570、富士見平2060、高谷池ヒュッテ2110、天狗の庭2110、火打山2458

ヤマレコ:CT6時間10分、10.7km、1225/428m

エコーロッジから車で30分弱で笹ヶ峰登山口。入山協力金500円を払う。登山コースを維持するには多くの費用が掛かる。

最初から美しいブナ林の中を歩く。気分が爽やかになる。

笹ヶ峰周回遊歩道。笹ヶ峰にはダム湖やキャンプ場などリゾート設備がある。

登山道は木道が整備されていて歩き易くなっているが岩や木の根の障害物も多い。

山頂まで2/9と表示されているが、山頂は火打山か妙高山のどちらだろうか?

こんな登山道を長々と登って行く。

一時間登って黒沢橋に着いた。

黒沢橋から眺めた美しい沢の流れ。

ここから十二曲りの急登が始まる。

曲り角ごとに表示。ここは9/12番目。

橋から45分ほどで12/12にやっと終着点に着いた。

十二曲りが終わって楽になるかと思ったが、富士見平まで更に300mほどの急登が残っていた。

岩場の登りで足を大きく広げるため、一気にスピードダウン。

どうにかナダラカな道になりホッとする。

富士見平にやっと着いた。ここから平坦な道になると思ったが~!、右は妙高、左は火打の分岐。

火打に向かったがまだ登りが残っていた。森林限界に近付いてきたようだ。この辺りから高山植物が多くなる。

遠くに高谷池ヒュッテが見えて何となくホッとする。

建屋が見えてから花を眺めながら1時間近く歩き、やっと高谷池ヒュッテに着いた。登山口からCTは3時間30分だが4時間40分掛った。目安の12時前に着いたが、困ったものだ。

高谷池ヒュッテは工事中で作業者も泊り込んでいるため、定員が半分の25名となっていて、予約が取り難い。工事が終わると定員が100名に倍増するという。

山小屋前の高谷池とキャンプ場。ここのベンチで長々と昼食休憩。

一時間近く休んでザックを預け、空身で火打山に向う。高谷池の全貌。

ガスが掛っているが、あれが火打のようだ。

ここが高山植物で有名な天狗の庭。ノンビリと高山植物の写真を撮りながら歩く。

天狗の庭を抜けて350mの登りに入る。

ゆっくり登り、天狗の庭が遠くに低く見える。

ライチョウ平に着く。左に雪渓がまだ残っていた。涼しいかと思ったがやはり暑い。

ウサギギクが咲く中を登って行く。

ボンヤリと山頂が見えてきた。ライチョウ平から50分の登りが辛かった。

やっと山頂に着いた。高谷池ヒュッテからCT90分だが135分掛った。これが今の力と思うと残念だが仕方がない。広い山頂だったがガスで展望はダメだった。

歩いて来た稜線を眺める。視界300m位かな?…隣の焼山も見えない。

下山途中で、天狗の庭の全景を見る。

下山のCT65分に比べ95分は矢張り掛り過ぎ。喉が渇き過ぎる。夏はきつくなったが、歩いてみないと調子が分からない。明日が心配だけど、無理しないことだね。夕食は5時半でカレーとハヤシの混合ライス。食欲がなく、喉に流し込んだ感じ。

この山は高山植物の種類が実に多い。ハクサンコザクラの群生が有名だが、その他はパラパラと咲いていて、群生している花は少ないようだ。でも立派な湿原でした。

火打山で出会った花。

ミゾホウズキ、サワギキョウ、モミジカラマツ、ミヤマカラマツ、タケシマラン、クルマユリ、キヌガサソウ、ハリブキ、エンレイソウ、イワイチョウ、アオノツガサクラ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、イワウチワ、イワカガミ、チングルマ、ワタスゲ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、クロトウヒレン、シロニガナ、ヤマハハコ、アキノキリンソウ、エゾシオガマ、ミヤマシャジン、キンボウケ、オタカラコウ、ベニバナイチヤクソウ、ウサギギク、ツマトリソウ……!

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