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まほろ駅前狂想曲(映画)

2014-11-07 | 映画・演劇

小説で読んだことのある映画化はなるべく見ないようにしている。ストーリーの概要が分かっているし、小説の方が奥が深いと思うし、映画は後でTV放映された時に見れば良いと思ってしまう。

三浦しをんの小説は内容が軽く、ストーリーが面白いので彼女の本は大体読んでいる。このまほろ駅前狂想曲も既に読んでいるので、普通なら映画を見に行くことはないのだが、心を弾ませながら見に行ってきた。

前にTVドラマの「まほろ駅前番外地」を見て、瑛太と松田龍平の会話にハマった。二人の会話は落語や漫才よりも遥かに面白い。自分の波長にピタリと合い、二人が画面に出てくるだけで頬が緩んでくる。この雰囲気は小説では味わえない。映画のストーリーは外に置いて、このような会話ができる関係を親友というのだろうなと思いながら楽しんで見てきた。山ちゃんとこんな風な会話ができたら最高だろうな?

2人の便利屋がさまざまな依頼を解決していく姿を描く、三浦しをんの人気小説「まほろ駅前シリーズ」。同作を瑛太&松田龍平主演で映像化した映画、ドラマに続く第3弾。東京郊外のとある町の駅前に居を構える便利屋“多田便利軒”を営む青年・啓介と彼の元に転がり込んできた春彦が繰り広げるエピソードがつづられる。監督は大森立嗣。

東京の郊外にある治安がいいとは言えないまほろ駅前で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のもとに中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込んでから3年目、多田便利軒には相変わらずあくが強い客や奇妙な依頼が舞い込んでいた。これまで会ったことのなかった行天の実子・はるの子守り代行や元新興宗教団体の隠密調査に骨を折るうちに、かつてない危機に見舞われる……。

物語の舞台となっている「まほろ市」は、神奈川へ張り出した東京都南西部最大の街という設定であり、著者である三浦が在住している町田市がモデルとなっている。
東京都南西部最大の住宅街であり、歓楽街であり、電気街であり、書店街であり、学生街であるがゆえに、スーパーマーケットデパート商店街映画館といった施設は軒並み揃っている。そのため、生涯を通して大凡のことがまほろ市内だけで済み、街から出て行く者が少なく、たとえ出て行ったとしても、また戻ってくる者が多い。
作中に登場する「ハコキュー」、「小山内町」と言った地名や風景の多くは、町田市内に実在する地名や建造物をモデルとしている。

この映画を見る前に前作の「まほろ駅前多田便利軒」、「まほろ駅前番外地」の小説を読んでいた方がストーリーは分かり易いと思う。

三浦しをんの「神去なあなあ日常」も物凄く面白い小説だったが映画はまだ見ていない。何時TV放映されるのかな? 今宮沢りえ主役で上映中の角田光代の「紙の月」はどうも肌が合わず読むのを途中で放棄してしまった。暗い話は苦手だね。

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