2020年12月トンガリロ3日目
前日から一転、笑っちゃうほ
ど晴天になりましたが、ホテ
ルをチェックアウトしてタウ
ポへ。途中で寄ったツランギ
クリールタックルハウス&カ
フェという釣り具屋カフェ
釣りといってもツランギは
内陸。鱒釣りで有名な場所
で木立に囲まれています。
素朴な店に似合うオブジェ
夫はパイで
私はパニーニに
2人ともいたく気に入り、こ
こを通るときは再訪決定
トンガリロからタウポまでは
1時間ちょっとなのですが、
寄り道しいしいのんびり到着
そのままラバガラスへ
前回のラーテカフェで味をし
めアートギャラリー併設のこ
こへ。ホテルから目と鼻の先
カフェの店内も作品で溢れ、
さらに奥の赤いドアの向こう
に有料屋外展示があります。
ぜひ、行こうじゃないの
出迎えてくれたレインボー🌈
気持ちが華やぐ明るさと彩
1本1本微妙に色が違うガラス
をつなげた非常に繊細な作品
ぼかした色の連続性が絶妙
あとはもう濃い緑を背景に、
さんざめく色の祭典です。
柔らかな植物と硬質なガラス
それを取り持つような、ぬく
もりある手作りならではの色
2つとして同じものがない
マジックマッシュルーム(笑)
硬い槍型の葉を下に垂らす、
独特で不思議なランスウッド
本物とカラフルな作品と
マオリだけでなくNZ全体で
親しまれているシダの芽コル
形はシンプルでも中が凝って
いて思いの丈が詰まってる
地形を活かした見事な作品
岩の質感とガラスの透明感と
そこを流れ続ける水の清涼感
これだけで風水上がりそう
何よりこの異素材ミックスの
妙と色彩感覚に惹かれます
スノードームのような作品
ガラス工芸の工程はまったく
知りませんが、これだけのも
のを一緒に焼いて、1つにま
とめるのは相当な技術では?
ビーチボールのような楽しさ
ガラスとは思えない軽やかさ
この木も楽しい
見るたびに笑顔になりそう。
これだけの大きさを焼くって
どれだけ大変なのでしょう。
銀色の大砲のようなものは、
なんと、万華鏡
巨大なめくるめく世界です。
冬でも枯れない永遠の花畑
どれも水が溜まるようになっ
ていて鳥の水飲みや水浴にも
ジャイアントフラワーと名付
けられたこれらはNZでも最大
級の吹きガラスで内側と外側
の色の間に白を挟むことで、
双方の色が混ざらないとか。
美しいだけではない技術の粋
そして最後に現れる白い花畑
溢れるような色の洪水からの
引きに息を呑む思いでした。
なんと清らかに見えることか
死者を見送るのに一番相応し
い色だと素直に思いました。
赤い扉の向こうのガラスの園
訪ねる価値ある場所でした。
ガラスを使うという発想がすばらしい。作品もNZの自然にピッタリです。
ちなみに、入園料はいかほどですか。
造園も見事で、植えてある植物もよく吟味されていたように感じます。
入園料は1人10ドル(850円ほど)でした。