Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

子供達の新たな進路

2014-03-29 | NYの育児・教育事情

息子の学校に存在する新たな事実が、
最近になって判明。

エスカレーター式で確実に入学できる高校と大学が存在することがわかりました。
要するに、無試験での内部進学です。

これ、全く公にされていないのですが、
こんなことが存在するんですね。
たぶん、クラスのママ達も知らない人のほうが多いと思います。
私自身も驚きつつ、
新たな可能性に少し気持ちがラクになりました。

実際、このルートで内部進学し、
現在大学生のお子さん達の親御さんとお会いして、
お話聞かせてもらったりしました。
なんというか、未来に対する不安もなく、
この学歴競争時代のNYで、
一家「安泰」という大船に乗ったような、
そういうドッカリ構えて生きていける姿に、
正直憧れました。

高校名と大学名を載せたいのですが、
なんせ公開されていないルートなのでご了承ください。
(もったいぶるような言い方になってしまってすみません・・・)
しかし、NYには、こういう隠れルートが本当に沢山存在します。

ここでは、こういうの存在しましたということだけご紹介です。

では、何故学校は公にしないのか?

日本だったらそれこそ、
エスカレーター式であることを売りにして学校経営するんじゃないのかな?と思うのですが、
こっちは、「エスカレーター式=ラクだ、勉強しなくても大学行ける」
という安易な考えの生徒や親には来てもらいたくない!という思いが強いこと。
別にそれを売りにして、
生徒をかき集めようなんて思っていないのです。
公立なので、授業料タダですしね。


そんなことは何も知らずに、
一生懸命勉強してくれればいいのです。

たとえエスカレーター式であっても、
生徒達にはガンガン勉強させ、上を目指させ、
未来の可能性を引き上げるのが第一目的。
そこは、私の大好きな女校長の熱意を感じます。

幼稚園(PreK)から落第も退学も容赦なくあります。
(去年のキンダーからは一人退学、一人落第でキンダーの繰り返し。
今年の1年生クラスには、一人1年生を2回している子がいるほど、
容赦ないのです。)

頑張ったけれども、
最終的にNYトップ10内の高校や、
スペシャライズド・ハイスクールには及ばなかった生徒達を受け入れる高校として、
(または第一希望には通うのが遠過ぎるとか、
行きたかった私立の奨学金が得られなかったなどの理由で、
諦めざるを得ない生徒達も含む)
某高校が用意されており、
息子の学校からは無試験入学。

で、この高校というのが巷じゃ大人気の高校になっているのですが、
外からじゃなかなか入学できない。
なので、「入学が難しい高校」として、余計噂になってしまっているわけなのですが。
何故、入学枠が狭いかって?
それは、このように繋がっている学校があって、
その生徒達の入学を最優先し、
残った席が、他の学校からの生徒達という、
そういう条件のもとに成り立っているから。
校長の築いたネットワークのお蔭。

でも、幼稚園から鍛えられた勉強に望む姿勢や、
努力する姿勢は身に付いているので、
たとえ内部進学で高校に行っても、皆引き続きしっかり勉強し、
全米ランキング、トップ50内に入っているこの某大学へ、
100%入学できる仕組みになっていました。

今までこんな進路は考えたことなかったのですが、
(知らなかったし)、
この内部進学を利用したほうが、
比較的ラクに、
試験だ競争だのストレスもさほどなく、
楽しく学生生活が送りつつ、
趣味とかに力入れることができるかな?と思ったり・・・。
まあ支える親としても、こっちのほうが随分ラクですし。

って、こういうのが安易な考えでダメなのか・・・(汗)。

息子にはあえて言いませんけど、
滑り止め確保ってことにしておきます。

でもなんかNYで学べる子供達はいいなぁ。
私も、小学生からこういう環境や路線で進学できたら、
未来も変わっていたんだろうなぁ。
と、なんかワクワクします・・・。

私的に、今年知った大きな出来事でした。

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