Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

嬉しかったこと♪(仕事編)

2022-04-11 | 大学・仕事

やっぱりよほど体調が悪いようで、
朝、吐きました。

何が原因かよく分からないのが気持ち悪いのですが、
頭痛、肩凝りが激しいんです。
どっちが先かわかりませんが、
肩凝りが激しすぎての頭痛かもしれないですけど…。

頭痛が酷いと吐く人なので、
で、胃がウヨウヨ動いて胃液がこみ上げるときは、
腸に直結して、腸が作用して下痢するので、
下痢して吐きました。

おかげさまで、お腹がぺっちゃんこ。
(すぐに元に戻る。)

となると、なんか胃腸炎じゃない?とか、
昨晩食べた台湾料理がキツかったか?
とか思うのですが、
よくわかりません。

取り合えず、全部出て、
久しぶりに頭痛薬飲みました。
1時間後にす~っと効いてきたので、
少しラクになりまして、
勉強もせずにブログ書いてる次第です。

明日提出なんです。
長文論文、2件。
9割がた出来てると思うと、
あとの1割が一向に進みません…。

で、こんなに頭が重い中ですが、
仕事面で嬉しいことがいろいろとありましたので、
書いておきます。

まず、ヘッドハントされました。
新規でオープンしてまだ1か月の歯科医院。
ニューヨークに他2軒開業していて、ここは3軒目。
しかも家から徒歩5分(もかからないかもしれない)。

7名の専門歯科医師達が働くオフィスに、
「キミがこんな近くに住んでいたなんて知らなかった。
是非歯科衛生士として来て欲しい。」と、
「今現在貰っている給与よりも、
もっと沢山支払うから、考えてみて欲しい。」
と。

素直に嬉しい♪

同じ仕事してお給料が増えるのは、当然嬉しいですし、
通勤にかかる時間も、渋滞も、何もなし。
大雪でも嵐でも通える範囲内です。
新築なので、何もかも新品の中で仕事をするのは気持ちがいいだろうし、
7名の専門歯科と共に働けるのは、
自分にとっても勉強になるだろうし。

気持ちは揺れ動きますが、
まだ、今働いているところを辞めるには中途半端なんですね。
それに、近所の人たちに職場で会うのって、
なんか嫌だな~と思ったりして。

興味はあるけど、お断りするかな?
でもこうやって
この歳でよ?お話が来るっていうのが嬉しいのです。

歯科助手も求人中だということだったので、
病院歯科で私の助手をしてくれている子に教えてあげると、
彼女、即決。
「むっちゃ奇麗なオフィスで、
給料もユウコの紹介だからって凄く良くしてくれた!
ユウコも一緒に、あのオフィスで仕事しようよ。」
と、彼女、大喜び♪

病院歯科と、この新規開業医の二股で頑張るそうです。

若い子の決断力って凄いのね。

それから、先週のとある日、
病院歯科のほうですが、午前中の私の患者さんが凄いことになっておりまして、
朝、9:00と9:30予約の患者さんが一緒に来院するはずだったのですが、
重度の自閉症患者さんですから、
何かが引き金になって問題勃発し、
来ない。
グループホームに連絡するも、8:30には病院に向かったと言うし、
結局10:00過ぎに来院。
10:00は他の患者予約がダブルブッキングされていて、
11:00の患者さんも早めに到着。
10:00のドクターに予約を入れている新患が
相当梃子摺るので、「ユウコお願い!」と任されるし、
3:00予約の患者さんが、どういうわけか10:30に来院して、
どこかで早めに診て欲しいと言うし、
2:00の患者さんが、他の科での診察が午前中にあったの忘れてた。
ついでに午前中に診て欲しいと言うしで、

10:30地点で、私の患者6人。
残念ながら、この日は私の歯科助手がいない日。
その後も11:00~12:30までの患者さんも
キャンセルなく全員来院され、

マジで、

もう、今日は止め~~~!!
無理~!
一旦、みんな帰宅して~~~!!

と、叫びたい心境でした。

待合室に顔出して、
「歯科に予約の〇〇さ~ん!」と呼べば、
6人の患者さん+付き添いの方全員が私を見て、
「私の順番じゃないの?」と言うし、

こういう風に、私のせいでもなんでもないのに、
焦らされるのが一番嫌いなんですね。
ときどきあるんです、障害者専門の病院なら尚更。
みんなじっと待っていられないし。

1年前くらいは、まだまだ知的発達障害の患者を診ている自覚が足りなくて、

知るかっ!私のせいじゃない。
遅れてくるのが悪い。
嫌なら予約取り直して!

と思っていたので(一般開業医では、これがまともな判断です)、

知ら~~んしっ!

という態度で急ぐことなく、慌てることなく
自分のペースを崩すことなく仕事していたんですが、
受付からは急かされるし、
1時間遅れて来た患者は文句言うし、
2時間早く来た患者も文句言うし、
結局、何にも悪いことしていない私が、
一番悪い人間みたいな立ち位置になってるし、
それで、考え方を変えたんです。

変えたといっても、
実践できるかどうかは分かりませんでしたが、
それが実践できた日でした。

昼休みは1:50~2:00までの10分間しかありませんでした。
それまでトイレに行く時間も、水を飲む1分もなかったですが、
午前中だけで12人。
イライラすることなく、焦らず交わすことができました。
「凄い、ユウコが全部捌いた!」
「どの患者もみんな診てもらえたって、喜んで帰っていった。」
「ユウコがブチ切れることなく、乗り切った!」
と、
受付にもナースにも褒めてもらえ、
歯科医師にも
「大惨事をよく乗り切った。
午後はゆっくり過ごし。」
と言ってもらえて、
ひとつ成長した気分になりました。

やっぱり、知的発達の患者さんは、
歯科医院に来院するだけでも一大行事だったりするわけで、
遅れようと、早く来ようと、
診てあげようと心を入れ替えました。
そうは思っても、実際それが現実的に可能かどうかは
やってみないと分からない状態だったんですが、
出来ました。

一般患者には、そんなこと許しませんよ!

でも、もうこんな惨事は勘弁して欲しいですけど、
ちょいちょいあるんですね。

それから、今年の夏は、わたくし、
長期の休暇をいただきます。

患者さんが、
「ユウコが戻って来るまで、予約は入れない。」
という方が数名いらしゃって、
そう言ってくださるのも嬉しい。

昨日は、3か月毎に定期的に、
歯肉のメインテナンスをされてる患者さんだったのですが、
私が初めて担当しました。
「ユウコが休暇に入る前に一回、
戻ってきてから即一回、予約をお願いします。」
と受付に言っていて、
(私も近くで聞いていました。)
「それだと、歯科保険でカバーされないので、
実費になりますが?」と受付が言うと、
「実費でお願いします。
ユウコは実費で払う価値が十分あるほど丁寧なケアをするんです。」と患者さん。

嬉しいな~♪

是非、オフィスマネージャーに伝えて欲しい(笑)。

障害者歯科のほうも同じで、
「次の予約は、ドクターに診てもらいますね。」
と言うと、
付き添われている保護者の方が
「なんでドクターに予約入れなきゃいけないの?」
と言うので、
「ごめんなさい。私、2か月間の夏休みいただくんですよ。
だから、その間は担当のドクターに
メインテナンスを担っていただくなるんです。」
と言うと、
「ユウコが帰ってくるまで待つわ。」
と患者の保護者さん。

「うちの子達(息子さんと娘さん、共に障害者)は、
ユウコにしか大人しく診察させないし、
私も、子供達も、ユウコに絶大な信頼を寄せてるんだから、
待つわ。」
と。

嬉しくって、涙が出そうになりました。

他人から信頼されて、必要とされることって、本当に有難いことで、
しかも、人種の垣根を乗り越えて、
いろ~んな人種に頼られるというのが、
私にとっては大きい遣り甲斐なんです。

私が保育園~小学校低学年の頃にぼんやり思い描いていた、
「いろんな人種の人たちのために何かがしたいなぁ~。」
というのが、叶ったなと思いました。

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