Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

結局揉めるのはお金のこと

2021-11-10 | 夫婦・家族

先月、ここで、同い年の知人が大腸がんになって、
診断後2~3か月で逝ってしまって、
人生について考えさせられたことを載せましたが、

親友でも友人でもなくて、
友人のお姉さんなんですね。
何度か一緒に食事したりしたことがありますが…。

葬儀も終わり、一段落付いたかと思いきや、
やっぱり大変なのは今後のこと。
残された18歳の娘さん。
シングルマザーだったので、娘さんが一人残されました。
18歳なので、親権とか要らないらしくって、
1人、独立できるそうなんですが、
18歳といったらまだ親の助けが必要な年齢です。
特に経済的に。

で、連絡が来ました。

「別れた旦那は18歳の娘の学費は払うけれど、
その他一切払わないという残酷な人で、
今後、18歳のこの子は生きていけない。
なので、周囲の者皆で、
この子の毎月の生活費や養育費を賄っていくため、
寄付金をお願いします。」
と。

はっ?

と思ってしまったわ。

えっ?
だって、よく知らん子だし。

妹一家、大金持ちだし、
妹の旦那の一族、大金持ちだし、
そっちでなんとかすりゃいいんじゃないの?と思うんですけど、
義理兄弟姉妹の子供の経済的援助って、
なかなかしないのね。
この一家に限らず、
どこも。

普通に考えて、
自分の子の生活費や養育費、
今後の教育費だけで、いっぱいいっぱいです!

で、別れた旦那のことを、
責任を取らない酷い男のように言うのだけど、
そうかな~?と…。
離婚したのも、奥さんの浮気現場を目撃したのが原因と、
噂されているんですが、
興味がなかったので深い詮索はしていません。

まあ、そういうことが理由で離婚したとして、
娘は私の物だと、親権も取ったんです。

別れた旦那のほうは、
随分昔に再婚して、子供もいて、
幸せな家庭を築いていますが、
それでも、前の妻との間にできた娘の学費は払うという
それだけでも、なかなかだなと、
私は思っていたんですね。

彼女が亡くなったからといって、
じゃあお金のことは100%疎遠な父親にお任せ!
というのは、
虫が良すぎませんか?

う~ん…。

離婚する場合、
そういうこともしっかり考えて、計画立てておかないと、
もし自分が倒れた時、
惨めな思いするのは子供達なんだなぁ。

十分な貯金や遺産、生命保険を残して、
身の回りの世話をしてくれるような友人も作って
(身内は当てにしない)
子供達だけでもしっかり生きていけるくらいの土台を作ってあげておかないと、
いけないんだなぁ、と。

考えたりしたんですが、
息子に伝えてみたんですよ。
こんな状況なんだと。

すると息子、
「今年19歳になるんでしょ?
働ける年齢なんだから、自分が働きゃいいじゃん。
フルタイムで学生する必要もないし、
パートタイムで学生して、
学費は血のつながった父親が払ってくれるんだったら、
後はバイトして稼げばいいじゃん。
母親亡くなっちゃったんだから、
今まで通りの生き方は出来るわけないんだから。
他人の同情に集るようなことせずに、
今の自分にはどういうことが出来るか
考えるべきだ。」

と、なかなか辛口のコメントで驚きました。
そういう考えなのか?
今の子って…。

確かにそうだなぁと思って…。

ファイナンシャルエイドという低所得者をサポートする奨学金を申請して、
学費の一部が賄えるのであれば、
父親からの学費を生活費に割り当てられるし。

必死で考えれば、
他人のお金を当てにしなくても生きていける術は十分あるな。
と思いました。

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コメント
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