Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

息子の成績と懇談

2013-11-15 | NYの育児・教育事情

1年生になって初めての成績表を貰って帰ってきました。結果は4段階評価で、英語のReading、Writing、Speakingと算数がオール4。

「私が担任だったらオール2ぐらいにするところだな…。」と数日前に息子に言い放ったばかりだったので、正直驚きましたけど、日々のギャアギャア努力が報われる形となって良かったです。これで心置きなく日本語勉強にも、プラスα(息子の関心事)にも励めるというものです。

サイエンスが4から3になっていたので、その点はぼちぼちモチベーションを高めていきます。


去年は1年間ジム(体育)の評価が3で、しかも「参加する態度が良くない」みたいなこと書かれていたんですが、息子いわく「空手のほうが高度な動きするから面白い。ジムはすることが幼稚でつまらない…。」と言うことだったので、まあしょうがないか…と思っていたんです。もしかして運動神経鈍いほうなのかな?と思ったり。ところが
今年は堂々の4。「ジム、楽しいの?」と尋ねると、「うん、1年生になって結構難しい動きするんだけど、楽しいの。腕立て伏せなんかは、僕皆の見本でやってるし、バスケットボールもするんだけど、僕、上手なんだよ。」と息子。

へぇ~~。ジムの様子なんて全く知らなかったわ…(聞きもしなかったけど…)。

学校で楽しいと思えることがあるってことは良いことだ!

文武両道がモットーだからね。

面談では、「とに角Math(算数)が得意で秀でています。英語のReadingやWritingもよく出来ています。特にこの数週間で物凄く上達しましたね。とてもスマートなお子さんです。全てにおいて実学年レベル以上です。」と勉強に関しては褒められるばかり。

でも実を言うとね、算数は得意なんじゃなくて、日本語算数で先へ先へと進んでいるから出来るだけで、本当の得意とは違うんですわ。計算問題や反復練習はしないというNYの算数のやり方に反抗するように、毎日毎日欠かさず続けている計算問題。結局これが学校成績や担任の評価では「算数が秀でて出来る」となるのであれば、続けて間違いはないな…と思いました。まっ、実力テストや入試問題では違うんでしょうけどね。

ReadingとWritingの急激な上達は、数週間前に息子に合っていると思うやり方に勉強の仕方を変えたのが要因ではないかと
思っています。まっ、先生には言わないけどね…。息子自身もフン詰まり状態だったのが(なんか汚い表現…)、丁度いい感じにスルンと出たんだと思います。今じゃ息子、「自分の趣味はWriting」と言うほど英語のWritingが苦痛じゃなく楽しく思ってくれるようになっています。でもまあ本当の成果は2~3ヶ月後だと思うので、本当に成果が見られたらときに詳細を…。

先日、息子が突然クラスを抜け出すようなことをして、先生も驚いたと言っていたけれど、普段の素行はとても良いらしいですわ。「勉強が嫌でとか、授業が嫌で抜け出したということではなく、急にワクワクすることやってみたくなって、理性でコントロール出来なくなったんでしょう。5~6歳の男の子らしい行動だと思いますが、セキュリティー面も含め、ルールを守ることも大事なので…。」と担任の先生。

一つ注意する点としては、「私語が多い」ということでした。

やっぱりまたか…(汗)。これはDNAに刻まれているからある意味しょうがないようなものなんだけど…。

NY学力基準や、訳の分からぬ算数の文章問題に振り回された数ヶ月間でしたが、息子はちゃんと頑張っていて、先生からもちゃんと評価されていて、救われる思いです。

面談前から質問事項をリストにし担任に送り(息子の学校では皆そうします)、私のストレスいっぱいである気持ちを打ち明け、担任と話し合った結果、学校の求めている・目指している部分が明確になりました。

担任に不満を訴えてみた「訳の分からぬ新しい算数の問題」に関しては、授業内容や教え方のある教師専用webサイトを特別に教えてもらいました。担任のパスワードを入れて、いつでも見てもらって構わないということだったので、NYの小学校算数を私も一から学ぶつもりで、目を通していこうと思っています。

「なんで母親の私が今更算数なんて勉強しなきゃなんないんだ!」とも思う反面、やっぱり小学低学年程度の算数に翻弄される自分も嫌だし、日本で私が習った算数とは内容が全く違うので、こういう考え方があるのか…と知っていても悪くないかな?と…。親が「こんな問題わからない。」「こんなふうに習ったこと無い。」「どう回答するかわからない。」とブツブツ文句を言いながら答えるよりは、「ああ、これ、こう考えると簡単らしいのよ!」とか「こういう回答の書き方をするんだって。」と言って教えてあげられるほうが、絶対に子供にとっては
プラスになると思うしね。

結局また時間取られるんだけど…(涙)。

これからは翻弄されないように、もっと息子に合う、楽しい、家庭でできるサポート部分を盛り込みつつ進め、次回の成績へと繋げていきたいと思っています。

やる気出てきました、私。

たぶん先2~3ヶ月は保てると思います…(苦笑)。

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