Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

空手トーナメント出場

2013-05-06 | 空手教室


幼児のセイサン型試合に出場し,


なんとか,


無事3位入賞でトロフィー授与に至りました.

よかったよぉ~.やれやれ,これで今年の大仕事,一つ無事クリアです…(汗).

母の私のほうが緊張して観戦席で吐きそうになっていましたけど,息子はぜ~んぜん.この子は試験会場とか面接会場とかも含め,ちょっと緊張感漂った空間が好きな変わった子.そういう場所のほうが本領発揮できるみたい.

会場での待ち時間は先輩に手を引かれ散策したり体を解したりで楽しそうに過ごし,いざ息子の出番となると,会場の2階からも後ろからも横からも,先輩達が息子の名前を呼んで応援してくれていました.人種も年齢も帯の色も関係なく,同じ道場生に声援を送ってくれる友情みたいなものが,トーナメントに出場した者同士の強い絆となっていくんだなぁと思って,そんなところに嬉しさを感じた母でした.

いい経験できました.これからも文武両道で頑張らせますし,私も頑張ります(涙).

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飛び級で昇級!

2013-01-26 | 空手教室

息子の空手昇級試験がありました.

2ヶ月ほど前に黄色帯に昇級して以来,クリスマスにお正月とホリデイもあり時間もやる気も無く(私が),家で必死に練習しました.新しい課題のセイサン(十三手)型は,教室で習うにも時間も足りなかったので(私が急性副鼻腔炎を患って教室休んだりしたので…),先生がするのをビデオに録画し,それでも速度が速く,素人には訳が分からないので,スローモーションで見ながら手足の動きを全て紙に書き出し,それを基に息子に覚えさせのが良かったのか,試験には自信を持って臨めるほど上達しました.

そんなこんなの試験当日.朝は雪が積もってまして,娘が「りんちゃん スノーで遊ぶから空手はまだ行かないのよぉ」とご機嫌で雪遊びを始め,一向にやめようとしないので,結局私は試験の様子は見れませんでした.一足先に行っていた旦那の撮ったビデオと写真で後から確認.息子も「りーちゃんが雪遊びしたかったんだったら,別にいいよ」と言ってくれました.

 
左:セイサン型をしているところ(髪の毛切らなな…)
右:蹴りのテストをしているところ

そんな息子ですが,次はオレンジ色の帯のはずだったのですが,なんと飛び級で青帯に昇級!といっても,完全に青帯とはまだいかないので,青と白のストライプで「ジュニア青帯」ということだそうです.それでも全部教えきれていなかったセイサン型をほぼ完璧にやったと,先生驚かれました.


青帯を手渡されているところ.
先生のほうが深々とお辞儀してるよ…(汗).

飛び級する子は(大人以外),この道場からは過去に1人だけだったそうで,おまけに5歳で青帯は初めてということで,とっても褒められました!!今度はいよいよスパーリング(実践)が始まります.防具も購入しなきゃいけません.次に目指す帯は緑.その後紫→茶→黒と進みます.目指せ,黒帯!!小学生の間に取らせるぞ~~.

ほんとによく頑張ったぁ~~!私もよく頑張ったよ~!やれやれ,終わった終わったぁ~!!


今回の昇級試験のメンバーと.
今回も息子は最年少.
黒帯(黒星)は全員試験官です.
皆,晴れやかな笑顔でうつっているのに息子のブスッとした表情ったら….
どういうことかと思ったら,

拡大するとこうでした.

  
左:帯の締りが緩く気になるなぁ….
中:ああ,お母さん,帯が解けちゃうよぉ.
右:解けちゃった….

もう,何やっとんじゃ?!

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通告されました・・・

2013-01-03 | 空手教室

氷点下の中,歩いて行って帰ってきました空手教室.といってもまだ正月気分の私.正直「サボりたいなぁ…」と思っていた母なのですが,息子が行く気満々なのに母の私がこんなんじゃね…と思って….

道場行ったら,通告されたことが2つ(もう決定事項).

ひと~つ!!今月末にまた昇級試験.100人近くの色帯生徒の中から7人のみ.実は息子が黄色帯に昇級してから(1ヶ月ほど前のこと)息子の意気込みが随分変わりましてね.新しい家の自分の部屋にはサンドバッグを吊るして欲しいとか,自分の練習姿が見えるように大きな鏡を壁に取り付けて欲しいとか言い出す始末.おまけに,将来は空手の先生になってもいいなぁと言い出しました.ここのところ教室では,白帯と黄色帯の生徒達の前に立って「見本の型」を披露させられたり,先生に「7歳児くらいの空手ができている」と褒められたり(私はよく分からない…)だったのだけど,もう次の帯ですって.無理…,というか母のほうが今やる気無し….寒いし….

今年の抱負の1つに,帯を一級,できれば2級上げるというのがあったのだけど,もう叶ってしまうとなんか呆気ないし….

ふた~つ!!春に行われるNY市の空手トーナメントに道場代表として出場し「セイサン(十三手)型」を披露するということ.「5歳でセイサン型を完璧にこなせる子はなかなかいない」と先生が恐ろしく張り切っていて…(苦笑).足や手の動きが,日本舞踊か歌舞伎かを思わせるような動きに,力強い蹴りや三連突きが加わった感じだなぁと私は思ったけど,違うかな?私も一緒に試してみたけど,初っ端から訳が分からなくてお手上げ….

ああ…今のあたしにゃ重い….ホリデイ中に生活リズムが狂っちゃって,今かなりダラダラモード….

ダメだぁ.嬉しいことのはずなんだけど,まだ気分が乗らず,「どうする,あんた…?」と息子に呟いてしまった.

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人生初のトロフィー

2012-12-08 | 空手教室

空手道場でクリスマスパーティーがありました.そこで,先生達の選んだ生徒達が表彰されました.


104人の生徒の中で2人だけ選ばれる賞を頂きました.
「Super Student 賞」ですって.
(先生の服を隠しているのは,
なんと,
以前ブログで書いた某大学名がバーンとプリントされた服着てたから…汗)


大会に出場した子達は,大会で勝とうと負けようと全員メダルが貰えました.
あと,新しく黒帯に昇級した人にもメダルを.
何の賞だったかな?2人に盾が贈られていました.


とってもいいクリスマスプレゼントになりました.
よかったね.

トロフィーなんて,私まだ貰ったことがないのに….息子に先を越されました….

これを励みに私も益々頑張ります!

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NYの空手事情

2012-12-04 | 空手教室

週3日の空手教室.息子は週5日くらい行きたがっているけれど,下の子連れての送迎&同伴で私のほうがかなり疲れている.ともう音を上げている状態.やっぱり私は3ヶ月坊主だからねぇ.幸い娘は小学3~5年生のお姉ちゃん達に可愛がられていて,マットの上に寝そべって一緒に遊んでいる.「お友達と遊んでるの」って言ってる娘.

しかし,こういう生活がこれから後何年間続くのだろう…とふと怖くなるときもあったりする.いつまで空手の送迎&同伴をし続けるんだ,私?ということ.長期戦だわ….

感謝祭のホリデー中に,学校教員しているアメリカ人から朗報を聞いた.「空手教室」のスタンスが日本とNY(アメリカ)とではちょっと違うような感じがしたので,ここでご報告.もしお子さんに格闘技を習わせようかどうしようか迷っている方がいらしたら,参考にしてみてください.

空手教室に根気良く長年通い,ジュニア選で黒帯まで行っている場合(もちろん学業も頑張っていること前提)
,サイエンスに力を入れている某私立大への学費免除入学の可能性が非常に高いということを耳にした(NY内の話なので,全米で探せばそういう大学はもっとあるのだと思う).以前この大学のキャンパス内を通ったとき,勉強以外にスポーツに相当力を入れているなという感じは受けていたけれど,「空手」を習うことがそんなところへ位置づけされているとは全く知らなかった.空手を長年している者は,感情や行動を自分で制することができるという,セルフ・コントロールという点を利点として見られるのだそうだ.恐らく「剣道」も良いはずだということだった(けれど武具を揃えるのが大変なので,「空っぽの手」で始められる空手のほうが市民には圧倒的に人気).

こんなこと,日本で空手を習ったって,恐らく得られない利点だと思う.まあ県大会1位とか,全国大会優勝ともなれば違うだろうけれど….でも逆に,アメリカ留学を考えているのであれば,有利ということになる.加えて道場の先生が英語で推薦状など書いてくれるなら尚良い.


だからNYには至る所に道場があって,多くの男の子が格闘技を習っているってことなのか?!と思ったりもした.実はNYでは女の子で空手を習ってる子もとても多く,治安の悪いNYにおいての自己防衛の為かと思っていたけれど,どうもそれだけではなかったみたい.息子の学校のクラスでも実に半分が格闘技を習っているし,道場メイトの半分は女子.単なる「格闘技ブーム」じゃなかった….

おまけに,道場と大学との間にコネクションがある場合があるということも知った.大学関係者が道場に深く関わっている場合もあるらしく,それが奨学金や学費免除に直接役立つのかどうかはまだ定かではないが,そういうことを調べ上げて道場を選んでいるママ達もいるということにも驚いた.

そんなこんなで,その某私立大学への入学云々は別としても,やっぱりNYでは日本以上に空手を続けるということが将来有利な得点もあるようなので,それを目指して頑張る親も多いのだろうと思った.

空手以外のスポーツももちろん素晴らしく,奨学金や大学推薦,学費免除というのもあるのだろうと思うけれど,私は空手のことしか知らないので,その点ご了承ください.空手の場合,意外にチームワークも必要で一緒になって練習するのだけど,自分より上の者に敬意を払う姿勢は,アメリカの空手でも随分叩き込まれる.また個々の帯の色で実績が一目瞭然であることと,茶帯や黒帯になると昇級テストのスパーリング(実戦)の相手役はもちろんのこと,道場生の指導をしたりとボランティアも積極的にこなさなくてはいけないので,そういう意味で有利なよう.

実際私が学費免除を経験した中で,学費免除や奨学金を得る為には「学校の成績」「スポーツ」「地域活動または教会活動」という主な3つの柱があり,それらを押さえておく必要があると思っている.その中でも「根気(長年続けていること)」「精神力(一般的に苦なこと)」「視野の広さ(自分のためだけではなく広い意味で捉えていること)」という点は重要なのではと感じた.空手の場合,その「スポーツ」と「地域活動」の2つの柱が確実に抑えられる上,「根気」と「精神力」も鍛えられる.「視野の広さ」という点では「自己防衛」「異文化への敬意」などを盛り込むことも容易にできる.

ただ問題は,向き不向きのあるスポーツだということかな?「空手」って,決して「楽しさ」の溢れるスポーツではない.どちらかというと「忍耐」という言葉が合うような,地味なスポーツだと思うから….その点,向かない子に無理矢理習わせても可哀相なことになるかもしれない.

ちょっと予断になるけれど,私が推薦入学と奨学金得たとき,人生の中で全くスポーツはしていなかったのだけど,特殊分野でのボランティア活動に長年関わっていたことが,アメリカで非常に大きく評価されたように思う(日本では変わった人程度にしか思われない).そのことについてはまた機会があれば….自分の子供達にはゆくゆくは,同じような世界でボランティア活動を経験してもらいたいという思いがある反面,親としては正直関わって欲しくないという思いもある.私の母親も,ボランティアとはいえ,実の娘にそういう世界に踏み込んで欲しくないと言っていた.

それと,今の息子達が大学受験または就職活動をする頃にはプラスもう一つ要求されるだろうと言われていることがある.「(完璧な)バイリンガル」「(完璧な)トライリンガル」であるということ.これが大きな決め手になるということは,数年前から言われている.要は「国際性」を見ていくことが必要不可欠であるということは,某大統領が出身である,大学学長のご家族と話す機会があった折,そう話されていた.

本当に子供達は大変な時代の,大変な街に生まれてきちゃったのだぁと思う.でもまあ,そういうことを押さえつつ子供の活動に付き合っていくのであれば時間や体力の無駄な気もしないか・・・と思ったりもする.

息子一人が頑張らなくてはいけないのではない.子供達みんなが頑張っているのだもの.

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黄色い帯の,その裏

2012-12-03 | 空手教室


息子の空手の昇級テストがありまして,無事黄色帯を獲得しました.
(携帯からの写真なので画質が相当悪いです….
どんな携帯使っとんじゃ?という話….)

ピーンと張り詰めた空気の中,8人の赤帯&黒帯先生の前で息子も緊張したのか顔が引き攣っていたけど,習い始めて2ヵ月半,よく頑張ったと思います.しかし,緊張からか左右を間違えたり,ターンを反対に回ったり.蹴りの力はないし,「キアーッ」という掛け声も「フワァー」って小声だし….

実は最近,空手に関して息子を叱り飛ばすことが数回ありましてね.学校のクラスの他の道場に行っている子達と,「誰が強い」だ,「何色の帯だから強い」だ,「お前の道場は本物の空手じゃない」だ,「お前のは偽物の格闘技だ」などなど,誰が言い出したのかは分からないのですが,そんなことの言い合いになったというのを息子から聞きまして…,激怒したわけです.

その数日前にも,仲良しのお友達(違う道場の子)と冗談で戦う構えをして挑発するようなことして遊んでいたら,だんだんお互いに本気モードになり,それを見ていた上級生の子達が,「喧嘩が始まるぜ!面白そうだから,どっちが先に血を流すか見ようぜ!」と2人を囲み煽り初めて,煽られたら後に引けない状況になって,2人とも涙目になりながらも戦おうとしていたところを,たまたま用事があって学校へ寄った私が通りがかり見ていたので止められたという.そんなこともつい最近ありまして,公共の面前でしたけど,私は息子の頭をおもいっきり引っ叩きました.皆「おおぅ~~~(母ちゃんのほうが怖ぇ)」という感じで引いてましたが,アホするにも程があるっつう話です.「そんなにスパーリング(実際に戦うこと)したいんだったら,いつでも母さんが相手になってやるよ!(まだ5歳相手だから言えるセリフ…)」と言いました.

誰のための空手なのか?どうして習っているのか?帯の色は何を示しているのか?他人が何処の道場でどんな格闘技を習っていようと全く関係のないことで,一切口出しをするな!ということ,自分が何色の帯を身に付けているから強いだ,弱いだではなく,気持ちの強さの問題なのだということ.自分の言動を制しろ!ということ,道場の外で,他人を挑発するようなポーズをしたら即空手は止めさせるということ.などなど.しっかり落ち着いて言えれば良かったのですが,ギャンギャン言いました…(汗).

そんなこんなでの今回の昇級テスト.いつもの本当の空手もできていなかったし,私の息子の態度への腹立たしさはおさまっていなかったというのもあり,「まだ息子は黄色帯を受け取る器ではありませんので…」と断りに行きました.でも先生は,何があったかは聞かなかったけれど,「黄色帯に相応しい人格にこれからなっていけばいいんです.一番幼いのに本当によく頑張りました.」と言って黄色帯を受け取ってはくれませんでした.

息子には,「初めてのテストで緊張したと思うけど,よく頑張った.でも今日あなたのやった空手こそが,本当の空手じゃない.今度テストを受けるときはもっと真剣に,本当に戦うつもりでしなさい.お母さんは,あなたは黄色帯をするべきではないと思う.でも,先生があなたに同情してくださったのだと思うから,その先生の気持ちを大切に,これから一層励みなさいよ.お母さん,あなたの言動次第ではいつでも,この黄色帯取り上げるから,そのつもりでいなさい.」と言いました.


104人いる道場生の中で,今回昇級テストを受けた生徒達と,
8人の先生達.
男子生徒5人,女子生徒9人と女子のほうが多い.
顔の星を帯色に合わせてみました.
黒帯目指していた子達の昇級テストは,
子供の空手とは思えないほどの迫力!

5歳児にはちょっと厳しいかな?とも思うけど,「戦う」ことを学ぶということは,下手すると大怪我になるからね.しかも男の本能なのか,何でもないときにふっと遊び半分で闘争心が出る….その辺まだ子供だから仕方がないということもあるのかもしれないけれど,しっかり教え込まないといけないなと思っています.

次,NYで空手を習わす場合のちょっと朗報を耳にしたのでお伝えします.

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帯の色

2012-11-03 | 空手教室

 
息子が週3日頑張っている空手教室.
習って1ヶ月後に帯の色が変わりましたよ!!

といっても,変な色でしょ?フランス国旗引っくり返したような色.これは全白帯生徒の中で,一番頑張っている子一人に与えられるトリコロール帯なんですって.こんなの貰って帰ってきたからビックリ!.帯が長いので,グルグルの3重巻きなんだけどね…(苦笑).


良い先生達と生徒達に恵まれて本当に良かった.
この日は最年少の5歳児は息子一人だけ.
因みにこの先生は(って顔隠してるんだけど…)テコンドーと空手の黒帯.

 
左の先生がここのオーナー(?).常に地域の子供達の未来を考えている人.
空手が赤帯(知らなかったけど黒帯の上),合気道が黒帯.
空手以外にもいろいろ共感することがあって,一家で可愛がっていただいています.
この先生に出会えたことは私の人生の宝物.

写真右の,先生の横に立っているのが先生の長男さん.
只今11歳で黒帯(取ったのはたぶん9~10歳のときだと思われます)は,
もう他の生徒にしっかり指導しています.息子が一番慕っているお兄ちゃん.

他にも熱心な先生がもう3人,日を変えてローテーションで毎日教室を開いています.

いろんな人種が一緒に格闘技を学ぶというのはなかなか容易いでないこともあるということ,最近になって知りました.

幸い「空手」は日本の格闘技なので,どの人種の子も息子や私を一目置いてくれていて,「日本語ではなんて言うの?」「日本ではこんなことするの?」と皆寄って集って聞いてくるしで,結果良かった.先生達が,「日本の血」が流れているということをとても大事に思ってくれるのも有難いし.格闘技なんてどれ習わせても同じだろう…程度で考えていたんだけど,「テコンドー」や「カンフー」じゃなくて「空手」を選んで大正解だったと思いました.

さてと,息子はまだ習い始めて1ヶ月半.なのに物凄く進級テストを受けさせたいという先生の思いが伝わってきます.だけどねぇ,5歳児が「型」を身体で丸暗記するのって容易じゃないのよ…これが(汗)

ともあれ,5歳になって学校と家以外に,信頼できる男達の沢山いる大好きな場所ができて本当に良かったです.「男の子はね,男によって育てられるのよ.母親ではダメなのよ!」とおっしゃった日本語先生の言葉が身に沁みます.

最初は(1ヶ月半前)あんなにぎゃあぎゃあ「怖い」だの「行きたくない」だのと引っ繰り返って泣いてたけど,今じゃ道場で笑い話!


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空手教室初日

2012-09-12 | 空手教室

日本では「行きたくない~~!」と道場でギャアギャア泣き叫び,「こんな泣く子は初めてだ…」と呆れられた空手.向き不向きもあると思うので,あまり好きじゃないのならNYの空手教室も辞めようかと思っていたら(NYの空手クラスは夏休み前から申し込み済み),「もしベストフレンドのJが行けない状況だとしても,僕は絶対に行く.」と自ら言うものだから,じゃあ今週から行ってみようかということになりました.

なんであんなに日本で,しかも爺やんの通っている道場で恥かくほど大泣きしたのかと聞いてみると,どうも皆ビシッと空手着着て,皆一斉に掛け声かけて機敏に動く姿と,ピンと張った空気に圧倒されたということと(本格的な本場の空手ですから),自分一人だけが初心者で(他にも初心者の子供はいたけど),何も知らない分からないという状況が嫌だったということを,たどたどしくではありましたが自分の言葉で伝えてくれました.

で,NYの空手教室.

スキップしてルンルンで行ったくせに,道場に入って,空手着着た大きな男先生(全部外人)が3人もワサ~ッとそばに寄って来て,既に道場にいる子は皆小学生ばかりで…という状況にビビッて,またメソメソ泣き出しました.

もう5歳だからね.泣いて許される年齢じゃないのよ….自分の好きな楽しいことだけやってりゃいいって年齢でもないと思うし,自分がやりたいって言ったんだもの,ちゃんとやらなきゃいけないの!!男の子だったら尚更,いろんなことに挑戦してみないと!と思っていると,

小学生の女の子が「一緒に行こう」を手を引いてくれたり,大きな先生が優しく皆に紹介してくれたり.それでもそっぽを向いて拗ねていた息子ですが徐々にストレッチなどを始めました.

5歳の最年少は息子だけ(実はこのクラスは6歳以上から).この日の初心者は息子だけということで,


宮本武蔵をこよなく愛するお兄ちゃん先生J(黒髪が自慢?)のマンツーマン指導.


これが相当楽しかったようで,
「あのお兄ちゃんに教えてもらうんだったら,僕毎日行きたい!」
と言うほどに.

「教えた形をきちんと決めようとするし,覚えも早いです」とお兄ちゃん先生.
よかった,よかった.
これから週2~3日は空手教室です.

うちの息子の特徴の一つ.新しい未知の世界へ入るのをとても躊躇う.すぐに周囲の人と同じようにできないと恥ずかしいと感じる.親しい友達と一緒なら何でも参加するけれど,一人で飛び込んでいくのに相当勇気を要する.勝手に一人で何処へでも行ってた私の子とは思えないほど間逆なタイプ.でも一旦中に入って「楽しい」と感じたなら,そこからは物凄くのめり込んでいくので,心配はなくなる.

こういうタイプの子供なので,私は息子を新しい世界まで連れて行き,興味をそそらせ,息子の背中をドンと押してやる役目をしなくてはいけないんだな…ということが数ヶ月前から分かってきました.

ということで,
息子の新たな世界への挑戦が始まりました(苦笑).

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