長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

プラハ 迷宮の散歩道

2017-01-29 23:17:50 | ピアノ・ソルフェージュ

この本も図書館で借りて来ました。

街や建物の写真がたっぷり美しく、説明文も(さすが地球の歩き方)旅行者本位ながら詳しく、期待が高まります。

 

チェコの作曲家、スメタナ、ドボルザーク、それと共に取り上げれてるのがモーツァルト。

先日「ピアノ協奏曲第24番」は「フィガロの結婚」と同時期に書かれたと、福間さんの言葉を引用いたしましたが、モーツァルトはプラハでこのオペラを発表して大当たりしています。

その次のプラハ滞在中には「ドン・ジョバンニ」。

演奏会の日が迫ってるのになかなか完成せず、缶詰状態で曲を書かされたという話が残ってるそうです。

その後ウィーンで「魔笛」を初演、大成功するも体調優れず35歳の生涯を閉じます。

ウィーンでは簡素な葬儀だったが、プラハでは盛大な追悼式が行われたとのこと。

映画「アマデウス」では、プラハの劇場などがロケにたくさん使われてるようです。

 

スメタナは交響詩「わが祖国~モルダウ」で有名ですね。

スメタナ自身は聴覚を失い、また幻聴があり、初演を聴くことができなかったそうです。

 

ドボルザークは、アメリカに渡った時に作曲した「新世界より」が有名です。

肉屋の息子だった彼は、店を継ぐのに必要だったドイツ語を学ぶとき、その先生が音楽好きでピアノも教えてくれたとか。

懸賞金をもらうために曲を書き、ブラームスに認められて出版されたそうです。

 

アールヌーヴォーの画家ムハ(ミシャ=ミーシャと同じ?)もそうなのですが、この時代ヨーロッパでは民族意識が高まり、独立国家の建設が始まった時期で、音楽の世界でも祖国のためにという作曲家が次々現れました。

生徒さんに曲の背景や作曲家についてをお話するには、深い知識を持ち、そしてその中で易しい言葉を選ばねばなりません。

あらゆる本が借りれる知識の宝庫、家にいながら検索予約できる図書館はありがたいです



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