長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

演奏を聴こう

2015-07-30 00:34:16 | はじめまして

Sちゃんのお母様より、演奏会に行ってきたというメールを戴きました。

様々なお子さんの演奏を聴いて、ピアノへの意欲が湧いてきたとのことです

Sちゃんは今回PTNAには参加できませんでしたが、ご自身が演奏することは勿論、演奏を聴くことにも意義があります。

 

自分の出番までイヤホンで耳を塞いで、人の演奏を聴かないようにしている人を見かけます

他の人の演奏に影響されないためだとは思いますが、最後の方だとほとんど聴けないで終わってしまいますね

入選するためにはそうした方がいいのかも知れませんが、私は「他の人の演奏のいいな、と思うところを聴いて。」と言っています。

今は大学生のY君が、かつて前の演奏を聴いてるうち、どんどんいい所を取り入れたようで、出番が来て今までで一番素晴らしい演奏をしました。

・・・そのためには、「いい音を聴く耳」が必要ですけどもね

聴くことで耳が育つとも言えます。

 

メールには、「長島先生の指導の丁寧さを知りました。」とありました。

Sちゃんは、丁寧に指導すればするほど、できてくる生徒さんです。

音楽を好きになって欲しいという、お母様の願いを受けて、また共に進んでいきましょう


PTNAコンペティション、優秀賞おめでとう!

2015-07-25 23:18:06 | ピアノ・ソルフェージュ

今年のコンペティション、今度はNちゃんが優秀賞、予選通過しました。

 

古典曲は、「音の美しさ、品のある演奏」

近現代曲は、「長いフレーズをきれいに歌って、表現力豊か」

など評価され、高得点でした。

「これから上達なさる方です」と嬉しい励ましの言葉も

Nちゃんはまだ体も細く、手も小さいので、大きな音を出したり、ダイナミックな表現をするのは得意ではありません。

常に指先の感触を磨き、美しい音を追求しています。

中学年になって、少し指もしっかりしてきました。

そして、大人しいNちゃんなりに、思い切って表情を出す練習をしてきました。

当日の演奏は、ひときわ静かな佇まいの、品のある心に響く美しさでした。

それをちゃんと評価していただいて、本当に嬉しいことです。

 

ペダルに足がまだ届かないので、おうちの方も足台を変えたり本当に大変でしたが、ペダルの使い方も適切でよく響いていると評価され、苦労の甲斐がありました。

 

8月にすぐ本選があります。

もう何曲か課題曲を暗譜していたNちゃんですが、今日のレッスンでは初心に帰って見直しました。

 

今年のPTNAは、日にちも会場もあちこちで、長くて忙しいです。

でも、これは嬉しい悲鳴・・・。

私もたいへん勉強になっています


「オペラ座の怪人」

2015-07-20 16:57:11 | フィギュアスケート

先程まで、BSプレミアムで映画「オペラ座の怪人」を見ていました。

 

画面はモノクロ。

廃墟となったオペラ座で、オークションにかけられた品々。

客席に落ちている巨大なシャンデリアも、遂に灯され、吊り上げられる。

シャンデリアが持ち上がると共に辺りは照らされ、きらびやかな色が、そして時代が蘇る。

とても引きつけらる、場面です。

オークションに参加してる老いた男性と女性は誰なのでしょう。

 

静かなオルゴールの音色。

これは、オリンピックシーズンの鈴木明子さんのプログラム冒頭に使われていました。

最後のポーズは、織田信成さんが真似して有名になりました。

 

急遽、代役となったクリスティーヌが歌う。

これは、昨季の村上佳菜子のSP。

「アハハハハハ・・・ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、~ハ、ハ」と歌い上げるところが印象的です。

とても綺麗で、佳菜子さんの軽やかで可愛いいキャラクターにぴったりでした。

 

身寄りがなく、オペラ座に寄宿生として入ったクリスティーヌですが、こういう優待制度もあるのですね。

自身、見世物として虐待されていたファントムは、そんなクリスティーヌを愛おしく思って見守って来たのでしょう。

そんな、ファントムの一途な想いが辛く、哀しい・・・。

クリスティーヌも、父亡き後、常に耳にしていたものを断ち難い・・・。

その甘く、うっとりさせる歌声。

これは、昨季の羽生結弦がFSで、優しい表情で慈しむように滑る中間部です。

その後、突然、トリプルアクセルからの、すごい連続ジャンプしますがね・・・。

冒頭は、怖いお顔作ってます。

   

 

羽生君も無良崇人さんも、ここの静かな弦楽奏の集結部で最後のスピンをしていました。

 

 

去年から今年にかけ、フィギュアスケートで「オペラ座の怪人」を使ったプログラム。

鈴木明子、村上佳菜子、グレイシー・ゴールド、無良崇人、羽生結弦・・・・と本当に多かったですね。

高橋大輔も以前していました。

   

 

クリスティーヌがお墓に行き、父に会いたいと歌う場面。

なんだか、私も父を想って涙が滲んでしまいました(存命です!)。

 

冒頭のお年の召した男性は・・・ネタバレ注意


 

・・・・・

男性はクリスティーヌと結婚した夫、女性はバレエの先生です。

夫は、ファントムに立ち向かった恋人。

バレエの先生は、ファントムが子供の頃、見世物として囚われたのを助けてオペラ座の地下に匿ったのでした。

 

パリ・オペラ座には、昨年の2月の旅行で行きました。

直前の16時過ぎまで、オルセー美術館にいて、オペラ座が16:30までに入らないといけないの気づき、急遽タクシーを捕まえました。

運転手さんは「OK!」と飛ばしてくれ、間に合いました

 

  

   

帰りはメトロで。

モネの「睡蓮」で有名なオランジェリー美術館に向かう。

ここでも、道に迷って閉館間際に走って滑り込むことに・・・


Eテレ「時々迷々」

2015-07-17 10:24:57 | ピアノ・ソルフェージュ

久しぶりに見た「時々迷々」

今回の題名「さがしもの」

幼稚園の頃、友だちと竜の絵を描く女の子。

小学校3、4年になり少し大人びた女の子は、自分の中には竜がいて暴れると感じてる。

なぜか筆を埋めてるシーン。

 

図工の時間、4人グループで水に絵の具を落として行き、模様紙を作っている。

「先生、ひとりでやっちゃいけないんですか?」

女の子たちは、「ピンク」「黄色」「オレンジ」と順に楽しそうに色を選び、落としていく。

次に彼女の番。

他の女の子たちが耳打ちして相談、「水色にしない?」という。

彼女は墨のボトルを持ち、どぼどぼ流し込む。

 

山の中の湖は心の世界

ボートを漕ぐ”時々迷々”ときどきまよまよ(片桐はいりさん)「どうしてこんなところに来たの?」。

「みんなきらいなの。みんなは、いい子ぶったり、みんなとおんなじ考えのふりしたり、ふりばっかりのふにゃふにゃ人間だ」。

「本当は水色がいいと思ったんだけど、竜が心の中で暴れるの。」

 

作った紙に絵を書く。

彼女は女の子たちに、私の筆を隠した、と言って黒い絵の具を浴びせ出す。

同じく絵にも黒い絵の具を飛ばし、口で吹いてそれが竜のようになる。

他の子にも浴びせ出し、何か言おうとしたが倒れてしまう。

保健室で気づき、外へ出ると周り中が自分を避けているようだ。

 

「もういやだ。湖に行こう。湖で竜になって暮らそう。」と学校を出て行こうとする。

校舎の窓からは、みんながさっきの竜の絵を破いて投げ飛ばしてくる。

すると、幼い時よく遊んだ友達が、それを拾いに来て彼女に渡そうとする。

受け取らず押し倒す。

でも、何度もまた拾い、渡す。

 

湖のボート。

「(友だちは)なんでこんなことするの?」

時々迷々「まっすぐ見て!感じるの!」

「でも、竜が・・・」

「竜なんてここにはいない。」

 

窓から友だちに「頑張れ」の声。

池にはまっても、拾って渡す友だちから、とうとう受け取る。

 

湖のボートには誰ももう乗ってない。

 

友だちといっしょに埋めた筆を掘り返す。

「なんで自分で埋めたの?」

「筆を貸して欲しかったの。」

 

図工の時間に作っていたのは連凧だった。

海辺で竜の絵を先頭に揚がる連凧。

本物の竜のようだ。

 

この話、先生は完全に影の存在。

金八先生とかだと、大事件が起こって先生の奮闘で解決して行く、先生の物語だけど・・・。

この番組は生徒が主体。

本当の世界は、そう。

誰でも、身近にいつでも起こってる事で、迷ってる。

心の中の葛藤、その事に気付く友だち。

 

小学校中学年からの心の変化、特に女の子は早くから気づき、悩む。

小学校教師として、ピアノ教師としてこの年頃の生徒と長く関わってきましたが、本当にひとりひとりにとって大切な時期だと痛感しています。

 

「時々迷々」、深い・・・。

そしてEテレ、って本当に面白い番組満載ですね。

次の「ココロ部!~外国から来た転校生」、転校生はピアスをしてるが、校則違反なのでどう関わったらいいか、というテーマ。

ブラジルでは赤ちゃんの時にお祝いして付ける、お母さんからの大切な愛の贈り物で、体の一部だという。

温泉での外国人に対する考慮なども紹介し、「君はどう考える?」と視聴者に問われる。

 

一方的に、こうしなさいでなく、どう考える?と自分の頭で考えるという事。

これは、今の時代に忘れられがちな、たいへん重要なことですね。


PTNAピアノコンペティションおめでとう!

2015-07-15 13:43:29 | ピアノ・ソルフェージュ

先週末のPTNAコンペティション、暑い中お疲れ様でした。

 

今回受験の4人の皆さん、おめでとうございます

検定合格

Aちゃん Mさん(高学年からは敬意を払って”さん”付けにいたします

 

すてきな演奏でした。

 

そして、K君 T君は、予選通過いたしました

 8月の本選に向け、また練習に励みましょう

 


弓弦羽神社

2015-07-13 00:47:05 | フィギュアスケート

ポートアイランドの行きしに、はるばる北海道から来た知人と弓弦羽神社にお参りしてきました。

 

ここには、羽生結弦選手を応援する絵馬がいっぱい掛かっています。

そして、前日には本人が来て絵馬を奉納されたのでした。

知人の絵馬をお隣に並べて。

 

応援へのお礼も、このように忘れず・・・

 

この神社は、サッカーの聖地でもあり、澤穂希選手奉納の絵馬もあったようです。

私は見つけられませんでした。


ファンタジー・オン・アイスin神戸その2

2015-07-10 23:56:32 | フィギュアスケート

第2部

「アメージング・グレイス」岡本知高さんと安藤美姫、

「Time To Say Goodbye」サラ・オレインさんと岡本さんのデュエットとジュベール。

「トゥーランドット~Nessun dorma(誰も寝てはならぬ)」 岡本さんとステファン・ランビエールのコラボ。

会場中に響き渡る歌声と、躍動する美しいスケーティング。 

終盤、知高さんの迫力ある歌い上げ、それに見事に呼応するランビ様の至上のスピン。

感動的でした

 

もう、次々豪華すぎてクラクラ・・・。 

コラボの事ばかり書きましたが、まだまだ、ほかの演技のどれもこれも素晴らしいのです。

 

最後に、羽生結弦、今季のエキシヴィジョン「レクイエム」(東日本大震災 鎮魂曲 「3.11」)。 

作曲は松尾泰伸さん。 
(経歴見ると、私と同じ年で大阪芸大作曲科だって? もしかして・・・。) 

何か見てる間、無我夢中で、あまり覚えていない。

明日のTV放送で記憶を取り戻そう 

エンディングは、岡本さんの「ボレロ」で全員の群舞。 

よくTVのフィギュアスケート放送で耳にします。 

これは、生exclamation 迫力が違いました。 

 

私が行ったのは夜公演ですが、この日のお昼の公演では、氷に傷があり、途中で修復することになったらしいです。

福間洸太朗さんは、ピアノで突然「バラード1番」を弾き始め、修理後1分で終わるようカットして演奏されたそうです。

その時リンク外では、羽生選手がそれに合わせて踊っていました。

そして、翌日の最終公演では羽生選手の希望で、福間さんの生演奏とのコラボ「バラード」が演じられたんですって

 

明日の放送が楽しみです

(もっとも、明後日のコンペに備え、明日はみっちりリハーサル・・・


ファンタジー・オン・アイスin神戸(一番下に追記あり)

2015-07-10 16:04:01 | フィギュアスケート

楽しみにしていたアイスショー(神戸ポートアイランド・ワールド記念ホール)に行ってきました。 

羽生選手の人気で、近頃なかなかチケットを取るのも難しくなりました。

 

出演アーティストは

ソプラニスタ:岡本知高(四大陸ではオープニングで国歌斉唱の後、私の前の席に!)

ピアニスト:福間洸太朗(ドイツ在住、新進気鋭のピアニスト)

バイオリニスト:エドウィン・マートン(ハンガリー) 

歌手:サラ・オレイン (バイオリニストで作曲も)

 
出演スケーターは

海外からは、

ロシアから、エフゲニー・プルシェンコ

スイスから、ステファン・ランビエル

アメリカから、ジョニー・ウィアー

フランスから、ブライアン・ジュベール、キャンデ・ロロ 

カナダから、ジェフリー・バトル、ディハメル&ラドフォード

チェコから、トマシュ・ベルネル

スペインから、ハビエル・フェルナンデス

 

日本からは、

織田信成、宇野昌磨、羽生結弦

鈴木明子、安藤美姫、青木裕奈

 

・・・・と、超豪華 

 

オープニング~ベルネル、ジョニー。

サラ・オレインさんとのコラボです。

時にはバイオリンを奏で、繊細で美しい声は、氷上の演技に非常にマッチしていて、うっとり

 

ピアノニストの福間洸太朗さんは、スイス・ジュネーヴで、ステファン・ランビエルとご縁があり、このショーへの出演が実現したそうです。

なんと、お父様が佐藤信夫コーチの元にいらしたこともあるという、大のフィギュアスケートファンでもあります。

福間さんとコラボしたのは、

鈴木明子さん(ドビュッシー「月の光」)

安藤美姫さん(溝上日出夫「子守歌」)

ステファン・ランビエール(ラフマニノフ「前奏曲ト短調 作品23の5」)

私の席は、ステージから遥か遠くで、双眼鏡が手放せませんでした。

でも、スケーターの素早い滑りは双眼鏡では捉えられません。

そこで、右目で双眼鏡を覗き。左目では裸眼でスケーターを追うという、至難の技をやってのけました

福間さんの澄んだ音色の美しさ・・・

アッコさんの、美姫さんの、ステファンのそれぞれ個性ある演技にうっとり・・・

 

羽生結弦選手の今季フリースケーティングの披露もありました。

昨年の「オペラ座の怪人」があまりに印象的だったので、どんなプロを滑るのか、興味津々でしたが・・・

何と、「SEIMEI」陰陽師の安倍晴明。

 

ベテランらが次々登場する中、若い勢いのある現役選手の演技は、云わゆる「キレッキレ」でやはり素晴らしい

 

さて、第1部の最後。

バイオリンのマートン氏が、リンクの真ん中に、かのプル様と共に降り立っています。

プッチーニの「トスカ」とルチアーノ・パヴァロッティの「カルーソー」、トリノオリンピックのEXの再現です。

キレの中に重さもある、濃厚なコラボの熱演に、足を挫いてずっと立てなかった私も遂にスタンディングオベーションいたしました。

 

長くなるので、第2部はまた後日

↓サラ・オレイン姫と、王子(?)

追記

明日、7月11日(土)13:00~BS朝日でファンタジー・オン・アイスが放送されます!!


七夕リトミック

2015-07-10 01:49:52 | ほんわかリトミック

7月7日七夕

  

「お友だちがたくさんできますように。」

「いつもニコニコすごせますように。」

「元気でいますように。」

 

七夕をテーマにリトミック。

織姫さんになったり、牛飼いさんになったりしましたよ

お星様も光ってましたね

願い事を短冊に書いていただいたのですが、お子様へのお母さんの想いが一言に凝縮されていて・・・

私も、生徒さんたちの健やかな成長を願わずにはおれません。


第2回公開レッスン

2015-07-01 13:02:15 | ピアノ・ソルフェージュ

先日、原田敦子先生の勉強会の公開レッスン第2弾が行われました。

長島音楽教室からは、小2のK君、T君と、小3のNちゃんが参加。

聴講された方には動画を準備中です。

 

K君、T君は連弾を見ていただきました。

1曲目はリズムの楽しい曲で、プリモがK君、セコンドがT君。

ポイントをしっかり教えていただいて、素敵な演奏になりました。

2曲目は入れ替わって、プリモがT君、セコンドがK君。

こちらは、柔らかく、全く違う演奏をします。

役割も逆になるので、いい勉強になりました。

 

Nちゃんは、おとなしくて、とてもいい子なのでそれが演奏に出てしまう。

あんなレッスンがあるなんて!

Nちゃんの力を引き出す、分かりやすくて、思い切った方法。

そしてまたも、目からうろこ(耳から耳栓?)ばかりのレッスンだったのでした。

 

午後は、T先生の生徒さんたちでした。

穏やかで優しい原田先生が、最後の大学生さんには厳しい指導をされたのが印象的です。

(もっとも言葉はいつも穏やかで、内容が素晴らしいのですが。)

私も12月のクリスマスコンサートで演奏する予定の曲なので、とても勉強になりました。