長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

勉強会

2009-10-30 09:57:05 | ピアノ・ソルフェージュ
昨日は、京都にて尊敬するH先生の勉強会でした。

毎回ながら、H先生の音楽に対する掘り下げた研究は素晴らしい。
どんな曲も歴史的背景を徹底的に研究され、その作曲者の他の分野の曲(管弦楽・声楽曲など)の楽譜やCDも用意して紹介して下さるので、まず、曲の根っこ・土台をしっかり捉えることができる。
それを如何に表現して行くか、そのためには具体的にどのような奏法を使えば効果的か、を考えていくのです。

帰り道は、身体中が何だか音楽に満ち満ちて、この曲のここ、○ちゃんにこうやって教えたらいいな、とか考えたりします。
何度も乗り換えるもまた楽しくなるのが不思議です。

さて、10月ももう終盤。
わが教室も12月のクリスマス・サロン・コンサートへ向けて、レッツ・ゴー







入院生活

2009-10-23 16:38:54 | ピンクリボン運動
その2「凝り性」の続き)

2003年6月下旬から入院生活が始まりました。
教室の方は、7月は早めの夏休みと言う事でお話し、皆さん、幸い快く承諾して下さいました。
家の方は、中3・小4の娘、夫、父に任せるしかありません。

入院病棟は、乳腺外科と形成外科の階でした。
乳がんの人だけでも20人はいて、順々に手術を受け、リハビリ、抗がん剤、として行くわけですが、先にする人を送り出し、した人が次の人にアドバイスし、励まし合い、心強いものがありました。

部屋割は、初めにアンケートがあり、それを基に決められたようです。
私のいた4人部屋は看護師詰所やロビー・給湯室から一番遠くの奥の部屋でした。
どうも、元気&ボジティヴ部屋だったみたいです。
病状、各先生の事、毎食の献立、自分の事、家族の事、好きな俳優さんの事、他の部屋のこぼれ話、話題も笑い声も尽きません。
私は一番年下だったので、子育ての事なども色々教えてもらいました。
リハビリも皆で励まし合ってしました。
朝、体操をしようと言う事になり、私が「チャンチャーチャ チャチャチャチャ♪」とラジオ体操第1の歌を口ずさみ、皆で「おいちにっさんしっ」としたり・・・。
お一人が着替えて遠くまで散歩して来て(元気~)、向こうの方に蓮池があったとのこと。
翌日、私も別の部屋の少し若い人と早朝5時に(真夏でしたので)待ち合わせて、その池まで散歩に行ったりしました。
術後はその位の方が回復が速いと言う事で、よく動きました。

しんどかったのは、やはり抗がん剤でしょう。
吐き気や、白血球の値が極端に下がったり、髪が抜けたり・・・。
でも、これも先輩が色々教えてくれたし、清掃の方も快く始末して下さって何とか耐えることができました。

1回目の抗がん剤を終えた頃、既に8月になっていました。
娘のコンクールで一度、日帰り帰宅はしましたが、流石に家のことや教室の事も気にかかります。
アレルギーがあるので、先生はもう少し様子を見ようと思われていたようですが、退院する事にしました。

(その4へ続く)





凝り性

2009-10-12 15:28:50 | ピンクリボン運動
その1 の続き)

毎年、10月1日は ピンクリボンデー(乳がん検診の日)です。
ピンクリボン運動
(運動強化期間中、あちこち、例えばyahooにもこんなページができています。)
毎年、東京や神戸では、東京タワーなどがピンクの照明になったりしてキャンペーンが行われます。
残念ながら、大阪ではこういう事はしてないようです。

さて、題の“凝り性”ですが、私はどうも凝り性のようです。
教材研究をし出すと、時間の経つのを忘れ、とことん追求しないと気が済みません。
リトミックの教材も、いくつも用意したり作ったり、作り直したりしています。
今テスト期間中の次女に訊かれた、化学の中和やPHの問題にも「もういい・・・」と言われるまで、のめり込んでしまいました。

そんなわけで、乳がんについても、ついつい、とことん調べて取り組みました。
その上T先生は、とても分かりやすく、ホワイトボードに書きながらゆっくり時間を取って説明して下さるので、安心してお任せすることができました。
説明は、検査結果、これからの治療方針についてです。

腫瘍は直径2,5cmで、初期と言えるほど小さくはなかったのですが、取りやすい位置にありました。
周りを数cm幅で取り除き、断面を電子顕微鏡で観察し、残っていればさらに1cm幅で取り除く、との事。
手術中、リンパ節転移有無は、センチネルリンパ節をまず取って確認。
手術は4時間位かかり、手術した側の乳房は半分ほどになりました。
リンパ節に転移していたので抗癌剤治療が、温存手術だったので放射線治療が必要となりました。

(その3に続く)



リトミックも運動会

2009-10-08 12:29:47 | ほんわかリトミック
大型の台風18号も過ぎ去り、めっきり秋めいてきました
インフルエンザ、台風のWパンチで、地元小学校の運動会は延期続きです。

そんな中、今週のほんわかリトミックは運動会
お母様のご出産でお休みだったKちゃんも今月から戻って来られました~。
おめでとうございます
そしてKちゃんお帰りなさい

つなひき、玉入れ、ボール運び、お菓子取り競争、カエルさんも頑張ってましたよね

最後に、金メダル授与式
運動会気分、味わえたかな?
運動会代休で来てくれた、Aちゃんのお姉ちゃん
色々お世話してくれてありがとうね~

心配なのは、来月予定の遠足。
この台風で、どんぐりが全部落っこちちゃったかも


ピンクリボン運動

2009-10-03 16:44:46 | ピンクリボン運動
定期検診に行ってきました。
今までかかっていたのはH大病院だったのですが、主治医転勤のためM病院へ。
太陽の塔見ながらモノレールだったのが、大阪城見ながら環状線に変わりました。

今年で6年になります。
お風呂で洗ってる時、胸のしこりに気付き、市民健診で申し出ることに。
市民保健センターでは、超音波で診て、すぐ大きな病院の外科で診てもらうようにとの事。
まずは近くの病院で、超音波、マンモグラフィー、CT、MRIの検査を受けました。
それと共に細胞診、これで確かな診断が出ました。
直径2,5cmの乳がんでした。

セカンドオピニオンに、いくつか病院を回りました。
幸い近隣には大きな、いい病院がたくさんあります。
H大病院にしたのは、
・最先端であり専門医が何人もいること
・待ち時間がはっきりわかるような配慮をしてくれたこと
(どこも待ち時間が大変なのです)
・入院しても過ごしやすそうなこと
(病棟が綺麗で、壁に絵がたくさん飾ってあり、食堂や売店が充実、中庭が広く散歩できる)
・モノレール1本で行けること
など。
しかし、1番の決め手はT先生でした。
心を許したくなる優しい笑顔。
時折見せる、厳しい顔。
小柄ながら、がっしり逞しい体。

そして、更にオピニオンを求めに行こうとする私に
「もう大阪を代表する病院にはすべて行かれました。
これ以上時間が経つと早期発見した値打ちが無くなる。」と。

手術は1か月位先の夏休み近くの予定でしたが、キャンセルが続き思いの他すぐになりました。
(後でキャンセルした人が同室に相次いで入院して来られ、理由が分かりました。
1人目は心筋梗塞を起こして先にその治療をされ、2人目は準備ができてなかったからだそうです。)
長女が中3の受験期で、期末テストにもかかるので躊躇しましたが、先生に時期を逃さないように勧められお受けしました。

その2「凝り性」へ続く