長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

平城京遷都1300年

2010-05-31 01:44:44 | 日記
そうだ、奈良へ行こう。
次女が遠足で奈良へ行って来たので、私もレッスンがお休みの日、思い切って行ってきました。

近鉄奈良駅からすぐの興福寺。

五重の塔のすぐそばに   いつも立ってる男の子
  あれは阿修羅の像      何見てる
  手を振り上げてどうするの  登っておいでよ 塔の上

“NHKみんなのうた”お国めぐりシリーズ「奈良・塔の春」
子どもの頃、この曲にとても惹かれた。
今思い浮かべてみると、拍子も変化するし、和旋律が取り入れられてるような。
終わり方も面白い。

ここには、話題になった阿修羅像がおわします。
まず、東金堂と五重塔の大きさと古めかしい貫禄に圧倒されました。


離れないと写真に収まりません。

現存するのは、この二つのみ。
焼失した他の伽藍は、現在復元が進められています。
災害を免れた物は国宝館に多数展示されています。
阿修羅像ばかりクロースアップされていますが、八部衆の一人です。
後の7人は武装していますが、阿修羅像は確かに、慈悲深い、澄んだ潤んだ目で見つめています。
真前でいつまでも、まじまじ見てしまいました。
東京なんかでは、大変な混みようだったようですが、ここではゆっくり見る事が出来ました。

外では、鹿さんたちがくつろいでいます。


次に奈良国立博物館の、大遣唐使展へ行きました。
遣唐使歴史で出てきた何とも懐かしい響き。

薬師寺の聖観音菩薩像の横に、その元になった唐の観音菩薩像(ペンシルバニア大学博物館蔵)が、1300年後の今、初めて並んで立っています。
アメリカからはでひとっ飛びで、観音様もさぞびっくりされたことでしょう。

歴代の遣唐使が西安の市で買い集めた物や、弘法大師(空海)が持ち帰った密教法具などもあり、持ち出す経典の一覧が書かれた申請書も展示されていました。
よく、千何百年も取ってあるものです

個人的に嬉しかったのは、隋書の「日出處天子」の文を目にした時。
おお、「日出処の天子」
聖徳太子が遣隋使・小野妹子に託した「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや」の事じゃないですか
(愛読書「日出処の天子」)

遣唐使のメンバーには琵琶の演奏家もいて、名手を紹介してもらい、楽譜を沢山書き残してる巻物がありました。
もちろん縦書きで、漢文の帰り点のような物が書いてあります。
世界最古の琵琶の譜面というブログを見つけましたが、どちらが古いのでしょう?

面白かったのは、吉備大臣入唐絵巻。
吉備真備が唐で捉えられかけたが、唐から帰還出来なかった阿倍仲麻呂が乗り移った鬼に助けられ、難題を切り抜けて行くという物語。
飛行の術で雲に乗って飛んで行ったり、碁石を飲みこんで勝負に勝ったり、奇想天外。
柱の陰から覗いてる真備と鬼がちょっと可愛かったり、困惑する唐の役人の絵もユーモラス。
途中に休憩がてら、座って大画面で解説が見れる所がありました。
大正時代まで日本にあったけど、オークションに出されて今はボストン美術館にあるそうです。

こうやって実物を目の前にすると、遠い昔のお話であった遣唐使が本当にあった事として迫ってきて、とても価値のあるものでした。
当時の事ですから、遭難したり、漂流先で襲われたり大変危険で、向こうで没したり、無事帰れなかった人も沢山いるわけですが、どうして何度も旅に出たのでしょう。
国策に従ったということもあるけど、やはり憧れの先進の地だったのでしょうね。
唐からも、鑑真のように苦労して渡って来た人たちがいます。

私が初めて外国に行ったのは、24歳の時。中国でした。
本当は西安に行きたかったのですが、ツアーの都合で内蒙古になりました。
西安ではなかったけど、多少なりとも文化のルーツを辿ることができ、貴重な経験となっています。
この時の事は長くなるので、またいつかご紹介しようと思います

バッハ

2010-05-23 16:04:04 | ピアノ・ソルフェージュ
バッハを弾いてると、頭の中や身体の機能がきちんと整理されていくような心地よさがあります。
でも、中には弾いていて今一取りとめのない、掴みどころがないような、弾きにくい感じがする曲もありました。
譜面づらが、同じような音符が並び、取っつきにくい、弾きたくならない、と思っていた曲も

でも、違いました
またしても、H先生の勉強会なのですが、バッハのプレリュードが、こんなにも生き生きとした活気溢れるものだったとは

バッハをもっと弾きたくなって、急いで家に帰りました
もちろん、生徒の皆さんにも伝えたい~

5月のリトミック

2010-05-09 23:47:55 | ほんわかリトミック
今月のリトミックは、連休明けの明日から。
10日、17日、24日です。

春爛漫ということで、に載ってお出かけです。
さて、着いた所には、何が待っているでしょう。(ヒント→

いよいよ新しいテキストにもお渡ししますよ
お楽しみに。

無料体験できます。
お近くの方は覗きにいらしてね

ゴールデン・ウィーク

2010-05-05 14:16:13 | 日記
子どもたちも大きくなってくると、其々予定があります。
やっとゴールデン・ウィーク半ば、次女が体育でテニスをしてるので練習したい、というのと、夫が河川敷でお昼食べたい、というのが一致。
(尤も、バイトや就活で忙しい長女はパスでしたが。)

お弁当持って、河川敷へ。

恐ろしくへぼな我々。
もちろんコートでなく、道端です。
練習成果は割愛しまして
小さな看板の僅かな影で、次女製作のお弁当を戴きました。

サイクリングの人が沢山通ります。
皆さん、ヘルメットやウェアーが本格的。

「ホーホーケキョ」「ピィピィピィピィ」。
鶯(うぐいす)や雲雀(ひばり)の声がずっとしています。
嘴の黄色い、大きめの野鳥がいます。
あ、燕(つばめ)です。
目に留まらない速さでヒュッ、ヒュッと飛んで行きます。
草の間を歩いてる雲雀のカップルは雀よりちょっとスマートで、頭の毛が跳ねています。
草むらに、虫や木の実があるのでしょうね。

いつもベランダから見ている、もしくは聞いているだけだった。
本当はこんなにも生き生きとした野鳥の楽園だったんですね
気候のいい間にもっと歩いてみよう、と思います。

さて、連休最終日の今日はマイカルシネマのレディースディ。
娘と待ち合わせて、「のだめカンタービレ」の映画観に行ってきます