長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

Fちゃんもどんどん弾く、変わる

2016-04-27 23:06:43 | ピアノ・ソルフェージュ

Fちゃんも、色んな教材を使ってきましたが、今は

「ファーストレッスンコース2」「こどもの音階練習」「毎日の練習12か月・1」

「ブルクミュラー」から、アラベスク

「ピアノファンタジー ピアノのための小品集1」から、テレマンのジグ

をしています。

 

「毎日の練習12か月・1」。

まず各番Aでは、一音一音を静かにゆっくり置いて、指を整えていきます。

Bでは、4分音符4つと16分音符4つで、タッチのコントロールをしていきます。

16分音符、1つ目と、後の3つはタッチを変えます。

1回の動きで1つ目は↓ 後の3つは 

 

1-B右手下行・左手上行

ソ ファ ミ レ シドレミ(16分音符)│ファ ミ レ ド ラシドレ(16分音符)│ミ レ ド シ ソラシド(16分音符) 

2小節目後半より ラ↓シドレミ

ラシドレミ レミファソラ ラシドレミ

ほ~ら、「アラベスク」!

Fちゃんは、指がしっかりしていて、それだけに力を入れ続け過ぎる傾向にありました。

速さを出すコツを掴むと、どんどん変わってきました。

そして、Fちゃんは、どんどん弾きたくて仕方がないのです。

ブルクミュラーに必ずある、一箇所難しい部分。

そこを早いこと通り過ぎて、上手になったラシドシラに行こうとします。

でも、ここはこの曲のサビですから、あららどないなった?!ってことに。

難しいと思ったら、分析して確かめます。

 

よ~く見たら、意外とそうでもないのです。

 

「ファーストレッスン」

これは著者の原田先生のおっしゃるように、ピアノテクニックのエキスが全て凝縮されています。

コース2の、15.「あわてた ききょう」Gメジャー。

GとDの分散和音が入っています。

左のページでは、右手でも左手でも同じメロディを弾きます。

なぜかFちゃんは、左右を同時にユニゾンで弾くのが気に入っていて、いつも勝手にどんどん弾いてしまいます。

 

そして、テレマンの「ジグ」Gメジャー。

前半最後にD、曲の最後はGの両手でのユニゾンの分散和音。

あれ?もうここできるじゃないですか。

 

色んな分散和音が出てきますが、ハタ(絶対音感の練習)でしてるので、知ってる和音ばっかり。

どんどん弾きます。

8分の6拍子、3つの8分音符のかたまりの1つ目と2つ目の間に、いちいちスラーが付いてますよ。

これが「ジグ」っていう踊りのステップ。

初めは手首を動かして何とか付けてたけど、だんだんタッチを変えることで表現できるようになってきました!

今日の最後には、軽やかで美しい「ジグ」になりましたよ

 

同じ繰り返しの音型も、同じ繰り返しでは弾かない。

同じこと何度も同じ調子で言っても、伝わらないもの。

どんどん弾きたいFちゃんは、今日は変化させようと考えながら、どんどん弾いてました。

 

PTNAステップまで後1ヶ月。

皆さん、どんどん弾きましょうね。

やはり、よく考え、そしてどんどん弾く人が上手になります。


どんどん弾く、変わるK君

2016-04-25 13:58:53 | ピアノ・ソルフェージュ

現在、Kくんが使用しているのは、原田敦子先生著「こどもの音階練習」「毎日の練習12ヶ月」(ヤマハ)

ピアノファンタジー ピアノのための小品集1」(ヤマハ)と、「新こどものブルグミュラー」(全音)。

原田敦子 ピアノ基礎テクニック 集中力を育てる こどものおんかいれんしゅう 原田敦子 ピアノ基礎テクニック 毎日の練習12か月 Vol.1 ~うたう指づくり~ (原田敦子ピアノ基礎テクニックシリーズ) ピアノファンタジー ピアノのための小品集1【バイエル程度】 こどもピアノレッスン 新 こどものブルクミュラー 25の練習曲 表現力がぐんぐん育つ!はじめてのイメージトレーニング

今度のPTNAステップでは、「ピアノのための小品集1」からフンメルの「エコセーズ」

ブルグミュラーからは「貴婦人の乗馬」

を演奏します。

 

「エコセーズ」は、随分軽快に弾けてきました。

中間部のバスの“トーン、トーン、トントントーン”と、テナーのビオラのような柔らかさが

~左手ひとつで二つの楽器~出るよう練習しています。

 

「貴婦人の乗馬」は、Kくんがぜひ弾きたいとの希望です。

実は「やさしい花」がPTNAコンペティションの今年の課題曲なので、したかったのですが、

ステップ参加なら弾きたい曲を・・・ということで選びました。

 

毎回、一所懸命演奏するKくん。

どんどん弾きます。

でも、ちょっと待って。

よく聴いて。

今のフレーズ、それでいいかな?

「え?僕どう弾いてたの?」

弾きながら、よく聴いてごらん?

「あ、この音とこの音が、くっついてる。」

気が付いたね、それが聴くということですよ。

 

「貴婦人の乗馬」の中間部には3連音符の音階、半音階が出てきます。

これを全部の音を ↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓│~と弾いていたら、乗馬じゃなくなっちゃいますよね。

↓~~~~↓~~~~│ 言葉や図に描くのは難しいですが、一連の滑らかな動きで、美しい乗馬が表現できます。

よく聴き、何度も自分で弾いて納得してきたKくん。

おーいい感じ。

また、どんどん弾いてますよ。

 

再現部でやれやれと思うのも束の間。

丘を登って行きますよ。

そして、怒涛の音階。

ここで今までの音階練習が、役立ちます。

もうそろそろ、こちらの「音階の練習12か月」か、「プレ・ハノン スケール&アルペジオ」を使いたいですね。

商品の詳細 商品の詳細

 

指を回すのではなく、速く美しく音楽的に弾くテクニックが身に付きます。

今は取り敢えず抜粋で、楽曲の中で試みています。

 

そして、よく聴いて、今のどうだった?という声掛けに

どんどん弾くばかりでなくーーーー

気をつけるようになったKくんは、すばらしく右手上行も左手下行(右手は下行、左手は上行の方が弾きやすいのです)も、結構なスピードで綺麗に弾けるようになってきました。

この曲のすごいところは、左の下行形の16分音符のかたまりが「ン123、12345」になってるところ。

これで、初めての左下行形がぐっと弾きやすくなってるのです。

ブルクミュラーさんは、導入期の子供たちが、つまずかないように考えたのでしょうね

そして、フィニッシュのカデンツがますますカッコよく、いい音になりました。

 

Kくんのすばらしい所はとても前向きで、どんどん弾くところ

ちょっと声掛けをすれば、耳をよく使うようになって、回転の速い頭脳で“どんどん変わって行くところ”も加わりますね

 


ほんわかリトミック♪

2016-04-25 00:22:52 | ほんわかリトミック

明日10:30から、ほんわかリトミック特別レッスンを行います

テーマは「こどもの日」。

参加されるのは1歳さんですので、まずコミュニケーションを・・・

お母さんお子さん

そして、先生生徒さん

とスムーズにして行きたいと思います。

 

そして、拍を感じる基礎となる、お散歩。

でも、まだまだヨチヨチ歩きだったら・・・?

それとも、どんどん歩いて行きたい、活発なお子さんかも・・・?

 

どんなお子さんも楽しく、お散歩しちゃいますよ~

色々教案を考えてたら、ワクワクしてきました

明日、よろしくです

お天気良さそうで、よかった~

 


本を読むとき、あなたは「声」が聞こえる?聞こえない?

2016-04-19 12:34:52 | 絶対音感

http://j-town.net/tokyo/column/allprefcolumn/224446.html?p=all

本を読むときに頭の中で『声』が聞こえる人と聞こえない人がいるそうです。

 

・・・一方で「聞こえない派」も少なくないようで、「文字を目で追うんじゃなく、1ページを見てるって感じ。」であったり、「文字を形としてみて読んでるから音は再生されないみたいなんですよね...」というようにより視覚的なイメージで読書を行っているらしい。

元記事によれば、これまでは誰もが自分の感覚(ここでは読書時の「自分の声」)が当たり前だと思いこんでいたため研究は進んでいないということだが、もう片方の感覚を味わってみたいものである。

さらに私は読書時に現実の周りの様子が見えなくなって、音も限りなく小さくなってしまうことがある。本の世界に入り込んだようになるのだ。皆さんはどうだろうか?(ライター:ファエマ)・・・


こんな記事を見つけました。

私自身は聞こえる派だと思います。

文を書くときも、音声で考えると筆(キー?)が進みやすいです。

もちろん、楽譜を読むのも同様です。

楽譜を見ると、音楽が聞こえてきます。

 

上の引用では略しましたが、「聞こえない方が速読できる」というのも納得。

ざっと楽曲の構成を見るような時は、音声を浮かべてない方が効率がいいです。

でも、ざっと見ても次の瞬間、音が出てくるような感覚があります。

 

自分の感覚が当たり前だと思い込んでいた・・・

というのも共通しています。

私も音大を出たばかりの頃は、当たり前だと思っていました。

ところが中学や小学校の講師になって、普通は聞こえてこないというそっちが当たり前の事実に愕然としました。

私の授業で、当たり前と思ってしてることを、生徒が驚くのです。

そして「分からない」と言うのです。

そして、考え方を、指導の仕方を根本から変えないといけなかったのです。

 

しかし、読書なら聞こえなくてもいいかもしれませんが、音楽はやはり「音」で表すものですから、聞こえるようにして行きたいものです。

その世界に導くのが、私たちの使命だと思われます。

うちのピアノの生徒たちは、レッスンを重ねるにつれ、限りなくこちらの世界に来てくれてるように思いますが、いかがでしょうか?

 

最後にある、「本の世界に入り込む」・・・

音楽の世界に入り込んだら、何時間でもあっという間の私です


リトミック無料体験レッスンを行います!

2016-04-18 15:39:47 | ご案内

来週4月25日(月)10:30~

集まり次第、体験レッスンを行う予定です。

 

今のところ、まだ余裕がありますので、ちょっと見てみたいなぁ・・・

という方でも大丈夫です

ぜひぜひ、メッセージ欄→クリックして、アドレスお送りください。

詳細をお送りいたします

 

幼稚園くらいになったら、ピアノ習わせたいな・・・

とお考えの方

絶対音感は、相対的な聞き方・考え方が始まる前ならば、たのしく遊びながら付けることができます。

一音会のインストラクター経験から、何人もの生徒さんに絶対音感を付けてきました。

学齢期に入り、順調に行かない場合も、様々なアプローチで修正していくことができます。

 

絶対音感レッスンではまず、和音の聴きとりから始めます。

和音なしにピアノの演奏は考えられません。

和音を耳で聴きとり、また頭の中で思い浮かべることができる・・・大きな力になります

リトミック体験にいらした方には、こちらも、無料体験受付しております


春PTNA(ピティナ)の季節

2016-04-07 00:52:49 | ピアノ・ソルフェージュ

今年も春のPTNAの季節がやってきました

 

PTNAとは・・・

The Piano Teachers' National Association of Japan

「一般社団法人全日本ピアノ指導者協会」の略称です。

国内最多の参加者を誇ります。


ここ長島音楽教室からも、春と秋の2回、ほぼ全員がPIANO STEPに参加しています。

更に希望者はコンペティションにも参加します。


着々と準備を進め、そろそろ参加曲選定に入っています。

今年は、皆さんレベルアップして来ていますよ

連続表彰候補も何人かおられますし

 

新しい、素敵な曲を前にワクワクどきどきしてる生徒さんたち。

早く弾きたい!!と、楽譜を見るなり、一生懸命両手で弾き始める生徒さんが多いこと

さぁ、初心を忘れず、しっかり取り組んで行きましょう


桜満開

2016-04-03 13:01:01 | 日記

車椅子の父と共に、緑道公園にて。

 

先週来たときは、まだ半分近くが蕾でしたが、今、まさに満開桜

今日は、近くの高校でも桜のお花見会がありました。

父が楽しみにしていた、茶道部による和菓子とお茶の会は終了していましたが、PTAの方よりコーヒーなどを戴き、吹奏楽部の演奏を聴くことができました。

受付にいた先生が中高校の同級生で、お孫さんを連れて来てて、またびっくり。

 

父は、小さな子供がいると、目を細めて話しかけます。

赤ちゃんたちも、おじいちゃんがニコニコ相手してくれると嬉しそうですし。

よちよち歩いてきたり、手を振ったり笑ったりすると堪らないようで、いつまでも見ています。

老人ホームと保育所がいっしょになった所もあるそうですが、お互いにとてもいいことですね。

 

リトミックの生徒さんたちを見ていても、色んな世代の人が周りにいて関わるということはとても自然で大切なことだと思います。