三女の症状悪化「医師殺すため」包丁持ち病院に

読売新聞 2014年10月19日(日) 配信

　愛知県警安城署は安城市東端町、無職磯村真沙志容疑者（３４）を銃刀法違反容疑で逮捕し、１７日、殺人予備などの容疑と合わせて名古屋地検岡崎支部に送検したと発表した。
　発表によると、磯村容疑者は１５日午後４時５５分頃、同市の安城更生病院に勤務する医師を殺害しようと、洋包丁（刃渡り２４センチ）を持って病院に押しかけた疑い。時間外受付で面会を断られ、包丁を持って玄関付近にいたところを、同署員に取り押さえられた。
　同署によると、磯村容疑者は、昨年同病院で治療を受けた三女の症状が悪化したとして病院とトラブルになっていたといい、「医師を殺すために病院へ行ったのは間違いない」と容疑を認めているという。