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拘束介護問題、虐待は計95人に

2015-03-12 21:53:15 | 医療と介護
 東京・北区が認定

朝日新聞  2015年3月9日(月 )配信

 東京都北区の高齢者用マンション3棟で入居者が「拘束介護」されていた問題で、北区は6日、新たに入居者75人に対する身体拘束が虐待にあたると認定したと発表した。区が昨年11月時点の入居者159人に対する拘束の状況を調べた結果で、虐待を受けたと認定された入居者はこれで計95人になった。
 北区は2月17日、20人に対する介護ヘルパーらの身体拘束が常態化していたとして、高齢者虐待防止法に基づき虐待と認定。その後もほかの入居者について調査を続けていた。95人のほかに、65歳以下の入居者1人への拘束も確認したが、同法の対象外になるため、障害者虐待防止法に基づく虐待にあたるかどうかを調べている。
 北区は、入居者に介護サービスを提供している事業所を運営する医療法人「岩江クリニック」に、改善策の提出を求めている。

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