共同通信社 2014年10月22日(水) 配信
【パリ共同】フランス原子力庁(CEA)は21日、エボラ出血熱に感染しているかどうかを15分以内で調べられる検査薬を開発したと発表した。近く製品化される。フランス公共ラジオが伝えた。
検査薬は手のひらに収まる大きさで、血液や尿などを使って調べる。発熱などの症状が出ている場合にウイルスの有無が分かる。CEAは「感染が拡大している地域で素早く初歩的な検査が可能になる」としている。
現在、エボラ熱への感染を調べるためには、検体を研究所まで搬送する必要があり、検査自体にも、最短で2時間15分~2時間半かかる。
CEAは8月中旬から検査薬の開発に取り組んだ。フランスは国防省主導で核兵器や生物兵器、化学兵器などの脅威に対応する研究を省庁横断で行う制度を2005年に導入。CEAはザイール(現コンゴ)で流行したエボラ熱ウイルスの研究をしていた。
【パリ共同】フランス原子力庁(CEA)は21日、エボラ出血熱に感染しているかどうかを15分以内で調べられる検査薬を開発したと発表した。近く製品化される。フランス公共ラジオが伝えた。
検査薬は手のひらに収まる大きさで、血液や尿などを使って調べる。発熱などの症状が出ている場合にウイルスの有無が分かる。CEAは「感染が拡大している地域で素早く初歩的な検査が可能になる」としている。
現在、エボラ熱への感染を調べるためには、検体を研究所まで搬送する必要があり、検査自体にも、最短で2時間15分~2時間半かかる。
CEAは8月中旬から検査薬の開発に取り組んだ。フランスは国防省主導で核兵器や生物兵器、化学兵器などの脅威に対応する研究を省庁横断で行う制度を2005年に導入。CEAはザイール(現コンゴ)で流行したエボラ熱ウイルスの研究をしていた。
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