ユタ大学で歴史家故D. マイケル・クインを記念した研究発表会が3/25日開かれた。時差のため、すっかりこちらが夜中に当たる時間だったので、ごく一部だけズームで視聴した。
クインと共同研究に携わったM.ハンクス女史によれば、クインは1993年教会から破門されたが、後に教会の歴史事項に関連していわば和解のような時期があった、という。それは彼にとって癒しの時ではなかったか、と振り返った。教会はクインの研究成果を参考にするため、接触したのであった。もっとも、教会と研究者間の関係は良好/険悪の浮き沈みが続いているとのことであった。
M.ハンクス自身も同じ時にフェミニスト活動のことで破門されていたが、2012年復帰に際しクインから助けられたという。
研究会の中に、学生(おそらく院生。3人)の発表があった。BYUで教会歴史の深堀りは微妙な問題で抑圧的であるが、少しづつ改善に向かって変化していると報告された。報告者のひとりはふとBYUには精神的な痛手意識(トラウマ)がまだ残っていると表現した。
この種の研究会に参加(ネット)するのは久しぶりで、雰囲気が懐かしかった。発表、司会、そして会場で参加した人たちの間に女性が目立っていた。熱心な、そして客観的な研究姿勢が感じられ、突き刺すような姿勢や話し方は見られない。
研究会の名称: D. Michael Quinn, The Life and Times of a Mormon Historian (研究会と訳したが英語では conference )
クイン教授へのインタビューが見れます
↓
https://www.youtube.com/watch?v=fG4ZHIwAmCI&feature=youtu.be
どこかで聞いた名前だと思ったら、過去にNJさんのブログで取り上げられていました。
https://blog.goo.ne.jp/numano_2004/e/d456581cde6228cc6dc4ed35933233d2
みんな英語でしゃべってるけど、字幕が出せるのでかなりわかりやすい、字幕をまとめてダウンロードして、翻訳アプリでほぼ意味がわかります
マイケル・クインにもインタビューするし、FairLDS のメンバーにもインタビューしている回があるし、バランス取れてると思います
こんな良いもの作ってる人を破門するなんて、どうかしてる
捏造開始の間違いだろ