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    聖書でペリシテ人と呼ばれる人々はハムの子孫でエジプト人の子孫に数えられ、カフトルの島から地中海の沿岸地方に来たとされています(創10:13, 14)。それはアブラハムがカナンの地に来るずっと前のことです。アブラハムはカナンの地を約束の地として与えられることになりますが、彼はそれまではたどり着いた地に暫時滞在する「寄留者」という意識を持っていました(創23:4)。 &n . . . 本文を読む

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 10月7日(土)早朝、ガザ地区を実効支配するハマス*がイスラエル南部を奇襲攻撃しました。千人を超える多数の住民を殺害し、強引に人質を取っています。現代社会にあっていかにもひどい蛮行であると言わざるを得ません。  しかし、日本の真珠湾攻撃の場合もそうであったように、何事にもそれを引き起こさせる原因が背後に隠れています。  それはひとえに1947年イスラエルが建国できて以来とってきた対パレスチナ . . . 本文を読む

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 私は若い頃、聖書の約束が実現していると思って、イスラエルの建国を喜んでいました。しかし、イスラエルが国として定着し力をつけるに従って、国土を分け合って暮らすはずのパレスチナ人を圧迫し始めます。  厳しい検問でパレスチナ人を封鎖し、人流と物流を抑制して、分離壁を築くに至ります。さらに、パレスチナ人の領域に住宅を建設し入植政策を推し進めてきました。[イスラエルの入植政策]  [分離壁] [ユダヤ人 . . . 本文を読む

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「パレスチナの声を聴く」(オンライン セミナー)を聞いて    9月28日、ウェビナーで組まれたこのセミナーに参加して、UAWC (農作業委員会連盟)のフアド・アブ・サイフ氏とドゥア・ザーイド女史の話を聞いた。これまで関心を持っていても、あまり知らなかったパレスチナ(西岸とガザ地区)の状況を知ることができた。以下断片的なメモから。(UAWC=Union of Agricultural . . . 本文を読む

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短歌風 嘆歌   〇 73年来の ナクバなければ(なくば)   かくも酷な 一方的破壊 なかりしものを [1日前、イスラエルがガザ地区を空爆. Independent 紙]  現在、イスラエルとパレスチナ自治区(ガザ地区)の間に激しい戦闘が交わされている。5月10日以来のことである。双方のロケット弾応酬に始まり、今日14日の報道ではイスラエルが地上軍の導入に踏み切るということであ . . . 本文を読む

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[この3人は右から左横へ母娘、左から中へ母娘(心の)]  最近昼間に放映されている「トルコ版Mother, (Anne)」を見ていろいろ感じることがあり、少しメモしてみた。  トルコは昔観光旅行で通り過ぎたくらいで、あまり知らない。ドラマの場面に制約された印象でしかないが、思ったよりも西洋の世界であることに少し驚いた。人々の体格や容貌が西洋人である。家屋が立派で調度品、インテリアの様子が上流か . . . 本文を読む

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パレスチナ人の窮状を聖公会の牧師が訴える   ・・ナイム・アティーク著「サビールの祈り」    著者アティーク عتيق はガリラヤ湖から少し南、ヨルダン川沿いの町に生まれたパレスチナ人キリスト教徒で、エルサレム・中東聖公会の司祭である。彼自身1948年イスラエルの占領によりナザレに難民として移住を強いられている。アティークはその境遇にあって読者に証言し訴えている。サビー . . . 本文を読む

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  [1948年郷里を追われるパレスチナ人、難民キャンプの模様] 板垣雄三の記事「ナクバの奈落の底」(「世界」2018年7月号)を読んで、改めて現在中東で進行している不条理を直視することになった。ナクバ  النكبة‎ とは70万人におよぶパレスチナ人がイスラエル建国を境に住んでいた土地を追われ難民となった、その大惨事のことである。  何度かの戦争や戦後の調停を . . . 本文を読む

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[カタールドーハのスーク(市場)。中央の建物はイスラム文化センター。]  3月21日、LDS教会の高槻・茨木ワードが宣教師の発案で催した、「各国文化の夕べ」で中東の文化紹介とイスラム圏に対する私の思いを短く紹介した。 イスラム教徒(ムスリム)は世界の人口で占める割合が増加中である。アジア、特にインドネシアで増加しており、日本でも実習生・研修生の名で増えている。 イスラム教と教徒ムス . . . 本文を読む

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12月9日、大阪十三(じゅうそう)で綿井健陽(わたいたけはる)監督の映画「イラク。チグリスに浮かぶ平和」を観た。全編を通じて痛々しい場面が続き、心が痛んだ。しかし、悲しくも優れたひとつの記録映画である。 . . . 本文を読む

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