モルモン書第一ニーファイ書4章7節以降に、ニーファイが当時旧約聖書に相当する記録を入手するため、交渉が行き詰まり難敵となったラバンを殺害する場面が出てくる。これと類似した物語が旧約聖書外典のユディト記に記されている。当然そのできごとを取り巻く状況や登場人物、目的などは異なっているが、この物語は15世紀以降多くの画家が題材に取り上げて数々の作品を残している。 . . . 本文を読む
1903年に調査結果をまとめた「モルモン宗」と題する報告書が内務大臣に提出されている。結局、特に問題となることは見出されなかった。この間の事情を、國學院大學の杉内寛幸氏が今年3月に発表した論文に詳しく掲載している。 . . . 本文を読む
モルモン書のレッスンを用意していてちょっと注目した個所があった。「人の戒め」(precept of men, イザヤ29:13) であっても、聖霊の力によって与えられたものがある、と読める聖句が第二ニーファイ28:31に加えられていることに気付いたからであった。 . . . 本文を読む