沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

それでも夢を!

2020年07月10日 | 日記








今日、番組が放送されました。沼津西にきてはじめて送り出した卒業生の鈴木穂波選手の番組です。
彼女は、フェンシングでオリンピック出場を目指して、努力を積み重ねています。
パワーがありあまる元気な高校生でした。彼女は、中学生の時、オリンピックのソフトボールの上野選手の活躍を見て、みんなにパワーを届けられる人になりたいと思い、夢ができました。そこから、頑張り活躍しましたが、スポーツ界はそんなに甘くはありません。もちろん、世の中全てが簡単には進まないのです。
そのような時に、教育実習があり、彼女と再開しました。
オリンピックを目指す。
私にとっては、そのような彼女の姿は刺激的でした。
しかし、彼女は、夢に向かう素晴らしさをわすれかけていました。
その時、たまたま近くに居合わすことが私はできました。

夢に向かうことの素晴らしさを語ることができなければ、指導者にはなれません。
現実から目を背けて逃げてしまっては、大切なことを感じる機会を失います。
守ることとは違うと思います。
子供たちの人生は、子供たちのものです。決めるのは、本人達です。
しかし、周りの人が、夢を語らなくて、何を感じるのでしょうか。
挑戦することの素晴らしさをもっともっと感じてもらいたい。
高校生は、それが許される時です。

今回、改めて、その事を思い出す機会を番組にはいただきました。ありがとうございました。
また、穂波選手からはパワーをもらいました。何もできない先生ですが、応援し続けていきます。


TG v s吉原

2020年07月05日 | 日記








代替大会前、最後のトレーニングゲームを吉原高校とさせていただきました。
雨でピッチコンディションが変化する中、やりたいプレイとやらなければいけないプレイの判断が困る選手がいました。
サッカー理解につながってきます。
相手とサッカーする。
勝利を目指してプレイする。
その中で、その状況の中で、どのプレイを選択するかを、まだまだ考える必要があります。
また、どのような試合展開になろうと最後までピッチのなかで全力でやりきらないといけません。
それではじめて成長に繋がるし、それが、 沼津西スタイルです。


覚悟

2020年07月02日 | 日記


この写真を見て、何をかんじますか?

これは、女子バレー部の練習後の選手ミーティングです。
キャプテンが中心となり、真剣に話しあっていました。
みんなの姿勢を見て、覚悟を感じます。
心一つを感じます。
女子バレー部は、今週末、インターハイに代替大会を迎えます。チーム全員で闘おうとする姿を見て、毎日、刺激をもらいます。
彼女たちの挨拶の素晴らしさから、応援したくなります。
人間の心理は間違いなくそうなるのです。
頑張ってほしいと心から思います。

もし、それを感じることができないなら、素直な心を失っています。悲しい限りです。

試合である以上、結果はでます。
どのような結果であれ、彼女たちに残るのは、本物の充実感でしょう。一生の宝物になることを願っています。

感謝

2020年07月01日 | 日記
「感謝」の気持ちというのは、本当に大切なことだと思います。
「当たり前」の対義語が「感謝」です。
「当たり前」とはあることが常のもの。つまり対義語は、あることが常ではないということです。
あることがないもの つまり ありがたきもの
すなわち「ありがとう」の感謝の気持ちです。

「感謝」の気持ちを持ち続けるのは、なかなか難しいことです。
なんとなく生活していると気づかないことがたくさんあります。
子どもの頃から、大人に「感謝しなさい」と教えられてきたと思います。
いろいろな本にも「感謝しろ」と書かれていたりします。
「感謝しろ」といわれても「どうやって感謝する気持ちになれるのか」と教えてくれる人はいません。
どうやって感謝することができるのかわからない人に、「感謝しろ」といっても伝わらないのです。

調べてみると、

お釈迦様は、「知恩」、「感恩」、「報恩」の3つを教えられています。

「知恩」とは、自分が支えられていることに気が付くことです。
「自分は、誰にも頼らずに生きている」と思っていても、間違いなく自分だけの力では生きていません。必ず誰かの助けを受けています。

自分がいろいろな人や物に支えられていることを知れば、「ありがたいな」「うれしいな」と感謝の心がわいてきます。
感謝ができないのは、そもそも自分が受けている「おかげ」を知らないからです。
だからまず「知恩」(自分が支えられていることを知る)が最初です。
支えられていることを知れば、ありがたいなと感謝の気持ちがわいてきます。これが、感恩ということですね。
ありがたいなという感謝の気持ちになると、「自分を支えてくれた人のために頑張ろう」という気持ちになります。これが報恩です。
知恩から感恩、感恩から報恩とつながります。

まずは、知恩が出発点ですから、様々な支えを受けていることに気づくことから始めましょう。

サッカーができる喜び、
学校生活を送れる喜び、
普通に生活させていただける喜び、
教えていただける喜び、
考える機会を与えていただける喜び、
仲間がいる喜び、
叱ってくれる喜び

たくさんのおかげがあります。
気づかないで、わがままな主張ばかりしているうちに、周りはいなくなります。
自分が中心にいるつもりでいたら、仲間はいなくなっていきます。
陰で文句言ってばかりいたら、自分が言われている存在になります。

そこに気づくのがいつかで、未来は変わっているかもしれません。