沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

川崎F・大久保嘉人「国見で培われた妥協しない精神力」

2013年08月30日 | 日記

 

川崎フロンターレの大久保嘉人選手の少年時代をお伝えします。中学進学と同時に親元を離れて、寮生活の中でサッカーを続けていった大久保嘉人選手の中学・高校時代について詳しくお話を伺いました。

――その後、国見高校へ進学しましたが、それは当初から考えていたことだったのですか?

「実は東福岡に行きたいと考えていました。当時、東福岡は選手権でも良い成績を残していましたし、何よりも、地元の福岡だったので。でも、いろいろな条件が足りず、国見でプレーすることになりました。(国見高校の)練習はすごくきつかったですよ。1日に想像がつかない距離を走ることもありました。試合をして、クーパー走、その後また試合を行って、寮までの12キロをランニング。みんなお腹が減りすぎて、寮にたどり着く前にダウンしてしまうことも多々ありました。そんな時は、コーチが寮からご飯を持ってきて、それを食べて、また走って帰るんです。今、考えるとものすごい練習量ですよね。よくやったなと思いますし、今なら到底できないと思います(笑)。でも『もう1回やれ』と言われたら、やるでしょうね。あの時のメンバーでもう一度やりたいです(笑)」

――高校時代に養われたものとは?

「どんなことにおいても妥協をしないということ。走りにしても、何にしても、少しでも手を抜いたら負け。やはり、いざ“やらないといけない”となった時の、妥協しない精神力は、その頃に身に着いたものなのかなと思います。最初はずいぶん妥協して、よく『もう、無理』とか『ついていけない』と言っていましたけどね(笑)」


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