今日は、毎年春休み恒例の奉仕活動を行いました。
ゲームの依頼があり全員で行うことができませんでしたが、貴重な機会になりました。
日頃使わせていただいている教室の椅子や机の点検、トイレ掃除、階段の窓掃除、洗面所の前のマット掃除、昇降口のロッカー整理を行いました。
日頃の掃除などで気づかない場所や手が回らない場所をいかに丁寧に行うことができるかです。
嫌嫌やっていては、新たな気付きを得ることはないでしょう。
真剣に掃除をするといろいろな力を手に入れることができます。
「謙虚な人になれる」
どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできません。
人間の第一条件は、まず謙虚であることです。謙虚になるための確実で一番の近道が、掃除です。
「気付く人になれる」
世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないかです。
無駄をなくすためには、気付く人になることが大切です。
気付く人になることによって、無駄がなくなります。
その「気付き」をもっとも引き出してくれるのが掃除です。
「感動の心を育む」
感動こそ人生です。できれば人を感動させるような生き方をしたいですね。
そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一です。
人が人に感動するのは、その人と手と足と体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動します。特に、人のいやがる場所は最高の実践道場です。
「感謝の心が芽生える」
人は幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せになれます。
その点、掃除をしていると小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。
「心を磨く」
心を取り出して磨くわけにいかないので目の前に見えるところを磨きます。
特に、人の嫌がる場所をきれいにすると、心も美しくなります。
人は、いつも見ているものに心も似てきます。
これは、鍵山秀三郎さんのお話を参考に沼津西の生徒に伝えていることです。
本当に奉仕の心を身に付け、いろいろな力を身に付けてもらいたいと思います。
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