沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

スポーツには社会課題を解決するヒントが詰まっている

2020年04月22日 | 日記
本校でもチームビルディング講習会を開催していただいたこともある東京電機大の福富先生のお話を転載させていただきます。

OBも、大学でご指導していただいていますが、指導者資格の講習会の講師もされる先生のお話は、毎回、学ばせていただくことばかりです。

以下転載

本当に山ほどの大切なことに気づかされる毎日を送っています。
ここでは、大学教員として、僕がサッカー部員に伝え続けていることのうちの、2つを聞いてほしいです。

【①サッカーに敵はいない】
1人でボール蹴っても、筋トレしても、走り込んでも、やっぱり試合の楽しさには遠く及ばない。いま、みんな試合がしたくて仕方ないはず。
サッカーやるには仲間が必要だってことに気づかされる。味方だけでも試合はできない。だから絶対に対戦相手を「敵」と呼ばない!大好きな試合をやるために欠かせない存在のことを、敵と呼ばない!対戦相手と呼ぼう!
大好きな試合をやるには審判だって欠かせない存在。審判に文句を言うのもやめよう!
いま、敵と呼べるのはコロナ。

【②自由を正しく扱える人になる】
緊急事宣言で、私権の制限が話題になっている。きつく縛られなくても(自由を与えられても)、自制心があればきっと乗り越えられる。
よくサッカーは自由なスポーツといわれるけど、チームの方針や規律の範囲内での話だ。
やりたいプレーとやるべきプレーを区別できてこそ、サッカー選手だ。つまり自制心。自由が与えられても、常にやりたいプレーとやるべきプレーを天秤にかける!
いま、世界が日本を心配しているけど、世界を驚かせるチャンスだと思う。私権制限しなくても、日本は自制心でコロナに打ち勝った!と笑って言える日がくることを一緒に目指しましょう!

サッカーは色々なことを教えてくれます。僕はサッカーに置き換えていますが、他のスポーツも同じだと思います!