長距離走大会が愛鷹広域公園で行われました。1月から体育の授業で練習を積み重ねてきました。そして、本番をむかえました。
長距離走は、単純に体力があるないを測るものではありません。本当に自分に向き合っていきます。それが見える種目です。
結果は、上位20人の中に、11人が入賞しました。男子の1/4がサッカー部員であるので、妥当な数字であり、頑張ったと思います。
特に、主将の杉本の意地は見た気がします。あまり強くでない男が背中で示したきがします。
気になるのは、終わった後の感じ方が、かなりバラバラです。
力を出しきり、充実感がある選手。
まだ走れたんじゃないかと残念がる選手。
自分の甘さを認識した選手。
言い訳をしたり、その話題から逃げる選手。
自己満足している選手。
授業ではありますが、サッカーのトレーニングにも通じていると話をしてきました。
ですから、担当以外の授業の様子も観察しましたし、本番の様子も観察しました。怪我や体調などのコンディションもいろいろな要素があります。単純に順位だけで判断するつもりもありません。
しかし、そこには明らかな傾向があります。困難な場面や面倒な場面での、その人の行動力や判断力です。
サッカーのトレーニングやゲームにおいても、同じ傾向があります。
それは、その人の信頼にもつながっていくかもしれません。
これは、自分も走ってきたし、20年近く教員として、指導者として見てきた傾向です。
考え方、捉え方で、いろいろ変わっていきます。そこに気付いて行動できる人が、何かを得ることができるのかもしれません。