沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

One for All All for One

2015年04月01日 | 日記
いよいよ4月に入りました。
インターハイまで残りわずかです。

3年生にとって、一つの節目がやってきます。

大好きなサッカーに思いっきり取り組んでもらいたいと思います。

スポーツの世界で有名な言葉として

「one for all , all for one」

という言葉があります。
もともと三銃士の言葉のようですが、ラグビーを中心によく使われます。

私もこの言葉が好きでよく使ってきました。
それは、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」として受け止めていました。

しかし、最近調べてみたところ、新たな発見がありました。

ラグビー元全日本監督、平尾誠二氏によれば、この言葉の訳は間違って伝わっているとの事です。

以下は、引用させてもらいますが、

「All for One」の「One」とは「一人」という意味ではなく「勝利」を意味する“ Victory ”である、のだというのです。

よって

「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」

が正しいと話しています。

これが新たな発見でした。

どんなに優秀な選手でも一人でできることには限界があります。

しかし、チームになれば「1+1」が「3」にも「5」にもなります。
これがチームプレイの素晴らしいところです!!

しかし、それには前提条件があります。

それは「一人ひとりが『自立』した大人である」ことが必要なのです。

つまりは、一人ひとりがきちんと『勝利』に向かって自分の足で立っていること。
チームの一員として他のメンバーに甘えたり、寄りかかったりしない、大人の集団であることが必須なのです。

お互いアマチュアな気持ちでもたれかかっていても「相乗効果」は得られません!!

チームプレイの本質である「相乗効果」とは、一人前以上のプロフェッショナルが集まった時にしか発揮されない。

そうではなく「自立」し、自分の人生に対して真剣に向き合っている人間が集まった時に、初めてたくさんの人を救うことができるのです。
そして、「1+1」が「3」や「5」や「10」になるのだと思うのです。

だからこそ、僕たちはまず自分の足で立つことから始めよう!!!

一人で立てもしないうちから“ All for One ”「一人のために」と、「助けられ合い」をするのは止めよう。

泳げない人は、溺れている人を助けることはできない。

まずは自分の足で「勝利」へと向かって立つ。
そして「相乗効果」を発揮して「勝利」をつかむのだ!!!!!


沼津西高校サッカー部が目指している「応援されるチーム」とは、まさにこの話のことです。

まだまだやれることがあります。

立ち向かっていこう!