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【2024】埼玉県内市町村の待機児童ワースト10-草加市は3位に悪化

2024年07月24日 | 子育て・教育

埼玉県が公表した2024年(令和6年)4月1日現在の保育所等待機児童数について、埼玉県内63市町村を多い順にまとめました。

 

■草加市は前年比3人増で3位に悪化

待機児童数が最も多いワースト1位は、白岡市の36人でした。2位は北本市の32人、3位は八潮市と草加市が同数の24人でした。草加市は、前年度の21人から3人増加し、順位もワースト6位から3位に悪化しました。

9市町で待機児童数が増加している一方、13市町で減少しています。待機児童数ゼロの市町村は、前年から2増えて42市町村となりました。

 

  • 増加:9市町
  • 減少:13市町
  • ゼロ:42市町村

 

 


■県内全体の待機児童数は106人減少

埼玉県全体の保育所等の待機児童数は、合計241人でした。前年の347人から106人減少しました。

埼玉県によると、就学前児童数は29万7385人で、前年より1万379人減少しています。一方、保育所等への入所申込者数は前年より1873人増の14万3486人に増加しています。

埼玉県では、就学前のこどもの人数は減少傾向にありますが、保育園のニーズは増加傾向にあります。

 

■年齢別では低年齢児に集中

埼玉県内63市町村の待機児童数について年齢別の内訳をみると、最多は1歳児の152人で全体の63.1%を占めています。また、2歳児以下が合計227人で、全体の94.2%を占めています。待機児童は低年齢児に集中しています。

 

自治体間で比較できるこの待機児童数は、国の定義に基づき算出された待機児童数です。

草加市が独自に公表している保留児童数(待機児童総数)などのように希望するすべての待機児童や潜在的な待機児童を含めたものではありません。そのため、この公表値だけでなく各自治体の実態を把握した上での個々の待機児童対策が求められます。

 

●埼玉県63市町村の待機児童ワースト順位と推移

  市町村名 2022 2023 2024
1位 白岡市 19 28 36
2位 北本市 23 33 32
3位 八潮市 14 39 24
3位 草加市 13 21 24
5位 朝霞市 21 9 17
6位 狭山市 12 7 16
7位 春日部市 21 13 11
8位 川口市 19 10 10
8位 川越市 8 8 10
10位 蓮田市 5 6 9
11位 新座市 5 5 8
11位 富士見市 21 18 8
11位 入間市 7 14 8
14位 所沢市 33 53 6
14位 上尾市 9 26 6
16位 越谷市 1 4 4
16位 志木市 8 4 4
18位 和光市 10 9 3
19位 吉川市 9 9 2
19位 ふじみ野市 3 0 2
21位 毛呂山町 0 0 1
22位 東松山市 0 20 0
22位 三郷市 22 9 0
22位 蕨市 0 1 0
22位 伊奈町 1 1 0
22位 羽生市 0 0 0
22位 さいたま市 0 0 0
22位 桶川市 0 0 0
22位 加須市 0 0 0
22位 久喜市 0 0 0
22位 熊谷市 0 0 0
22位 戸田市 0 0 0
22位 幸手市 0 0 0
22位 行田市 0 0 0
22位 鴻巣市 0 0 0
22位 坂戸市 1 0 0
22位 秩父市 0 0 0
22位 鶴ヶ島市 0 0 0
22位 日高市 0 0 0
22位 本庄市 0 0 0
22位 飯能市 0 0 0
22位 深谷市 0 0 0
22位 ときがわ町 0 0 0
22位 越生町 0 0 0
22位 横瀬町 0 0 0
22位 皆野町 0 0 0
22位 滑川町 0 0 0
22位 寄居町 1 0 0
22位 吉見町 0 0 0
22位 宮代町 3 0 0
22位 三芳町 4 0 0
22位 小鹿野町 0 0 0
22位 小川町 0 0 0
22位 松伏町 0 0 0
22位 上里町 0 0 0
22位 神川町 0 0 0
22位 杉戸町 3 0 0
22位 川島町 0 0 0
22位 長瀞町 0 0 0
22位 鳩山町 0 0 0
22位 美里町 0 0 0
22位 嵐山町 0 0 0
22位 東秩父村 0 0 0
  合計 296 347 241

※埼玉県の公表データをもとに佐藤が作成。各年度4月1日時点における国基準の待機児童数。

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