草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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水道水の有機フッ素化合物は目標値の10分の1未満-草加市の水質検査

2023年07月03日 | 市政・議会・活動など

7月3日に東京新聞が「PFASを集合住宅の井戸水から検出 相模原市の8カ所で暫定指針超え、最大6倍 東京新聞と京大研究室が共同調査」と報じたことを受けて、私のもとに草加市の水道水についての心配の声が寄せられました。そこで、草加市の水道水についてPFASに関する調査状況をまとめました。

発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS、ピーファス)とは ➡ 「泡消火剤やフライパンの表面加工などに使われてきた有機フッ素化合物の総称。約4700種類以上あり、PFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)などは人体や環境への残留性が高く、健康リスクがあるとされ、国際的に規制が進む。国内では、地下水の暫定指針値をPFOSとPFOAの合計で1リットル当たり50ナノグラム以下と設定。東京・多摩地域では、米軍横田基地(東京都福生市など)周辺の井戸水から高濃度で検出されており、水道水源の井戸40カ所が取水を停止している。」東京新聞より引用

 

■草加市は各浄配水場で年1回検査

草加市役所上下水道部に確認したところ、令和2年度から水質検査計画に基づく水質検査項目にペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)を加えて検査を実施しているとのことです。(下表参照)

水質検査地点は、吉町浄水場(水質検査地点:スポーツ健康都市記念体育館)、中根浄水場(柿木公民館)、谷塚浄水場(谷塚第3水源)、旭浄水場(草加三丁目防災資材倉庫)、新栄配水場(氷川第3水源)の5つの浄配水場に区分し、年1回の検査が行われています。

 

■PFOS・PFOAは目標値の1分の1未満

水質目標値は、厚生労働省の目標値である「PFOS及びPFOAの量の和として0.00005 ㎎/L以下(小数点以下ゼロ4つ)」に設定しています。検査結果は、検査をはじめた令和2年度から4年度までいずれの水質検査地点においても「0.000005㎎/L 未満(小数点以下ゼロ5つ)」で、目標値の10分の1未満に下回っています。

なお、令和5年度の水質検査は9月ごろに実施する予定とのことです。

 

【表】令和4年度 水質管理目標設定項目水質試験結果(令和4年9月5日採取)

※草加市役所上下水道部の資料を抜粋(表をクリックすると草加市上下水道部ホームページの【令和4年度 水質管理目標設定項目水質試験結果(PDF:101KB)】が開きます)

 

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保育所等の保留数(待機総数)が478人に-6月1日時点【草加市】

2023年07月03日 | 子育て・教育

2023年6月1日時点における草加市の認可保育所等の保留児童数(待機児童総数)は478人で、前年同月より120人上回っています。※他市委託含む

年度当初から前年度より100人以上多い保留数で推移。2021年度、2022年度、2023年度と増加傾向が続いています。

 

 

クラス(年齢)別でみると、6月1日時点で他市委託を除く保留児473人のうち、0歳児と1歳児が約8割(376人)を占めています。また、施設別では、第1希望に「さかえ保育園」が集中している状況も続いています。0歳児の保留児童106人のうち58人、1歳児の保留児童270人のうち56人がさかえ保育園です。

 

※保留児童数は「保育所等への入園申込をしているが、理由の如何に問わず入園できていない児童数」です。元々は市基準の待機児童総数として公表されていましたが、2021年度から名称が変更されました。

 

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