「エンジン」の情熱

いつエンジンがかかるか、という話。
稽古場の。

演出サイドがいつエンジンをかけるか。
役者サイドのエンジンがいつかかるか。

最初からエンジンかけてしまうと、長い稽古期間で息切れしてしまうし、エンジンかかるのが遅いと完成しない。

終始エンジンかからないような稽古場ももちろんあって、そういう場合、結果は惨憺たるものだ。


で、なんとなく最近思うのが、「エンジンかかったな」という瞬間がなくて、いつの間にかスピードが上がっている、というのが一番いいなと思うのだ。

「エンジンかかったな」って思う時には、大抵、「やっと」という言葉が前につく。

それはもう、始動が遅いって事なのだ。

早めから、ふかしてないと間に合わないし、いらいらしてしまうのだ。


さて、後一週間で本番。